旧工法で葺かれた瓦屋根などは、瓦一枚一枚が下地に固定されているわけではない為、地震や台風などで落下・飛散・ズレが起きやすくなります。
左のように隙間を開けてコーキング材を打つのが正しい施工方法です。隙間なく詰めてしまうと、中に入った雨水や湿気の出口がなくなってしまい、雨漏りに繋がります。また、屋根内部には寒暖差で水蒸気も発生する為、水分を逃がす出口は必ず必要なのです。
コーキングを打ち、水分を逃がす出口を開けておきます。に依頼すると、瓦の四方全面を囲むようにコーキングを打っている事があります。一度打ったコーキング材は簡単には剥がせない為、ラバーロック工法を依頼される際には正しく施工できる業者をお選びくださいね。現場で見た!間違いだらけの施工例
| メリット | ・比較的安価でできる ・瓦の落下を防ぐ効果がある ・手軽にできる施工方法 |
| デメリット | ・見た目が若干悪くなる ・コーキングが付いている為、解体する際に手間がかかる ・屋根の通気性が下がる ・瓦同士が引っ付いている為、瓦がまとまって落ちてくる可能性もある ・施工方法を誤ると雨漏りする |
デメリットもそれなりにあります。いう方にはおススメの補修方法です。
綺麗に並んでおり、特にズレなどもない状態です。瓦がズレるのを予防したいという事でラバーロック工法をご希望でした。被害を受ける前に対策を考えられており、お住まいをとても大切にされている事が分かりますね。
や大型台風などで、多くの建物が被害を受けています。自然災害を相手に私たちができるのは、被害を最小限に抑える為に対策しておく事ではないでしょうか。屋根材の中でも、特に瓦は重量もあり落下・飛散すると被害が大きくなる為、二次被害が起きないように予防しておく事が重要です。
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