- HOME
- 現場ブログ
- 八代市でコロニアル屋根の葺き替え見積り依頼|6寸勾配の急勾配屋根にコロニアルグラッサをご提案!屋根勾配についても解説
八代市でコロニアル屋根の葺き替え見積り依頼|6寸勾配の急勾配屋根にコロニアルグラッサをご提案!屋根勾配についても解説
こんにちは、街の屋根やさん熊本店です。
今回は
八代市のお客様よりコロニアル屋根の葺き替え工事に関するご相談があり、現地調査を行った様子をご紹介します。
6寸勾配で急勾配な切妻屋根で、天窓撤去もご希望されていました。
今回は屋根勾配や、勾配によって使用できる屋根材についても解説いたしますので、ぜひご参考ください。
▶メールでのお問合せはこちら(24時間受付中)
こちらの住宅は6寸勾配の急な切妻屋根(三角屋根)が特徴です。
屋根の勾配とは、屋根の傾斜角度のことを指します。「〇寸勾配」や「〇/10」などと表記され、
数字が大きくなるほど急勾配(傾斜がきつい)の屋根となります。
一般的に、
6寸勾配以上が急勾配屋根、
3寸勾配以下が緩勾配(かんこうばい)屋根とされています。
メリット | ・排水性が高く雨漏りのリスクが低い ・屋根に汚れや苔が付きにくく美観が維持しやすい ・雪が積もりにくい ・屋根裏空間が大きく、スペースを有効に使え、断熱性も高い ・高級感がありデザイン性が高い |
デメリット | ・屋根面積が広く材料費が高くなる ・施工時やメンテナンス時に屋根上足場が必要になり作業費が高くなる ・風のダメージを受けやすい |
メリット | ・屋根面積が狭く、工事費用が比較的安価 ・風の影響を受けにくい ・施工が比較的容易 |
デメリット | ・水はけが悪く、雨漏りのリスクが高い ・汚れが溜まりやすく美観を維持しにくい ・施工できる屋根材が限られる |
屋根のコロニアルの状態を確認したところ、
塗膜に若干の劣化は見られるものの、コロニアル自体に割れはありませんでした。6年前に塗装メンテナンスをされたそうで、まだ大きな劣化はないようです。
また、急勾配屋根は水はけが良く、苔や汚れも溜まりにくいため、劣化スピードも緩やかであると言えます。
しかし、調査を進めていくと、不適切な釘打ちの施工が見られました。
通常、コロニアルを固定している釘は、上に被せるコロニアルで隠れるはずなので、釘が見えることはありません。
恐らく、過去に風対策として釘で固定してしまったと考えられます。
風対策にはなるかもしれませんが、釘がむき出しになっていると
釘穴から雨水が侵入するリスクが高くなってしまいます。急勾配屋根ということもあるのか、雨漏りは起きていませんが、いつ雨漏りし始めてもおかしくない状態です。
屋根工事には専門知識が必要であるため、知識を持たない業者が工事を行うと、このように誤って施工されることも少なくありません。
【参考】リフォームの現場で見た間違いだらけの施工例
実は、屋根材の種類によって設置可能な勾配が定められています。
例えば、スレート・コロニアルの場合は3寸勾配以上、瓦屋根の場合は4寸勾配以上と指定されています。
1寸、2寸などの緩勾配の屋根は水はけが悪いため、水はけの良い縦葺きの金属屋根くらいしか選択肢がありません。
反対に、今回のような6寸勾配の急勾配屋根は、実は屋根材選びにおいて非常に有利となります。
急勾配の屋根は水はけが良いため、瓦・コロニアル・金属など、ほぼすべての種類の屋根材に対応ができます。
お客様はコロニアルグラッサの見積りをご希望されていたため、コロニアルグラッサで葺き替え工事の見積りを作成する事になりました。
また、現在使用されていない天窓の撤去もご希望されていたため、葺き替え工事に合わせて撤去・塞ぎ工事を行うお見積りを作成させていただきました。
メンテナンスの手間も考えると、使用していない天窓は屋根工事を行うタイミングに撤去するのがおススメです。
【参考】割れたトップライト(天窓)の板金塞ぎ工事を行った現場
今回ご紹介したように、屋根の勾配によって機能性や使用できる屋根材は大きく異なります。
街の屋根やさん熊本店では、屋根の状態や勾配に応じて適切な提案を行います。
屋根工事の専門知識を持った経験豊富なスタッフが対応いたしますので、まずはお気軽にご相談ください。
こちらもご参考ください当店がこれまで行った施工
▶施工事例街の屋根やさん熊本店の口コミ
▶お客様の声毎日の現場の様子
▶現場ブログ
8時~20時まで受付中!
0120-81-9346