宇城市で熊本地震の被害が残る瓦屋根の現地調査｜瓦の外れや割れ、棟の歪みなど危険な状態でした

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宇城市で熊本地震の被害が残る瓦屋根の現地調査｜瓦の外れや割れ、棟の歪みなど危険な状態でした

こんにちは、街の屋根やさん熊本店です。
本日は宇城市にて瓦屋根の現地調査を行った様子をご紹介します。
瓦屋根はこれまで大きなメンテナンスを行った事がなく、瓦の割れや外れ、漆喰の崩壊など熊本地震の被害を受けたままになっていました。
2016年の熊本地震では多くの住宅に被害を受け、被災当時は工事も追いついていない状況でした。
「応急処置しかしていない」という場合は、次に台風や地震が来た際に大きな被害を受ける事も考えられますので、街の屋根やさん熊本店にご相談くださいね。

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熊本地震の被害を受けたままになっている瓦屋根住宅

今回現地調査を行ったのはこちらの建物です。

建物詳細　木造２階建て住宅
築年数　　３５年
屋根材　　いぶし瓦
相談内容
最近の大雨で雨漏りが悪化し、吹き抜けの天井が落ちてきた。
熊本地震の後はボランティアの方が補修してくれたが、これまで屋根のメンテナンスは行った事がありません。

天井が落ちてきたという事ですので、かなり大量の雨水が入っていると考えられます。
▶雨漏り修理・雨漏り改修工事は街の屋根やさんへ

屋根瓦は熊本地震の被害を受けたままになっていました

瓦屋根には瓦の外れや割れなど、熊本地震の爪痕が多数見られました。
元々ブルーシートを被せていたようですが、それも既に外れています。
外れたり割れた瓦の破片が落下して大きな事故に繋がる事も考えられますので、このまま放っておくと大変危険です。
▶重くて硬い瓦の落下は二次被害を招きます、だからメンテナンスが超重要

漆喰が剥がれた事で葺き土が流出し、瓦もズレています。

地震と漆喰劣化の影響で棟もかなり歪んでいます。
棟瓦は地震の力が加わりやすい箇所である為、大きな震災があると棟瓦が落下する事故も多くなります。
▶早めの棟瓦の修理で自然災害・悪徳業者による不安を完全払拭！

風切丸の瓦もかなりズレています。
風切丸はその名の通り、風の影響を受けやすいケラバ部分の耐風性を向上させる為の瓦です。
しかし、これほどズレていては逆に強風で瓦が飛散する危険もあります。

漆喰の塗りすぎも多数見られました

被害を受けた箇所では漆喰の塗りすぎが多数見られました。
漆喰には瓦同士の隙間を埋めてズレや雨水の侵入を防ぐ役割がありますが、塗りすぎると雨水を内部に誘導する原因になります。
ボランティアの方が補修してくれたという事ですので、恐らく屋根工事の知識がない方が施工されたのではないでしょうか。
震災後、混乱の中での作業で仕方なかったかもしれませんが、こういった誤った施工も雨漏りの一因になっていたようです。
▶台風や地震の後は屋根にのぼらないこと、災害便乗商法に注意すること

全体的な葺き替えと部分的な補修工事の２通りで見積りを出します

宇城市で瓦屋根の現地調査が完了しました。
瓦屋根は熊本地震の被害を受けたままになっており、瓦の剥がれや割れ、ズレなどが各所で見られました。
全体的に被害がある為、全面葺き替えが推奨ですが、立派なお家で屋根の面積も大きい分、全面葺き替えとなると費用もかなりかかってしまいます。
お客様には屋根葺き替えと部分補修の２通りの工事でお見積りを作成させていただく事になりました。
▶費用と保証から考える　屋根の部分補修と全面改修、どっちがお得!?