熊本店発・5月~7月は大気が不安定で雹に注意|屋根などに被害があれば火災保険の雹災を確認!
空が急に暗くなり氷の塊が降ってくる”雹”は、寒い季節のイメージがあります。
しかし雹は夏の季語としても知られている様に、全国的に5月~7月の初夏に発生する事が多いのです。
直径が大きな雹が屋根・雨樋・外壁などに当たると部材の破損や、ベランダ屋根では波板に穴が開いてしまう被害が発生するかもしれません。
雹で被害に遭った時に、家を購入する際にご契約している『火災保険・雹災』が適用される場合があります。
今回は『なぜ夏に雹が多いのか』『雹災被害を受けやすい場所』『火災保険の申請方法』をご紹介します。
▶【最新版】火災保険が適用される屋根工事
▶ご自分でできる悪天候後・地震後の屋根点検
しかし雹は夏の季語としても知られている様に、全国的に5月~7月の初夏に発生する事が多いのです。
直径が大きな雹が屋根・雨樋・外壁などに当たると部材の破損や、ベランダ屋根では波板に穴が開いてしまう被害が発生するかもしれません。
雹で被害に遭った時に、家を購入する際にご契約している『火災保険・雹災』が適用される場合があります。
今回は『なぜ夏に雹が多いのか』『雹災被害を受けやすい場所』『火災保険の申請方法』をご紹介します。
▶【最新版】火災保険が適用される屋根工事
▶ご自分でできる悪天候後・地震後の屋根点検
1.雹のメカニズムについて
1-2 雹(ひょう)と霰(あられ)の違い
雹(ひょう)と霰(あられ)の違いは、大きさによって区別されています。
氷の粒の直径が5㎜以上のものを『雹・ひょう』と言い、氷の粒の直径が5㎜未満を『霰・あられ』と呼んでいます。
雹や霰は積乱雲の中で作られ、初めは小さな氷の結晶です。
雲の中にある細かい水の粒が付着すると、氷の結晶は少しずつ成長していくのです。
地上に落ちようとするのですが、積乱雲の中は上昇気流が発達している為、上に戻されます。
この上下運動を繰り返すと氷の結晶が次第に大きく成長し、雹や霰となって地表に降ってきます。
氷の粒の直径が5㎜以上のものを『雹・ひょう』と言い、氷の粒の直径が5㎜未満を『霰・あられ』と呼んでいます。
雹や霰は積乱雲の中で作られ、初めは小さな氷の結晶です。
雲の中にある細かい水の粒が付着すると、氷の結晶は少しずつ成長していくのです。
地上に落ちようとするのですが、積乱雲の中は上昇気流が発達している為、上に戻されます。
この上下運動を繰り返すと氷の結晶が次第に大きく成長し、雹や霰となって地表に降ってきます。
1-2 雹の落下速度と大きさ
氷の塊となった雹や霰の大きさが大きい程、落下速度が早くなります。
直径が50㎜(5㎝)になると時速が100㎞を超えるのです。雹の大きさによっては、建物に被害を及ぼし注意が必要なのです。
氷の粒が5㎜未満の霰も地面に積もると、非常に滑りやすく転倒する危険も伴います。
直径が50㎜(5㎝)になると時速が100㎞を超えるのです。雹の大きさによっては、建物に被害を及ぼし注意が必要なのです。
氷の粒が5㎜未満の霰も地面に積もると、非常に滑りやすく転倒する危険も伴います。
1-3 なぜ初夏に雹の発生が多いのでしょうか?
なぜ暖かくなる初夏に”雹”の発生が多いのでしょうか?
上空に寒気があると冷たい空気は相対的に重い為下に降りようとし、逆に暖かい空気は軽いので上昇します。
こちらの空気の変動が起りやすい状態を『大気の状態が不安定』と言われています。
大気の状態が不安定な条件は、雹を降らせる積乱雲(入道雲)が発生しやすくなるので、冬ではなく地表付近の気温が上昇する時期に”雹”が多くなるのです。
8月は積乱雲が発生しやすい時期ですが、上空の気温が高すぎると大きな雹粒が成長しないと考えられている為、一般的には雹は少ないと言われています。
上空に寒気があると冷たい空気は相対的に重い為下に降りようとし、逆に暖かい空気は軽いので上昇します。
こちらの空気の変動が起りやすい状態を『大気の状態が不安定』と言われています。
大気の状態が不安定な条件は、雹を降らせる積乱雲(入道雲)が発生しやすくなるので、冬ではなく地表付近の気温が上昇する時期に”雹”が多くなるのです。
8月は積乱雲が発生しやすい時期ですが、上空の気温が高すぎると大きな雹粒が成長しないと考えられている為、一般的には雹は少ないと言われています。
2.雹で建物に被害が出た場合は、火災保険が適用されるかもしれません!
