熊本店発・時間差雨漏りのリスク|晴れているのに室内に雨染みが起れば、雨漏りの二次被害へ進行しています!
2023年2月20日更新
こんにちは、街の屋根やさん熊本店です。
皆さんは、雨が降っていないのに
外は晴れているのに、室内に雨染みやポタポタと音がきこえたらビックリしますよね。
しかし、時間差で雨漏りが起る事は珍しくはないのです。
『雨染みの発見したタイミング
街の屋根やさん熊本店発:時間差で雨漏りが起った現地調査と施工事例
▶熊本市北区|熊本地震で被災し最近雨漏りし始めた瓦屋根の現地調査
▶熊本市北区で地震被害から時間差で雨漏りした屋根瓦の補修工事
街の屋根やさん熊本店でも『雨漏りの点検』
▶メールでのお問合せ(24時間受付中
こんにちは、街の屋根やさん熊本店です。
皆さんは、雨が降っていないのに
”室内に雨染みができた””ポタポタと水が落ちる音がする”などのご経験はありませんか?外は晴れているのに、室内に雨染みやポタポタと音がきこえたらビックリしますよね。
しかし、時間差で雨漏りが起る事は珍しくはないのです。
『雨染みの発見したタイミング
』
=『雨水が侵入したタイミング
』とは限りません。
雨漏りは建物の様々な場所から起こってしまう可能性があり、今回は『時間差で起こる雨漏りについて
』
をご紹介します。街の屋根やさん熊本店発:時間差で雨漏りが起った現地調査と施工事例
▶熊本市北区|熊本地震で被災し最近雨漏りし始めた瓦屋根の現地調査
▶熊本市北区で地震被害から時間差で雨漏りした屋根瓦の補修工事
街の屋根やさん熊本店でも『雨漏りの点検』
を承っていますので、お気軽にご相談下さいませ。▶メールでのお問合せ(24時間受付中
)
1.時間差で雨漏りが起ってしまう原因について
1-1 原因①:時間をかけて建物内に雨水が浸食してくる!
室内の雨染みや、水がポタポタと漏れるのは雨水がダイレクトに天井へ侵入した為と思われますよね。実際の雨漏りは、どんなに単純ではないのです。
『雨水の侵入経路』
屋根➙骨組み➙断熱材=天井に染み出してくる
この様に、様々な所を辿って雨水が侵入してくる事が分かります。屋根➙骨組み➙断熱材=天井に染み出してくる
雨水の侵入経路は、屋根=天井と思われがちですが、天井に辿り着くまでには、骨組みと断熱材を経由しているのです。
その為、侵入場所から浸出場所までの距離が長ければ、侵入した雨水の量が少ないと浸出迄に時間が掛かります。結果的に、”晴れているのに雨染みができた”と言うような状態になってしまうのです。
※骨組み・・垂木(たるき)という角材
▶お住いが教えてくれる屋根補修のサイン
1-2 原因②:雨水が一時的に溜まっている事がある!
何らかの影響で、侵入した雨水が一時的に溜まると、その場所から流れが滞留し雨漏りの発生が遅れる場合があります。
屋根に降り注いだ雨は、雨水を正常に排水する為の雨仕舞によって地面に排水される様にできています。
その為、屋根に雨水が溜まる事は起こりにくいのですが、
僅かな隙間や破損があれば、
この様な現象は、屋根裏・
フラットで傾斜のない
時間差の雨漏りが発生しやすい設備周り(陸屋根・バルコニー
▶ベランダ・バルコニーで起こる雨漏りの原因と補修方法を解説
▶雨漏りをさせないために、雨水を積極的に誘導して排水させる雨仕舞
屋根に降り注いだ雨は、雨水を正常に排水する為の雨仕舞によって地面に排水される様にできています。
その為、屋根に雨水が溜まる事は起こりにくいのですが、
建物の経年劣化や雨仕舞(雨水を正常に排水する為の
施工
)
の破損、
元々の
構造の問題
によって建物に雨水が溜まってしまう事があります。僅かな隙間や破損があれば、
流れが滞留した場所から雨水が
少しずつ侵入してくるのです。
この様な現象は、屋根裏・
陸屋根・バルコニー
でもよく見られます。フラットで傾斜のない
陸屋根は構造的に
、雨水が溜まりやすくリスクが大きくなります。また、バルコニーも雨が吹き込みやすく、水が溜まりやすい場所です。排水溝にゴミが溜まると水が溜まってしまう事もあります。時間差の雨漏りが発生しやすい設備周り(陸屋根・バルコニー
)は、特に注意が必要です!▶ベランダ・バルコニーで起こる雨漏りの原因と補修方法を解説
▶雨漏りをさせないために、雨水を積極的に誘導して排水させる雨仕舞
2.時間差の雨漏りは通常の雨漏りよりもリスクが高い
時間差の雨漏りが通常の雨漏りよりリスクが高くなるのは下記の
雨漏りが起ると『今、初めて雨漏りが起った!
