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軒天の雨染みと剥がれは見逃し厳禁! 雨漏りや鳥獣被害に繋がります


軒天の雨染みや剥がれにご注意ください、雨漏りや鳥獣被害につながります
 お家を維持する上でかなり重要なお家の各部位の名前というと「破風板」「鼻隠し」「ケラバ」など聞きなじみのないものも多く、漢字も難しいものが多いのですが、「軒天」という字面を見るとどの場所かは何となく想像がつくのではないでしょうか。  そうです、「屋根の軒」の「天井」だから軒天です。地上から屋根を見上げた時に見える屋根の裏側の部分のことを指しますね。  「軒下」、「軒裏」、「軒裏天井」、「上げ裏」という呼ばれ方もします。この軒天、屋根の裏側にあるため、雨や風とはあまり関係ないと考えがちですが、実は傷みやすい部分ってご存知でしたか?また軒天の傷みはお住まいの雨漏りや鳥獣被害へと発展してしまったりと実は非常に深刻な不具合をもたらすのです。こちらのページではそんな軒天の役割や軒天が劣化する原因などの基礎知識から軒天のメンテナンス方法まで詳しく解説いたします。

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軒天が傷んで鳥の巣が?!巣立て小鳥たち!

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屋根の軒・軒天の役割とは

 屋根を上空から眺めると、傘のように建物全体を覆っているのがわかりますね。切り妻屋根や寄棟屋根など屋根の形状は様々ですが、ビルやキューブ型などの建物を除いては外壁が屋根の外側に露出している建物はありません。
切妻屋根と寄棟屋根

軒天図解
 その外壁側に伸びた部分を屋根の「軒」「軒先」と言いますが、その軒の裏側、つまり地上から見える部分が軒天となります。何となくご理解いただいている方も多く、ご自宅の軒天の様子が思い浮かぶという方もきっといらっしゃいますよね。でも雨樋や庇など別で設置されたものと違ってあまりに当たり前に存在するため、「軒天」を単なる場所を指す言葉だと思っていらっしゃる方も多いかもしれませんね。

 ただ軒や軒天にもしっかりと役割があるということをまずは皆さんにご理解いただきたいと思います。
外壁より外側に出ている屋根の軒(のき)の裏側を「軒天(のきてん)」と呼びます

 雨漏りを引き起こす要因である雨水は建物にとって大敵ですよね。

 特に軒がないことで直接雨の影響を受ける外壁には目地や窓サッシ、エアコンフードなどのシーリング部分、二階建ての建物であれば外壁材によって設置されている幕板部分、それ以外でも外壁材の劣化によって生まれたクラック(ひび割れ)や外壁材の浮きなど雨漏りを引き起こしやすい箇所が所々に存在します。
建物の雨漏りを引き起こしやすい箇所
 外壁に風雨が直接吹きかかるようなことになれば、それだけ雨漏りのリスクが向上してしまうわけですが、こうしたリスクから建物を守る役割を軒自体が実は持っているんですね。

 都市圏などの狭小地で増えてきている軒ゼロ住宅、軒を出さない分、室内を広く設計できるメリットや、見た目もスタイリッシュであることに加えて固定資産税でも有利ということで近年流行の兆しを見せていますが実は非常に雨漏りしやすいというデメリットがあります。軒がなく直接雨漏りが発生しやすい箇所に水がかかってしまうため当然といえば当然かもしれませんね。
軒が出ている建物

軒先がない建物
 その裏付けとして、住宅かし担保責任保険の保険法人である日本住宅保証検査機構(JIO)の調査によると、「軒先が長い建物」「軒先が短い建物」を比較した際に、軒先が短い建物は長い建物の約5倍ほど雨漏りがしやすいということが判明、また雨水の浸入箇所についても7割以上が軒が出ていない箇所からだったという事実が発表されました。

 こうしたことから外壁、そして雨漏りから建物を守るために軒がいかに重要かということがわかりますね。
外壁に雨水が染み込み、水分をもってしまっている
 こちらの写真をご覧ください。

 軒がないお住まいの外壁の様子です。黒ずみ、そして緑色の苔など外壁全体に汚れが広がってしまっていますね。何故このようになってしまったのでしょうか。それは外壁に雨水が染み込み、水分をもってしまっているということが関係しています。

 新築の頃は外壁材も塗膜で守られ、防水性を維持していますが5年程度が経過すれば塗膜が剥がれ始めます。塗膜が剥がれてしまえば、そうした箇所から雨水を吸収してしまい湿気を帯びるようになります。苔は湿度の高い場所に生息しますからおのずとそうした環境を外壁が作ってしまう事で苔の繁殖、また黒ずみの原因であるカビの繁殖を促してしまい外壁を汚してしまうということなんですね。
軒先が短い建物

