【熊本市西区】棟板金の貫板交換で釘浮きを修理｜築30年スレート屋根のメンテナンス事例
2025.10.16
こんにちは、街の屋根やさん熊本店です。今回は、熊本市西区のスレート屋根住宅にて、棟板金の貫板（ぬきいた）交換工事を行った様子をご紹介します。築10年以上経過した住宅では、貫板が劣化しているケースも多いです。今回の記事では貫板交換工事の工程に加え、貫板が劣化すると起きるトラブルにつ…
御船町｜大雨でトタン屋根から雨漏りしガルバリウム波板を重ね張り
建物詳細 築５０年以上 木造平屋住宅
屋根の種類 瓦・トタン屋根
相談内容
大雨時にトタン屋根の部分が雨漏りを起こし、天井にカビのようなものができている。
他の修理業者に問合せたがトタン屋根は対応していないと断られて困っていた。
他の業者に断られたという事で、「トタン屋根 修理」で検索してこちらにお問合せくださったそうです。
当店でしっかり点検させていただきます。
▶古くなったトタン屋根に最適なメンテナンスは 塗装か屋根カバー工法か葺き替えか
▶古くなったトタン屋根に最適なメンテナンスは 塗装か屋根カバー工法か葺き替えか
まずは雨漏りしている納屋をを見せていただくと、天井に白いカビができていました。
雨漏りで屋根内部に雨水が浸透し、湿気が多くなってカビが生えたと考えられます。
カビによる影響は住宅の建材が傷むだけでなく、放置すると健康被害をもたらす可能性もあります。
カビは空気中に見えない胞子を飛ばします。
免疫力が弱まっている時や、免疫の弱いお年寄りや小さなお子様がカビの胞子を吸い込むと、アレルギーの原因になったり、喘息や肺疾患を起こす可能性もあります。
雨漏り原因を特定する為、屋根にあがって見てみます。
屋根はほとんどが瓦でしたが、一部トタンを使用されており、そのトタン部分から雨漏りが起こっているようでした。
トタン屋根が全面的に錆びで変色しており、
ボルトが抜けている箇所もありました。
トタン屋根は熱を持ちやすい性質があります。
日中と夜で屋根の温度差が大きくなると、ボルトが緩んだり締まったりを繰り返し、徐々に抜けてしまいます。
ボルトが抜けていると、隙間から雨漏りするだけでなく、屋根の強度が下がってしまう為、台風や強風で屋根がめくれたり、飛散する可能性が高くなります。
継ぎ目や端の方が腐食で欠けていました。
端が欠けていて錆びが進行している事が分かります。
トタン屋根は紫外線や風雨に長年さらされている事で表面のメッキが剥がれてしまい、錆びが発生します。
ひとたび錆びができると、そこからどんどん広がって、全体的に錆びた屋根になってしまうのです。
トタン屋根の継ぎ目に、腐食が進行してできた穴を発見しました。
こういった箇所が何か所かあり、全面的に劣化が進んでいる事が分かります。
小さな穴に見えますが、少しでも屋根に隙間があると雨水はそこから侵入し、雨漏りになってしまいます。
後日、お客様より工事依頼をいただき、工事にお伺いしました。
まずはトタン屋根についていた汚れやゴミなどをきれいに清掃します。
既存のトタン屋根に新しいガルバリウム鋼板波板を重ねていきます。
専用のフックボルトでしっかり固定していきます。
台風や強風で屋根が飛散してしまわないように、約５山間隔ごとに留めていきます。
棟板金の継ぎ目や隙間がある箇所にコーキング材を打ち、屋根内部に雨水が侵入しないようにしておきました。
工事が完了しました！
トタンに比べてサビに強いガルバリウム鋼板を重ね、１日の工事で雨漏りを解消できました。
トタン屋根は軽量であり加工もしやすい金属屋根で、以前は広く使われていた屋根材です。
しかし、その一方錆びやすい点もある為、適切にメンテナンスをしないとすぐに錆びてしまいます。
一度錆びが発生するとすぐに広がってしまう為、トタン屋根をお持ちの方は錆びができる前に塗装メンテナンスを行っていただく事をおすすめします。
▶屋根塗装・外壁塗装で屋根と外壁の防水性を回復させる現在はトタンに比べて錆びに強く、耐熱性や耐久性の高いガルバリウム鋼板の屋根を選ばれる方が多いです。
『錆びにくい屋根に張替えたい』『トタン屋根のメンテナンスをしたい』などのご相談は、街の屋根やさん熊本店にお気軽にご相談くださいね。
▶屋根工事の種類を詳細解説！費用、業者選びのポイントもご紹介
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