火災保険の契約内容にもよりますが、風災補償の基本補償に雹災・風災・雪災がセットになっているケースが多々あります。
大粒の雹によって、みなさんの建物が損壊した場合は火災保険・雹災が適用され『原状復帰』に使用する事ができます。原状復帰とは、被害に遭う前の状態に戻す事で、住まいの機能を向上させる事ではありませんので注意して下さい!
例えば雹が当たり雨樋が破損した場合、従来の製品と同じものを取付つ為の資材・仮設足場・工事費用・撤去処分費等は火災保険で補償されます。
しかし、現状の雨樋より機能を高くしたり、被害に遭っていない雨樋の部分まで交換する等の、被害前と異なる状態にする事はできないので注意して下さいね。
大粒の雹によって、みなさんの建物が損壊した場合は火災保険・雹災が適用され『原状復帰』に使用する事ができます。原状復帰とは、被害に遭う前の状態に戻す事で、住まいの機能を向上させる事ではありませんので注意して下さい!
例えば雹が当たり雨樋が破損した場合、従来の製品と同じものを取付つ為の資材・仮設足場・工事費用・撤去処分費等は火災保険で補償されます。
しかし、現状の雨樋より機能を高くしたり、被害に遭っていない雨樋の部分まで交換する等の、被害前と異なる状態にする事はできないので注意して下さいね。
2-1 雹災とは
雹(5ミリ以上の氷の粒)が降った事で建物・家財が損傷する事です。同じ氷の粒でも5ミリ以下の大きさの場合は、霰と見なされて補償の対象外となってしまいますので注意して下さい! |
2-2 住宅で雹災被害を受けやすい場所
雹が当たり屋根瓦が割れてしまった | |
雹が降ってベランダ屋根の波板や床板が破損した | |
雹で雨樋が破損してしまった | |
雹によって窓ガラスが割れた | |
雹で外壁が破損した |
火災保険が適用されるポイントには、台風・突風・雹などの自然災害で被害に遭った所の現状復帰である事です!こちらの被害にも火災保険を使用する事が可能です。
▶熊本市南区|台風で被災した屋根板金・屋外フード波板を火災保険修理
▶熊本市東区 台風14号で飛散したカーポート屋根の現地調査
▶熊本東区で台風被害を受けた屋根瓦を火災保険適用で一部葺き直し工事
雹以外にも、台風や大雨に備えて事前対策のご相談も頂きます。そんな飛散対策を行われた事例をご紹介します。
▶熊本市南区で大型台風が上陸する前にベランダ波板屋根の飛散対策
▶熊本市南区|台風で被災した屋根板金・屋外フード波板を火災保険修理
▶熊本市東区 台風14号で飛散したカーポート屋根の現地調査
▶熊本東区で台風被害を受けた屋根瓦を火災保険適用で一部葺き直し工事
雹以外にも、台風や大雨に備えて事前対策のご相談も頂きます。そんな飛散対策を行われた事例をご紹介します。
▶熊本市南区で大型台風が上陸する前にベランダ波板屋根の飛散対策
3.火災保険が適用されないケースとは?
火災保険が適用されない可能性があるケースをご紹介します。
・経年劣化による工事
・住宅被害に遭ってから3年以上が経過
・保険特約・免責金額未満での工事
・経年劣化による工事
・住宅被害に遭ってから3年以上が経過
・保険特約・免責金額未満での工事
火災保険は自然災害に遭われた際に、現状復帰の為に皆さんと保険会社間で契約されているものです。
保険適用の有無は、保険会社の鑑定人がしっかりと鑑定した上で決定されるのです。
被害に遭われた場所の工事は、保険会社より保険認定され損害保険金が支払われてから行いましょう!