軒先がない建物

 軒がないため、直接風雨の影響を受けやすくなる上、直射日光・紫外線をもろに浴びることで塗膜の劣化も早まりますし、一度劣化をしてしまえば苔やカビの繁殖が広まってしまい、お住まいの美観が瞬く間に損なわれてしまいます。こうした点においても軒はお住まいを守ってくれているんですね。

 軒天を見上げてみると細かな丸い穴が空いた板が取り付けられていたり、換気口が取り付けられているケースがあります。これらは換気を行うために設けられており、屋根裏に滞留した熱気や湿気を排出する役割を持ちます。
屋根裏換気の役割
 特に湿気や結露はお住まいにとって大敵です。水分が屋根の下地や垂木に染み込むばかりか、放置状態が進めば腐食による建物の強度の低下、またカビ等の繁殖により住んでいるご家族の健康被害を招いてしまう事になりかねませんね。

 軒天は地上から見上げ、劣化状況や傷みを確認することはできても、その中がどうなっているかまで確認することは困難です。そういう意味では軒天に換気口を設けて、あらかじめ結露対策をしておくことはお住まいを長持ちさせるうえで重要だと言えますね。

延焼防止効果

軒天に不燃性の素材を使用することで屋根の火災被害を最小限に抑える
 後でも触れますが軒天にはケイカル板や金属といった不燃性の素材が使われているケースがあります。これは火災が起きた際に延焼を防ぐ目的があります。

 軒天に不燃性の素材を使用することで屋根裏への火の周りを防ぎ、屋根の火災被害を最小限に抑えるという目的があるのです。軒天の補修を行う際にはこうした万が一の事態も考慮した素材選びも是非お考えいただきたいと思います。

軒天
 こうしてみると外壁から飛び出した軒、軒天には多くの目的や効果があることがわかりました。お住まいの隠れた働き者だということなんですね。

 そんな軒天が傷んで、劣化してしまったらお住まいはどうなるのでしょうか。次からは軒天が劣化する理由、そして軒天の劣化がお住まいにどのような不具合を招くのか見ていくようにしましょう。


なぜ風雨の当たりづらい軒天に雨染みができたり、汚れたりするのでしょうか

屋根に不具合が生じている
屋根材と防水紙の劣化
隅棟が経年劣化で浮いてしまっている

 など屋根のどこかに不具合がある場合、不具合箇所より雨水が浸入し、野地板や垂木を伝って軒にたどり着き、軒天を傷めてしまっている可能性が考えられます。このような場合は軒天のみを補修しても、屋根の不具合が解消されなければ時間が経過することで同様の症状が再発します。屋根の不具合によって軒天に傷みが生じている場合は当然街の屋根やさんでは軒天の補修だけではなく、屋根の不具合の原因究明と補修も併せて行わせていただいております。
屋根の不具合

雨樋のオーバーフローが起こっている
 オーバーフローとは雨樋の詰まりや勾配不良によって雨水が溢れ、こぼれてしまう現象をいいます。溢れ出た雨水が軒先に伝い、そこから軒天にまわり込むことで軒天を濡らし、特に濡れやすい軒先に近い部分に雨染みが表れます。
雨樋から雨水が溢れ軒天に雨染み


横殴りの風によって軒天に雨が運ばれている
 通常の降雨であれば、軒天に雨水が廻ることはないのですが、豪雨や強風の際は鼻隠しや破風に付いた雨水が風に流されて、軒天にまで伝ってしまうことがあります。また豪風雨で雨樋にそれなりの雨水が溜まっているとなれば強風で波打ち、雨樋から溢れて軒天を濡らしてしまうこともあります。軒天は濡れにくいだけであって、決して濡れないわけではないので注意が必要ですね。
通常の降雨の場合

豪雨や強風の場合

軒天の劣化症状とは
軒天
 なぜ風雨の当たりづらい軒天が雨に濡れ、劣化してしまうのかといったメカニズムはご理解いただけましたでしょうか。では次に雨水によって傷んだ軒天が劣化のサインとしてどのような症状を見せるのかを確認していきましょう。

 是非ご自宅の軒天がどのようになっているかを危なくない範囲でご確認いただき、同様の症状に当てはまるようであれば一度街の屋根やさんにご相談ください。
色褪せ
 塗料が塗られている場合、経年劣化により塗膜が剥がれ色褪せが起こります。新築では5~8年程度、それ以降も使用した塗料の寿命に合わせたメンテナンスが必要となります。
色褪せた軒天

