熊本市南区乾式工法で棟瓦の補修工事を行いました。
熊本市南区城南町K様邸。築20年の木造平屋建ての住宅です。
熊本地震の影響で、本棟・隅棟のほとんどが被害を受けています。
K様ご自身でブルーシートの応急処置をされていましたが、台所・洗面室の雨漏りがひどく、非常に高く積み上げられた棟が、地震に耐えられず落下したことにより、被害を拡大させました。
今回、地震・台風など災害に強い、棟を積み上げない乾式工法を採用することで施工に入りました。
ブルーシートを取り外し、棟の瓦を撤去した状態です。
天候を考慮し、屋根全体を同時に施工することを避け、棟毎に仕上げていく工程としました。
棟金具の写真です。高さ調整が50mmまでできる仕組みとなっており、上部は棟木材の固定(横からビス打ち)、下部は野路板に固定します。
棟金具と木材を施工した写真です。棟金具は60cmの間隔で施工し、木材を固定しますので、しっかりとした安定感があります。
ハイロール(防水テープ)を施工した写真です。粘着性があり、ここまで工程を行えば、雨漏りの心配はありません。
7寸丸の瓦を葺いた状態です。瓦は、パッキン付の長いビスで棟木材に固定します。黒く見えているのはハイロール(防水テープ)です。
一連の施工により、雨漏りの心配が無くなりました。
更に、地震や台風など災害にも強い屋根に生まれ変わりました。
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