4.火災保険会社への保険申請の流れをご紹介します
①火災保険会社へ被害状況を伝える | 火災保険を契約している保険会社へ連絡をして、建物の被害状況を伝えて下さい。『いつ』『どの場所』『どの様な被害』→自然災害(台風・突風・雹etc)で家の○○が壊れた |
②業者に見積書・被害状況写真の作成依頼をする | 保険会社へ申請する際に『被害状況の写真』と『補修に必要な費用の見積書』が必要で、業者に作成依頼をしましょう。依頼時に『修理は火災保険を活用したい』と伝えると受付がスムーズです。 |
③保険申請に必要な書類を揃える | 保険会社→損害保険金請求書+返信用封筒、修理業者→見積書+被害状況の写真等の必要書類を受取ましょう。損害保険金請求書に必要事項を記入した上で捺印をします。 |
④保険申請に必要な書類を郵送する | 必要書類が全て揃えば、火災保険会社へ郵送しましょう。 |
⑤保険会社・鑑定人の査定 | 保険会社より依頼された鑑定人が、申請内容と実際の被害状況に相違がないか確認します。 |
⑥損害保険金の支払いが完了 | 保険が適用されると保険金金額が確定され、ご契約者様の指定口座へ損害保険金が入金されます。申請内容に不備がなければ、約2週間程度で入金されますが、台風などで被害件数が多い場合は時間がかかる場合があります。 |
5.雹などの自然災害被害後に、火災保険関連のトラブルや詐欺にご注意!
今では、火災保険で被害箇所の修理が一般的となってきました。その半面、残念ながら悪徳業者による保険トラブルも増加している現状もあるのです。
住宅被害に遭遇すれば、不安で早期補修を行ってくれる業者に工事依頼してしまうと思います。
どこの業者か分からない人が突然現れたら、注意して下さい!
保険トラブルが多い被害のケースをご紹介します。
▶画像参照:一般社団法人 日本損害保険協会
▶保険活用リフォームのトラブルにご注意下さい!
5-1 無料で修理ができると契約を迫ってくる
『無料で修理ができますよ!』と保険会社から認定もされていないのに、工事の契約を迫ってくる業者には、注意して下さいね!
保険が適用されれば、修理費用が全額負担ができたというケースもあります。しかし各保険会社では審査基準や保険が下りる上限金額が異なります。
保険が認定もされていないのに、無料になる事を過剰にアピールしてくる業者は怪しく、無料を口実に契約させる手口の為、丁重にお断りをしましょう!
保険が適用されれば、修理費用が全額負担ができたというケースもあります。しかし各保険会社では審査基準や保険が下りる上限金額が異なります。
保険が認定もされていないのに、無料になる事を過剰にアピールしてくる業者は怪しく、無料を口実に契約させる手口の為、丁重にお断りをしましょう!
5-2 保険認定もされていないのに工事を始める
保険認定される前に工事を始めてしまう業者は要注意です!
悪徳業者の中には工事代金を早く欲しい為に、保険会社の審査を待たずに工事を始めてしまう場合があります。
工事を先に行うと、万が一保険認定がされなかったり、保険金が減額された場合には、皆さんの自己負担金が高額になってしまいます。
保険審査を待たない業者、工事を必要以上に急かしてくる業者には工事依頼をしないようにしましょう!
悪徳業者の中には工事代金を早く欲しい為に、保険会社の審査を待たずに工事を始めてしまう場合があります。
工事を先に行うと、万が一保険認定がされなかったり、保険金が減額された場合には、皆さんの自己負担金が高額になってしまいます。
保険審査を待たない業者、工事を必要以上に急かしてくる業者には工事依頼をしないようにしましょう!
6.まとめ
雹などの自然災害は、対策を行っていても被害が対策を超えきて、完全に防ぐ事が難しい現状です。
その為に火災保険があるのです。
住宅被害を最小限に防ぐ為にも、事前対策は重要となってきます。
街の屋根やさん熊本では、丁寧な点検を行い適切な工事のご提案をしています。住宅の事前点検のお手伝いをさせて頂きますので、お問い合わせをお待ちしています!
▶メールでのお問い合わせ(24時間受付中)
その為に火災保険があるのです。
住宅被害を最小限に防ぐ為にも、事前対策は重要となってきます。
街の屋根やさん熊本では、丁寧な点検を行い適切な工事のご提案をしています。住宅の事前点検のお手伝いをさせて頂きますので、お問い合わせをお待ちしています!
▶メールでのお問い合わせ(24時間受付中)