雨染み
 屋根からの雨漏りがある、雨樋の不具合で軒天が濡れてしまったなど雨水の影響を受けて姿を現すのが雨染みです。継続的な雨の影響は軒天を腐食させるばかりか、建物自体の強度にも大きく影響します。詳しい状態を専門店に一度見ていただくことをお勧めします。
軒天の雨染み

苔・黒ずみ
 雨染み以外で姿を現すのが苔やカビの黒ずみです。雨染み同様見た目にも悪いばかりか、明らかに湿気が存在する証拠ですので、有孔板に交換する、換気口を設けるなどの対応をご検討いただきたいと思います。
軒天の苔・黒ずみ

剥がれ
 木質系の軒天であれば、合板の一部が剥がれてしまったり、ささくれのように激しく剥がれてしまうといった傷みを見せるケースもあります。状態に応じて重ね張りや張替えが必要となる状態です。
軒天の剥がれ

穴あき、崩落
 軒天が完全に剥がれ落ちてしまっていたり、穴が空き内部が覗けてしまうような状況です。後述もしますが小動物が住み込んでしまうような事態になりかねませんので早急に新たな軒天を張るようにしましょう。
軒天の穴あき、崩落


傷んでしまった軒天を補修しなかったら、どうなるの
 軒天に表れる5つの劣化症状について見ていただきました。ご自宅の軒天を確認していただいた際に、もし軒天が剥がれたれしているのを発見したら、そのまま放置するのは絶対にやめてください。次のような被害が起こり、大変なことになります。
剥がれたところから小動物が入り込み、住処にされるような被害がある

鳥などが住処を作ってしまう

 鳥などは屋根のちょっとした隙間にも巣を作ってしまいます。剥がれたところが小屋裏への侵入経路となり、巣をつくられてしまう可能性があります。

 鳥はダニ・ノミ、寄生虫を持っている可能性があり、健康に非常によくありません。また、糞尿によっても健康被害が発生します。


 鳥の巣に卵やヒナがいる状態で撤去するのは鳥獣保護法により、禁止されています。巣立つまでダニ・ノミ、寄生虫、糞尿といった被害に耐えなければならないかもしれないのです。

強風を伴う雨の場合雨漏りが発生することもあります

雨水が浸入し雨漏りに
 剥がれや傷みがあるところから雨水が入り込み、雨漏りが発生します。

 軒天が剥がれているということはその部分だけでなく、周辺も傷んでいると考えられるので、周辺からも雨水が浸入するかもしれません。

 雨水の染み込んだ軒天は傷みが加速していきますので、暴風雨の度に雨漏りは酷くなっていきます。

台風などの強風時に屋根が剥がれてしまう危険性もあります

小屋裏に強風が吹き込む

 軒天が剥がれたりして、数十cm程度の穴ができるとそこから風が吹き込み、屋根が破壊されてしまうこともあります。基本的に建物は横からの風や雪の重みに耐えられるように造られています。


 上からと横からの一定方向の力には強いのです。下からの力が加わることはほぼ想定されていないため、小屋裏などに強い風が吹き込むと屋根や天井が壊れてしまう可能性が高まるのです。

 豪雨の中、いきなりお家が屋根無しになったら恐ろしいことです。絶対に避けねばならない事態です。



軒天補修・リフォーム
 軒天の部分補修や張替えなどは屋根廻りのリフォームの中でも比較的、軽微な物です。
 ご存知の通り、補修は軽微であればあるほど、工期も短く、費用もお安く済みます。上記のような軒天の傷みからさらなる重大な被害へと発展する前に対処するのが節約しながらお家を長持ちさせるコツなのです。それでは次に軒天のメンテナンス方法として塗装・重ね張り(軒天カバー工法)・張替えの3つを解説いたします。
軒天の補修やリフォーム、3つのメンテナンス方法


塗装
軒天の傷みが比較的、軽微な場合に行います

 軒天表面の防水性が低下している場合にのみ行います。表面に健全な塗膜をつくることによって雨水を材料に染み込まないようにして、劣化を防ぎます。
軒天の舗装
 一般的には外壁塗装を行う際に同時に行うのが理想的ですが、業者によっては軒天は屋根の一部であり、外壁の付帯部には当てはまらないため塗装はしませんと言われるケースもありますので塗装を依頼する際には確認をしたほうが良いですね。街の屋根やさんでは外壁塗装をする際には同様に劣化をしている屋根塗装のご提案も必ずさせていただいております。

