熊本市で台風の被害によってテラス屋根が外れた現場の調査を実施
台風の強風により、ベランダテラス屋根の
固定が外れ、テラス屋根全体が
ベランダに落下しています。
後付のテラス屋根のため、固定が弱かった
ことが原因と思われます。
部屋側の窓の間にある飾り柱が
3本ありますが、この飾り柱はアルミ製で
強度としては強くありません。
その飾り柱3本にビスで固定されていた
ようですが、柱の内部は空洞となっていて
ビスが抜けやすい状態でした。
この柱の上部にビスで固定してありましたが
ビスの数も3本で中が空洞ということから
強風にあおられれば、外れてしまうのは
予測できます。
アングル材を使うなり、固定箇所数を増やす
なりをして強風対策をしておくべきでした。
前の柱とテラス屋根の結合部分は
ボルトで固定されていたため
外れていませんでした。
テラス屋根のフレームが
歪んでしまっています。
非常に強い風にあおられたことが
伺えます。
ベランダの構造上、屋根を固定する
箇所が限定的であったため
このように根元から外れてしまいました。
固定部分に横柱を追加し、その横柱を
アングル材で固定。
テラス屋根を柱全体で支えることで
負荷を分散させ、しっかりとした固定が
できるようご提案をさせて頂きました。
営業担当 宮下崇良
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