熊本市中央区でカーポート屋根を塩ビ製からポリカーボネート波板に屋根張り替え工事

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施工事例
熊本市中央区でカーポート屋根を塩ビ製からポリカーボネート波板に屋根張り替え工事

工事のきっかけ

熊本市中央区のO様より、「カーポート屋根に飼い猫が飛び乗って割れてしまった」とご相談いただきました。

既存の塩ビ製波板屋根は老朽化もあり、飼い猫の重みに耐えられず穴が開いてしまったようです。
割れだけでなく、波板の浮きやフックの割れなどが見られ、張り替えを行う必要がありました。
O様のご希望で全面張り替えではなく、一部のみ張り替えを行う事になりました。

張り替えには「ポリカナミイタ」と呼ばれるポリカーボネート製の波板を使用しました。
ポリカーボネートはプラスチックの一種ですが、耐久性が高く、耐衝撃性・透明度・耐紫外線・耐熱性が高い素材ですので、屋外で使用するカーポートやベランダ・テラスの屋根におススメの素材です。

熊本市中央区屋根補修工事

ビフォーアフター

工事基本情報

施工内容: 屋根補修工事

施工期間: 1日

使用材料: ポリカナミイタ（クリアマット）9尺9枚、ポリカ製フック24mm約180個

施工内容その他: カーポート屋根張り替え

築年数: 約35年

工事費用: 120,000円

破損したカーポート波板屋根の張り替え工事

カーポート波板屋根には飼い猫が飛び乗って穴が開いていました。
元々塩ビ製波板が老朽化していた事もあり、重みに耐えきれず破損してしまったようです。
塩ビ製波板は耐久性が低く、1～3年で寿命を迎えてしまいます。

今回は割れ以外にも波板の浮きや固定するフックの割れもあった為、耐久性・耐衝撃性の高いポリカーボネート製の波板に張り替えを行う事になりました。

既存波板屋根の撤去

まずは老朽化している既存の波板屋根を撤去しました。
既存の波板は「塩ビ製」で、紫外線で劣化して割れやすく、耐用年数は1～3年程度しかありません。
老朽化した塩ビ製波板は強風被害を受けやすく、台風の後は「波板が剥がれて飛んでしまった」というご相談を多くいただきます。
▶【参考】台風でカーポートの塩ビ製波板屋根が飛散した現場
▶早めに台風対策！被害を抑える屋根とお住まいのチェックポイント

波板を剥がすと、フレーム（骨組み部分）に汚れが溜まっている事が分かります。
波板を剥がしたタイミングで、フレームの清掃も行っておきました。

フレームの溝部分は屋根が取り付けられた状態では清掃できない為、張り替え工事の際には清掃も必ず行います。

ポリカナミイタの取り付け

清掃して綺麗になったフレームに、新しい波板屋根を取り付けました。
こちらは「ポリカナミイタ」と呼ばれる商品で、「ポリカーボネート」という素材でできています。

ポリカーボネートって？

ポリカーボネートは塩ビと同じプラスチックの一種ですが、耐衝撃性・強度・耐候性・耐熱性にも優れている素材です。

【耐衝撃性】アクリルの約50倍の耐衝撃性。
【透明度】ガラス同等の透明度を持ち、光を効果的に取り入れることができる。
【耐久性】約10年の耐用年数があり、施工地域や気候条件に関わらず安定した性能を発揮できる。
【耐紫外線】ポリカーボネートは表面に対候処理を行っている為、紫外線でも劣化しにくく、UVカット機能も持ち併せている。
【耐熱性】-40℃～120℃に耐えられる高い耐熱性。
これらの特徴から、ポリカーボネートはカーポートやベランダの屋根材としておすすめの素材です。
▶波板屋根の素材比較はこちら

今回使用したのは、クリアマットのポリカナミイタです。
ポリカーボネートは透明度が高い素材ですが、クリアマットはマット処理を行っているため直射日光を柔らかく拡散する効果があり、眩しさも軽減できるカラーです。

たとえ屋根がポリカ製で耐久性が高くても、屋根を留め付けるフックが塩ビ製だと、フックが先に割れて屋根の剥がれの原因になります。
今回はフックもポリカーボネート製の物を使用している為、屋根と共に耐久性が高い素材となっています。