 なお、重ね張りや張替えの場合にも塗装を施して表面を保護することもあります。
塗膜の剥がれ

塗膜の膨れ

 塗装前の状態は至るとことに塗膜の剥がれや膨れが見られる状態でした。5~6年前に塗装工事を依頼したようですが、このありさまです。前回依頼した業者は既に倒産してしまっているようで連絡もつかず、前回どんな塗料を使ったかも、当時の工事の様子もわからないといった状態でした。軒天以外でもチョーキングが出ていることから耐用年数の短い塗料で工事をされていた可能性もありますね。
けれん作業

けれん作業広範囲

 まずは下地調整から行います。下地調整でやるべきことは塗装前の劣化状態によって異なります。劣化がひどくない場合は高圧洗浄で汚れを落とすだけで塗装ができる場合もありますが、剥がれや膨れが目立つ今回の場合はけれん作業を行い、既存塗膜の除去を行います。
(軒天の素材によっては耐水性を考慮し、下地調整に高圧洗浄を避ける場合もあります。)

けれん作業によってできた凹凸をなくす

塗装しやすい下地

 ケレンによって塗膜を剥がしたことで表面に凸凹ができてしまったため、左官を行い凸凹をなくし、塗装をしやすい下地を作ります。
通常は二回塗り

今回は三回塗り

 ケイカル板の軒天では二回塗りが基本ですが、今回は左官による下地調整をしているため二回塗りでは左官による補修跡が塗装後も見えてしまうため三回塗りを行います。
塗装後
 白い外観のお宅ということもあり、塗膜の剥がれが非常に目立ってしまっていましたが塗装後は新築同様の美しさを取り戻し、大変お喜びいただくことができました。



重ね張り
重ね張りに耐えられる強度があると
判断できた場合に行います

 これまでの軒天の上から新たな材料を重ね張りします。これまでの軒天がベニヤであっても、燃えにくくて耐水性の高いケイカル板を使用するのがお勧めです。
重ね張り

軒天の剥がれ

軒天の浮き

 木目調の軒天の一部に浮き・剥がれが見られます。一部分のみではありますが、横から風が吹いた場合、力を受けた部分が固定されている軒天を持ち上げ、さらに浮き・剥がれを深刻にしてしまう可能性があります。また完全に剥がれ落ちてしまうようなことがあれば通行者は駐車中の車を傷つけてしまう可能性も否定できませんから、早急な補修が必要な状態だと言えますね。
軒天の寸法に合わせる加工

軒天の寸法に合わせる加工した軒天材を張り付け

 軒天材は、既存の木目調の軒天同様に建物の意匠に合わせて木目調の軒天材を採用します。職人の手により現場で軒天の寸法に合わせて、加工を施し、重ね張りを行います。
シックな色合いの軒天

軒天施工後

 シックな風合いの軒天へと生まれ変わりました。軒天と言えども雨が全く当たらない場所ではないため耐候性・耐水性に優れた建材を使用してはいますが決してメンテナンスフリーではありません。美しさを保つためには定期的なクリア塗装で経年劣化を防いでいく必要があります。



張り替え
下地が腐食等を起こし、
重ね張りに耐えられないと判断できた場合に行います

 これまでの軒天を撤去し、全て新しいものへと張り替えます。張り替える場合、燃えにくくて耐水性も高く、換気ができるケイカル板の有孔板がお勧めです。
張り替え

剥がれ落ちた軒天材

固定力を失った軒天

 二階の軒天材が剥がれ落ち、地面に落下してしまったというご連絡を受けて状況を確認させていただいたところ、固定力を失った軒天が広範囲に渡って剥がれ落ちてしまっている状況です。落下時に人がおらず二次被害を生まなかったことは不幸中の幸いと言えるかもしれません。
下地の状態は良好

下地は既存のものを使用

 下地の状態を確認したところ腐食などは見られなかったため、下地は既存のものを使用し軒天材だけを全面的に張り替えます。
ニチアス・エコラックス

ニチアス・エコラックスは変質や変形に強いケイカル板

 既存の軒天材をすべて剥がしたうえで新しい軒天を張っていきます。今回使用する軒天材はニチアス・エコラックスで、再生原料を使用した変質や変形に強いケイカル板となります。
当然耐水性や耐火性にも優れています。
ケイカル板を下地に固定

換気口部分を取り付ける部分は空ける

 ケイカル板の裏面にボンドを塗り、下地に固定していきます。四角い穴が空いている部分は換気口を取り付ける場所ですね。街の屋根やさんでは軒天を張替え時には湿気対策も考慮し、穴が空いた有孔板や換気口設置のご提案をさせていただいております。
軒天の塗装

