5月~6月は鳩による住宅被害がピーク!屋根まで対策が必要です

鳩は平和の象徴や縁起物と慕われていますが、日常に溶け込む様に棲息する鳩による被害が各地で起こっています。住宅やビル、公園に神社などあらゆる所に棲み付く鳩・・・
これほど被害が増えた原因の一つに、森林伐採などの影響で棲息場所本来の変化で、行動範囲が広がり都心育ちの鳩が増加したのが原因ではないでしょうか。
その鳩も屋外だけではなく、皆さんの住んでいる場所にはいり込み巣を作る鳩が増え、住み着く事で糞尿の被害によって様々な被害を及ぼし、健康被害にも大きな影響を与えかねません。
今回は、鳩による住まいの被害や対策などをご紹介します。
1.鳩の被害レベル
1-1 鳩被害レベル⓵:休憩鳩

被害レベル⓵の場合は、鳩が羽休めの場所と認識している状態です。
明るい昼間にやって来て、滞在時間が短いのが特徴です。
こちらの段階では、鳩よけ対策をご自身で行う事で、鳩の居座りが予防できる段階です。
明るい昼間にやって来て、滞在時間が短いのが特徴です。
こちらの段階では、鳩よけ対策をご自身で行う事で、鳩の居座りが予防できる段階です。
1-2 被害レベル②:待機鳩

被害レベル②の場合は、休憩が出来る場所として鳩が認識している状態です。餌を待つ間などに、近くに巣作りができる良い場所がないか!と利用するので、滞在時間が少し長くなってきます。
この段階が、ご自身で対策ができるギリギリの段階となってきます。
1-3 被害レベル③:ねぐら鳩

被害レベル③の場合は、ねぐらとして鳩が認識している状態です。
この段階では、昼間だけではなく夜間も滞在するので、大量の糞や騒音等の被害が深刻化します。場所への執着心やなわばり意識が強く、早急に対策を行わないと鳩の駆除が難しくなってきます。
鳩の糞にはアレルギー物質や寄生虫・
この段階では、昼間だけではなく夜間も滞在するので、大量の糞や騒音等の被害が深刻化します。場所への執着心やなわばり意識が強く、早急に対策を行わないと鳩の駆除が難しくなってきます。
鳩の糞にはアレルギー物質や寄生虫・
病原菌などがある為、専門業者にへ掃除や対策を依頼する事をオススメします!
1-4 被害レベル④:巣作り鳩

被害レベル④まで来ると、巣作りに適した場所と鳩は認識している状態です。
被害レベル③を放置した場合に、多くが
被害レベル③を放置した場合に、多くが
レベル④へ移行します。この状態になると、帰巣本能が大変強くなり、ご自身での対処は非常に難しく、巣や卵を移動させる事は鳥獣保護法に反する為、専門の業者へ依頼する必要があります。
2.住まいに発生する鳥害の事例
2-1 事例⓵:軒天に雨染みが発生



たくさんありました。本来、
雨樋は
屋根に降り注いだ大量の雨水をスムーズに寄せ集め
、地面の排水口へと排水する役割があります。これでは、大量に運ばれた木々で雨水がせき止められ、詰まった事で軒先から雨水が溢れ出し、軒天に雨染みが出来てしまったと考えられます。
雨樋は、雨水が軒先・軒裏・外壁に浸透し建物が腐食する事を防いでいる大切な部材です!
▶軒天の雨染みと剥がれは見逃し厳禁!雨漏りや鳥獣被害に繋がります
▶雨樋の詰まりにお悩みの方へ、落葉除けネットがお薦めです

鳥の巣の他にも、金属屋根の広範囲に鳥の糞が落ちていました。
鳥の糞による金属の腐食が問題視されています。
鳥の糞は酸成分が含まれている為
▶金属屋根のチェックポイントとメンテナンス方法
鳥の糞による金属の腐食が問題視されています。
鳥の糞は酸成分が含まれている為
、大量且つ長期間になると金属の腐食を促し、十分な注意が必要です!
▶金属屋根のチェックポイントとメンテナンス方法
2-2 事例②:換気ガラリの外れ

開口部のサイズに合わせ、金属系のサイディングをカットし、周りに板金を取付けます。
中央部に木下地をしっかりビスで取付けておきました。

パネル落下防止の為に、ステンレス針金をくくり付けて、
予めパネル周囲
に
コーキング剤を塗っておきます。
コーキング剤が接着剤の役割になって、窓枠に貼り付ける事ができます。

でしっかり固定し、ステンレス針金を屋根裏の部材にくくり付けておきます。コーキング剤の接着とステンレスビスだけでも、パネルは充分に固定されていますが、万が一外れてしまった場合でも、落下防止の為に、ステンレス針金でも固定を行いました。

今回はイレギュラーな内容ではありますが、費用を抑えて問題を解決したい!と
、お客様のご希望に沿った工事を
行わさせて頂きました♪
▶ちょっと気になる屋根裏・小屋裏(天井裏)の仕組み
2-3 事例③:太陽光パネルに鳩の糞や巣作りが増加しています!

発電
システムの鳩被害が増加しているのです。深刻化しているのが、屋根とソーラーパネルの間に入り込み起こってしまう
巣作りです。羽や糞などが
システムへ
内部に入ってしまうと、故障に繋がる大きな原因となり、鳩が棲み付き糞被害がエスカレートするとソーラーパネルが
汚れ、発電効率の低下に繋がります。鳩対策で多く行われている方法をご紹介します。
『専用の防鳥ネットで対策
鳩の浸入を防ぐ為には、防鳥ネットでがガードする方法が有効です。
市販の
』
鳩の浸入を防ぐ為には、防鳥ネットでがガードする方法が有効です。
市販の
ソーラーパネル専用の製品には、ネットや接着剤など必要な物が全てセットされているので便利です。しかし、取付ける物によっては、太陽光発電システムの保証が受けられなくなる場合もあるので、事前にメーカーに確認する事をおススメします。

防鳥ネットを覆ったが、ソーラーパネル周辺に鳩が飛来する場合には、鳩を
傷つけない程度の弱い電気ショックを与えて、”危険である”と学習させて近付けさせない『電気ショック
』
などの対策を用いる事も検討してみて下さい。高い効果は得られますが
、価格が
高額という難点もあります。
3.まとめ

天敵から身を守り、雨風をしのぐ事ができる場所として、軒先や太陽光発電パネルなどに鳥が棲み付きやすくなります。
鳥の糞は、
堆積する事で衛生環境の悪化を促します。
また巣の堆
鳥が屋根の上によく来るな!と思った時点で、
鳥の糞は、
様々なアレルギー物質や病原体等の有害な成分が含まれており注意が必要です!堆積する事で衛生環境の悪化を促します。
また巣の堆
積によって、雨水の流れが悪くなると、
衛生面だけではなく”雨漏りの原因”になるなど事態は深刻化します。日常では目に触れない”屋根の上
で発生
・進行してしまう為、被害が大きくなってからの対処になるケースが多い傾向にあります。鳥が屋根の上によく来るな!と思った時点で、
できるだけ早く専門業者へ
依頼をして清掃や撤去と言った対策を行う事が、安心且つ低コストで済むベストな選択と言えるでしょう。