上益城郡益城町で倉庫の折板屋根と外壁スレートの各所補修工事

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施工事例
上益城郡益城町で倉庫の折板屋根と外壁スレートの各所補修工事

工事のきっかけ

上益城郡益城町のM様より、『自宅前にある倉庫の傷みが激しく、補修を考えているので工事の提案をしてほしい』とご相談がありました。
倉庫の折板屋根は錆びやボルトの抜けがあり、風が吹くとバタバタと音が鳴るのが気になっていたそうです。また、外壁の波型スレートやケイカル板にも割れや剥がれがあり、全体的に劣化が進行している状態でした。

大規模修繕ではなく、劣化した部分の補修をしてほしいというM様のご希望があった為、風で音が鳴る折板屋根にはステンレス製針金で固定を行い、外壁の剥がれた部分には張り替えを行いました。また、割れが小さい部分にはサイズに合わせてカットした波型スレートを重ね張りして割れの補修を行いました。

工事後は屋根のバタバタという音もなくなり、M様にもご満足いただけました。
倉庫は居住スペースに比べるとメンテナンスの機会を逃しがちですが、中にある大切な財産を守る為にも定期的な点検・メンテナンスをおススメします。

屋根補修工事,雨漏り修理,倉庫,屋根材(金属)

ビフォーアフター

工事基本情報

施工内容: 屋根補修工事,雨漏り修理,倉庫,屋根材(金属)

施工期間: １日

使用材料: ステン針金・小波スレート・ケイカルボード

工事費用: 29万円

折板屋根のバタつき止め

折板屋根は錆びが進んでボルトが抜けてしまい、風に煽られてバタバタと音が鳴っていました。

折板屋根の葺き替え工事もご提案の選択肢にはありましたが、『バタバタという音がなくなればいい』というM様の意向を汲み、今回はステンレス針金で折板屋根のバタつきを止める補修を行う事になりました。

屋根工事は足場を設置しますが、今回は一部だけの補修である為、高所作業車に乗って作業を行いました。

高所作業車の手配費用は別途必要になりますが、足場設置に比べると費用を抑える事ができますよ。
足場についてはこちら▶一度の足場で二度おいしい屋根・外壁工事

ボルトが抜けた事で風で音が鳴っていた折板屋根をステンレス製の針金で固定しました。
ずっと悩まされていたバタバタという音はこれで解決しました！確かに風で音が聞こえてくるとうるさいだけでなく、強風で飛んでしまわないか心配になりますよね。
折板屋根には割れや錆びなど全体的に劣化も見られますので、今後も長く使用されるのであれば葺き替えやカバー工法など少し大きな工事も必要になるとお伝えしました。

▶折板屋根の改修方法、塗装・屋根カバー・葺き替えを徹底比較

割れた波型スレート外壁の張り替え

外壁の波型スレートには経年劣化による割れや剥がれが多数見られました。

波型スレートは強度と耐久性がある特徴から、工場や倉庫で使用される事が多い素材です。しかし、耐用年数を超えた波型スレートは割れや剥がれなどが起きやすくなります。

外壁に大きな穴が開いている状態ですので、倉庫内に雨風が入り放題になっています。
こちらには割れた波型スレートを撤去し、新しい波型スレートに張り替えます。
▶工場・倉庫の屋根や外壁に使用される大波スレートと小波スレートの最適なメンテナンス方法

割れていた波型スレートを撤去し、新しい波型スレートに張り替えました。
波型スレートの取り合い部から水が入らないように、屋根に近い方の波型スレートが上になるように端を重ねました。波型スレートの固定にはステンレス製のフックボルトを使用しています。

割れていたコーナー部分も、新しいコーナー材に張り替えました。
こちらもステンレス製のフックボルトで固定しておきました。

割れた外壁ケイカル板も張り替えました

外壁にはケイカル（ケイ酸カルシウム）板を使用している箇所もありましたが、こちらも割れていた為張り替えを行いました。
ケイカル板とは不燃建材の一種で、耐水性・耐火性・軽量などの特徴がある為、延焼防止の役割がある軒天などにも使用される事が多いです。しかし、劣化すると割れが起きやすくなるので、塗装メンテナンスで耐久性を維持する事をおススメします。

比較的小さな割れには重ね張り補修を行いました

比較的小さな割れや穴あきには、サイズに合わせてカットした波型スレートを重ね張りして補修しました。
重ね張りにはビスで固定し、中に水が入らないようにコーキングを周りに詰めておきました。

これで倉庫の屋根と外壁の補修工事が完了しました！
街の屋根やさん熊本店では住宅だけでなく、倉庫の補修工事も承っております。まずはお気軽にご相談くださいね。
▶貴社の工場や倉庫の屋根、傷んでいませんか? 適切にメンテナンスすることで貴社の資産を守ります!

工事内容