軒天の塗装は防水性を高めます

 新しい軒天を張り付け後は塗装を行い、軒天材の表面を保護します。雨に濡れにくい場所とは決して雨の影響を受けない場所ではありませんので塗装を施すことで軒天の防水性を高めます。
耐久性に優れた軒天、換気口があることで湿気や結露にも強い
 二回塗りで塗装を行い、完工です。ケイカル板を使用したことで耐久性に優れた軒天になったばかりか、換気口を設けることで湿気や結露にも強い軒天へと生まれ変わりました。



軒天の材料も見てみましょう。一般的なお家に用いられる軒天の材料

合板・ベニヤ板(化粧合板)
 築年数が経過しているお家の軒天に使われていることが多いが、耐久性や耐火性、耐水性に難があるため、現在では使われることは少なくなった。
メリット
価格が安い
デメリット
●耐久性や耐火性、耐水性に劣る
●水分や湿気によって合板同士の接着力が落ちて剥がれてくる
ケイカル板(ケイ酸カルシウム板)
 現在、軒天に最も使われている材料。耐火性、耐水性に優れており、軒天以外でもお家のさまざまな部分に使われている。
メリット
耐火性、耐水性、断熱性に優れている。
 法定不燃材

デメリット
●製造年月日が古いものにはアスベストが含まれている可能性がある
●合板やベニヤなどと比較して割高(スラグ石膏板と価格は同程度)

スラグ石膏板(エクセルボード)
 ハウスメーカーで使われることの多い軒天材。ケイカル板と比較すると耐水性に弱く、雨水の影響を受けやすい場所であればケイカル板が望ましい。
メリット
耐火性、断熱性に優れている。法定不燃材

デメリット
●ケイカル板と比較すると耐水性に不安がある
●合板やベニヤなどと比較して割高(ケイカル板と価格は同程度)

 見た目はケイカル板と区別がつきにくいほど似ています。非常に強度が強いという特徴がありますが、重量があるため下地の状況によっては重ね張りをお勧めすることができません。
メリット
耐火性、耐水性、断熱性に優れている。法定不燃材
強度が強く、衝撃に強い

デメリット
●製造年月日が古いものにはアスベストが含まれている可能性がある
●重量が重たい
●軒天材としては最も費用が高い

街の屋根やさんにご相談ください
 「軒天に雨染みみたいなのができているけど大丈夫かしら」「部分的に裂けてきたのか、剥がれてきてしまった」 「カビが生えたように黒ずみが出てきたけどどうして」など街の屋根やさんには軒天についてこのようなご相談を多くいただきます。

軒天のお悩み
 屋根の上と違ってご自身でも確認できる場所であるため劣化や不具合にも気づきやすい軒天。軒天に劣化や不具合が見られる時点で既に屋根に異常がある、雨樋といった周辺に不具合がある、屋根裏に湿気が溜まりカビだらけになっているといったことも考えられます。

 屋根やお住まいの健康のバロメーターとも言える軒天の健康状態について「雨染み」や「黒ずみ」「剥がれ」など気になる点がございましたら街の屋根やさんにお気軽にご相談ください。

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軒天が傷んで鳥の巣が?!巣立て小鳥たち!



軒天の雨染みと剥がれは見逃し厳禁! 雨漏りや鳥獣被害に繋がります
まとめ

●外壁からの伸びた屋根の軒の裏側、地上から屋根を見上げた際に見える屋根の裏側を「軒天」と呼びます。

●軒天は軒下、軒裏、軒裏天井、上裏などとも呼ばれます。

●軒、軒天には雨漏りから建物を守る役割、外壁の美観を守る役割、屋根裏換気の役割、火災の際の延焼防止効果といった役割があります。

●軒天に雨染みや雨漏りが発生する理由としては、屋根の不具合、雨樋のオーバーフロー、強風による影響といったことが考えられます。

●軒天の劣化症状には色褪せ、雨染み、苔や黒カビ、剥がれや穴あきなどがあります。劣化や不具合についてご不安な方は当社にお気軽にご相談ください。

●傷んでしまった軒天の放置は小動物の侵入や雨漏り、強風等による更なる剥がれなどの被害拡大へと繋がります。

●軒天の補修、リフォームには塗装、重ね張り、張替えの3つの方法があります。

●一般住宅で使用される軒天材には合板・ベニヤ板、ケイカル板、スラグ石膏版板(エクセルボード)、フレキシブルボードがあります。


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