建物詳細　木造2階建て住宅
メーカー　ミサワホーム
築年数　　34年
屋根材　　スレート

「軒先が下がっていて、雨水があふれていた。大工さんに応急処置だけしてもらったら漏れなくなった」とお客様よりお聞きしました。
当店でもスライダー梯子に上って軒樋の状況を確認させていただきました。

オーバーフローが起きると、以下のようなトラブルに繋がります。
外壁への影響と雨漏り
オーバーフローで溢れた雨水が外壁へ流れると、外壁の汚れや塗装の剥がれ、外壁材の腐食や雨漏りにも繋がります。
基礎の劣化
雨水が基礎へ落下すると、水が染み込んでひび割れが起きたり、強度が低下する原因になります。
木部の腐食
軒裏に雨水が廻ると、構造部の木部が腐食して建物全体の強度・耐久性が低下します。
近隣への悪影響
高い箇所から雨水が落下する事で、水や泥が跳ねて外壁を汚すこともあります。また、雨音も大きくなり、近隣トラブルにも繋がります。

今回の現場では、軒樋を支える金具の固定部分のビスが抜け、軒樋自体が下がってしまったことが原因でした。
軒樋が傾くと、本来流れるべき方向に雨水が流れず、溢れ出してしまいます。
【参考記事】軒樋に溜まった泥の清掃と外れかけていたビスを留め直した現場

現在のワイヤーによる固定は一時的な応急処置に過ぎず、このままでは同じ問題が発生する可能性が高いと考えられます。
そこで、軒樋のズレを適切に補修する本格的な軒樋の部分補修工事をご提案させていただきました。

提案内容

・軒樋の部分補修工事

軒樋から雨水が溢れるオーバーフローは、あまり大きな問題に見えないかもしれません。
しかし、オーバーフローを放っておくと、建物全体、また近隣住宅にも悪影響を及ぼすことがあるため早めに修理を行いましょう。
街の屋根やさん熊本店では、オーバーフローの原因を調査し、最適な修理方法をご提案いたします。
まずは無料点検・お見積りをお気軽にご利用ください。
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