熊本市北区にて地震で瓦屋根の下地に穴が開き現地調査｜室内から空が見える状態でした | 熊本県で屋根工事・メンテナンスなら街の屋根やさん熊本店

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熊本市北区にて地震で瓦屋根の下地に穴が開き現地調査｜室内から空が見える状態でした

こんにちは、街の屋根やさん熊本店です。
本日は熊本市北区にて瓦屋根の下地である「野地板」に穴が開いている住宅の現地調査を行った様子をご紹介します。
熊本地震の際に瓦がズレて穴が開いてしまったそうで、これまでブルーシートで応急処置されていたそうです。
屋根に大きな穴が開き、瓦も落下しかけている危険な状態であった為、野地板を張り替えた上、瓦葺き直し工事をご提案しました。

屋根の葺き替えや葺き直し工事は屋根リフォームの中でも規模が大きい為、費用面など中々腰が上がらない所ではありますが、これからもお住まいを長く健康に保つ為に必要な工事です。
お住まいの老朽化が心配な方、どんな工事をすればいいのか分からない方はぜひお気軽にご相談くださいね。

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熊本市北区で屋根に穴が開いた住宅の調査

今回現地調査を行ったのはこちらの建物です。

建物詳細　木造平屋住宅
築年数　　４０年
屋根材　　セメント瓦
相談内容
熊本地震の際に瓦がズレてしまった。
ブルーシートを被せていたが、被害がひどくなってしまったので修理見積をしてほしい。

２０１６年の熊本地震で被害を受けたそうで、これまでブルーシートを被せていたそうです。
早速屋根の状況を確認します。

屋根に大きな穴が開いている

こちらが被害が最も大きな所で、屋根に大きな穴が開いている状態です。
瓦屋根はズレて剥がれ、下地材である「野地板（のじいた）」が腐って穴が開いています。

野地板は屋根材を乗せる下地となる、非常に重要な部分です。

瓦がズレてから長期的にブルーシートを使っていた為、雨水が入って野地板が腐ってしまったと考えられます。

瓦が室内に落ちてしまう危険もあり、雨漏りどころの問題ではありません。
▶重くて硬い瓦の落下は二次被害を招きます、だからメンテナンスが超重要

軒先も瓦が落ちかけて危険な状態です

軒先の瓦も落下しかけており、近づくのも危険な状態です。

野地板が傷んでいる事で瓦も固定ができずズレてしまった為、野地板自体を張り替えないといけません。
野地板が傷んでいると屋根全体に不具合が出る程、屋根にとって非常に重要な部分なのです。
▶野地板は屋根材と防水紙の下の超重要部分、張り替えと増し張りでより強く

お家の中からは空が見える状態でした

和室の天井から光が差していますが、これは天窓があるわけではなく、穴が開いている為です。

タンスや押し入れがある場所に穴が開いており、空が見えてしまっている状態です。
このままでは室内にも大きな被害を受けてしまう為、早急に工事を行う必要があります。

現地調査が完了！屋根葺き直し工事をご提案しました

現地調査が完了しました。
最後にブルーシートを再度被せ直しましたが、野地板に穴が開き瓦も落下しかけている程被害が進行していた為、できるだけ早く工事を行う必要があります。

お客様には以下の工事をご提案しました。

提案内容
・瓦屋根葺き直し工事
・野地板張り替え
・垂木一部交換
・ゴムアスファルトルーフィング使用

後日お客様より工事のご依頼をいただきました。
▶垂木・野地板張り替えの様子
▶ゴムアスファルトルーフィング敷設の様子
▶瓦葺き直し工事の様子

「屋根葺き直し工事」とは、屋根下地の張り替えは行いますが、既存の瓦を再利用して並べ直す工事です。
新しい屋根材を使用する「葺き替え工事」よりも、材料費を抑えられ、廃材も少なくなります。
▶これまでの瓦を再利用して屋根を葺き替える屋根葺き直し

地震や台風で被害を受け、ブルーシートで応急処置を行われる方も多いですが、放っておくと被害は進行していく一方です。
応急処置はあくまでも本工事までの時間稼ぎと考えていただき、できるだけ早く修理を行うようにしてくださいね。
▶屋根などが地震や台風で被災した際に行う緊急時の応急処置「雨養生」