今回は熊本市北区にて、築40年のセメント瓦屋根にお住まいのお客様よりご相談をいただきました。
お話をお聞きすると、「訪問業者が来て、棟瓦が壊れていると言われた」とのことでした。
お客様はそれまで屋根に問題があるとは思っておらず、突然の指摘にとても不安になられたとのことです。
「本当に修理が必要なのか、言われた金額は適正なのか」という疑問から、セカンドオピニオンとして当店にご相談くださいました。

訪問業者に指摘を受けたという「棟瓦」とは、屋根のてっぺんに取り付けられる瓦です。
棟瓦は屋根の頂上にある分、風や地震の影響を受けやすく、たしかにズレや崩れも起きやすいと言えます。
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お客様には屋根の現状を写真でご確認いただき、「現時点で急いで工事する必要はない」とお伝えしました。
のし瓦や平瓦のズレについては説明し、ご希望があれば修理のお見積りも可能とお伝えしたところ、お客様にもご安心いただけました。

お客様から更に詳しくお話をお聞きすると、訪問業者は当初100万円もの工事見積もりを提示してきたそうです。
そして、お客様が即決しなかったところ、なんと最終的には20万円まで大幅に値下げしてきたそうです。

このような大幅な値引きは、実は悪徳業者によく見られる手口の一つです。本来必要のない工事や、適正価格をはるかに超える金額をはじめに提示し、値引きすることで「お得感」を演出するのです。

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4. 「近所で工事をしていた」という安心感を演出

「近くで工事をしていてお宅の屋根が壊れているのを見つけた」など、地域住民からの信頼性をアピールします。しかし、実際は近所で工事をしておらず、屋根の状態も見ていないケースがほとんどです。

5. 無料点検からの不安喚起

「無料で点検します」と言って屋根に上り、実際には問題がなくても「これは危険」と不安をあおります。証拠として見せる写真も、別の屋根のものや加工されたものである可能性もあります。

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訪問営業による屋根工事トラブルは年々増加しており、その手口も巧妙になっています。
普段から信頼できる業者に定期点検を依頼し、「屋根の状態を知っておく」ということも大切です。
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熊本市内で訪問営業関連のご相談が増えているため、1人暮らしのご両親やお知り合いがいらっしゃる方は、ぜひ注意喚起をしてください。

今回のお客様のように、訪問業者に言われた言葉だけで判断せず、信頼できる専門業者の目で確認してもらうことが重要です。
街の屋根やさん熊本店では、屋根工事専門業者の立場で点検を行い、お客様の立場に立った親切な対応・ご提案を心がけています。
無理な営業や訪問営業は一切いたしませんので、ご安心ください。

「うちにも訪問営業が来た」「屋根が壊れてると言われたけど本当？」という方は、どんな小さなお悩みでもお気軽にご相談ください。

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