熊本店発・軒ゼロ住宅(軒がない・短い)|劣化や雨漏りリスクが高くなる為『雨漏り対策』は万全に行いましょう!
2023年3月7日更新
近年、都心部を中心に『軒ゼロ住宅』が人気を集めています。
近年、都心部を中心に『軒ゼロ住宅』が人気を集めています。
外観はデザイン性が高くスマートな事もあり、若い方々の間や都心部の狭小地で多く見られます。
しかし、軒の長さが原因となり『雨漏りのリスク』が高くなってしまう事があります。
スタイリッシュな住宅が新築やリフォームを行い雨漏りが発生してしまっては、資金を費やしているのに台無しになってしまいます。
この様な事にならない為にも、軒ゼロ住宅の『メリット・デメリット』『対策方法』についてご紹介します。
1.軒ゼロ住宅について
1-1 軒ゼロ住宅とは?
昔の住宅は軒がしっかり取られていました。
軒がある事で日差しの遮りや取り込みができ、降雨量も多い四季がある日本ならではの工夫がなされています。近年では、冷暖房が完備され一年を通して快適に過せるようになりました。
その為、デザイン性が高く、居住スペースの広さを重視した設計が多くなってきたのではないでしょうか。
軒がある事で日差しの遮りや取り込みができ、降雨量も多い四季がある日本ならではの工夫がなされています。近年では、冷暖房が完備され一年を通して快適に過せるようになりました。
その為、デザイン性が高く、居住スペースの広さを重視した設計が多くなってきたのではないでしょうか。
2.軒ゼロ住宅のメリット・デメリット
2-1 軒ゼロ住宅のメリット
軒ゼロ住宅のメリット | 詳細 |
住居スペースの確保 | 家を建設する際は、敷地部分に軒までを納めないといけません。 軒を削った『軒ゼロ住宅』の場合は、土地のギリギリまで住宅を広く造る事が出来ます。 狭小地であれば、少しでも室内の広さが確保できるのは大きなメリットではないでしょうか! |
デザイン性が高い | デザイン性を重視される住宅には、軒ゼロの採用が多く見られます。 BOXのようなシンプルモダンな外観や、必要最小限のモノで生活する『ミニマルライフ』にもマッチしているかもしれません。 |
建築コストの削減 | 軒が長い場合は、軒天ボード・垂木・屋根材などの材料費や施工費用が上乗せになり、軒をカットする事で建築費用が抑えられます。 |
2-2 軒ゼロ住宅のデメリット
軒先があるお宅でも、紫外線や直射日光が当たる事で雨漏りは発生します。
直射日光や風雨の影響を直接受ける軒がないお宅では、雨漏りのリスクは倍増してしまう可能性があります。
▶阿蘇郡西原村|雨漏りでクロス剥がれやカビが発生!外壁塗装の劣化・ひび割れが雨漏り原因でした
▶菊池郡菊陽町で外壁の水切り板金に隙間があり2階建ての1階が雨漏り!シーリングで隙間を埋めるように提案しました
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軒ゼロ住宅のデメリット | |
住宅の劣化が早まる | 住宅の外壁を様々なものから守ってくれる役割が軒にはあります。 風雨や紫外線が直接、降り注ぎその分、軒がある住宅より外壁等の劣化が早まってしまいます! |
雨漏りの危険度が高くなる | 軒がないと一番懸念されるのが『雨漏りのリスク』です。 壁にダイレクトに雨が降り付け、屋根から流れてくる雨水は外壁を伝っていきます。 一般家庭の雨漏りが多く発生する箇所は、軒がない箇所が6割以上とも言われています。 雨漏りの危険度は必然的に高くなってしまいます。 |
雨や直射日光が入り込む | 軒がなければ弱い雨でも入り込む為、室内は締め切ってしまいます。また、夏は強い日差しが室内に差し込むので床材等が日焼けしやすくなってしまいます。室内だけではなく、室外機や給湯器も強い日差しから守られていないので、過酷な環境になってしまいます。 |
スタイリッシュな軒ゼロ住宅には、メリットが多くある半目に耐久性や雨漏りに不安がある事も分かりました。デザイン性や土地などの理由から『軒ゼロ住宅』にしたい場合は、どの様な事に気を付けて行けばいいのでしょうか?
▶お家の意外と大事な部分、庇の役割とメンテナンス方法
▶狭小地に多い!軒先が短いお家で雨漏りが起りやすい理由とは
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3.軒ゼロ住宅を建てる際の対策方法について
対策方法 | 詳細 |
▧ 庇をつける | 庇とは玄関や窓の上に取付、日よけや雨除け用の小さな屋根の事です。庇をつける事で室内環境を良くしたり、住まいを外部の厳しい環境から守る働きをしてくれます。★窓に庇を取付る事で雨の日でも窓が開ける事が出来、開放感がある。★強い日差しから室内の不自然な日焼け・色褪せを防ぐ★外壁の汚れや劣化を防ぐ |
▧ 防水対策を施す(外壁等) | 外壁等の防水には、水をはじいてくれるタイプの磁器タイルの使用や防水機能がある塗料を外壁に塗装、防水シートを貼ったり、いくつかの方法がありますので建築時に業者さんとシッカリ打合せを行う事が重要となってきます。 |
▧点検口を設ける | 雨漏りが起こってしまうと、原因箇所の特定に時間が掛かってしまいます。 点検口を設ける事で、室内側から雨漏りの原因を早期に特定する事が出来便利です。 |
▧傷んだ箇所の早期発見と修理 | 外壁のヒビ割れ等から浸入した雨水が建物の内部を伝い、室内の意外な箇所から雨漏りが発生してしまう事があります。 未然に雨漏りを防ぐ為にも、住宅メーカーの定期点検などを利用しましょう! |
4.まとめ
デザイナーズ住宅やデザイン雑誌の『軒ゼロ住宅』の写真を拝見すると、スタイリッシュで斬新なデザインはカッコイイですよね。軒の出がない事によってコスト削減にも繋がり、また外観の魅力もあり、気に入った外壁も大切です。
その反面、軒がないと外壁などが劣化しやすく『雨漏りの要因』となります。
『軒ゼロ住宅』を建築の際は、業者さんに防水対策など『雨漏り対策』の施工をシッカリと行ってもらいましょう。住宅の購入は、一生に一度の大きな出来事です。
メリット・デメリットを十分にご検討された上で、皆さんにとって快適なお住いを手に入れて下さいね。
街の屋根やさんは、屋根補修を初めリフォームや外壁塗装など住まいに関する工事や相談を行っています。
数枚に関するご相談や補修などがあれば、お気軽にお問合せ下さいませ。
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