しかし、建物内部に静かに時間をかけて進行している事が、時間差雨漏りの厄介な所なのです。
▶雨漏り修理・雨漏り改修工事は街の屋根やさんへ
理由があります。
被害が表に出てくる(被害に
気付く
)以前から、建物にダメージを与え続けている可能性が高い!
雨漏りが起ると『今、初めて雨漏りが起った!
』
と思われる事でしょう。しかし、建物内部に静かに時間をかけて進行している事が、時間差雨漏りの厄介な所なのです。
▶雨漏り修理・雨漏り改修工事は街の屋根やさんへ
2-1 雨漏りの一次被害・二次被害とは
雨漏りの被害には『一次被害
時間差の雨漏りは通常の雨漏りに比べ一次被害の期間が長く、気付かない内に建物に大きなダメージを与えてしまっている事が、時間差雨漏りの大きなリスクとなるのです!
』と『二次被害
』
に分類されます。
雨漏りの一次被害は、雨水が建物の内側に浸入し始めた初期段階を指します。
この段階では、屋根裏や外壁などの見えない内側に侵入しただけで、雨漏りの認識確認がなくここが重要なポイントです。
この段階では、屋根裏や外壁などの見えない内側に侵入しただけで、雨漏りの認識確認がなくここが重要なポイントです。
雨漏りの二次被害が、建物に影響が出てくる状態です。
天井に雨染みやカビ被害など一般的に雨漏りに気付くタイミングとなります。つまり、雨漏りに気付いた時点で二次被害にまでさらに進行している事になるのです。
天井に雨染みやカビ被害など一般的に雨漏りに気付くタイミングとなります。つまり、雨漏りに気付いた時点で二次被害にまでさらに進行している事になるのです。
時間差の雨漏りは通常の雨漏りに比べ一次被害の期間が長く、気付かない内に建物に大きなダメージを与えてしまっている事が、時間差雨漏りの大きなリスクとなるのです!
3.時間差雨漏りの事例:こんな小さな隙間から雨水は時間をかけて浸入します!
『瓦の浮き』 | 1階の押入に発生した雨漏りが徐々に酷くなってきました。雨漏りの原因は、下屋(1階にかかる屋根)の瓦の浮きでした。瓦が浮いた事で隙間ができ、雨水が侵入したと考えられます。 | |
『雨樋の外れ』 | 和室の部屋全体に雨漏りが起り、和室の天井にはたわみがありました。雨漏りの原因は、這樋(はいどい)が外れた事でした。這樋付近の板金や瓦にも本来はない隙間がありました。這樋が外れた所から大量の雨水が屋根に排水され、付近の隙間から雨水が浸入したと考えられます。 | |
『外壁塗装の劣化・ひび割れ』 | 壁にシミができクロスが少し浮いている程度だったのが、時間が経過するとクロスが剥がれカビや下地が見えている状態に進行しました。雨漏りの原因は、外壁塗装が劣化し防水性が低下すると、水分が染み込みひび割れが起りやすくなります。そのひび割れた所から雨水が侵入した事で、雨漏りが起ったと考えられます。 |
4.まとめ
今回は、雨漏りが時間差で起こるリスクや原因をご紹介しました。
雨漏りが起るのは屋根だけではなく、外壁・雨樋・窓枠なども雨水が浸入し雨漏りを引き起してしまいます。
お住まいで少しでも怪しい所を見つけたら、早めに行動へ移す事が快適な暮らしへと繋がります。
▶街の屋根やさんの無料点検でお住いの不安も解消!
雨漏りが起るのは屋根だけではなく、外壁・雨樋・窓枠なども雨水が浸入し雨漏りを引き起してしまいます。
ベランダもその一つで、ベランダの床には防水層が敷かれていますが、防水層のひび割れや剥がれで、下の階で雨漏りのトラブルが発生する何て事もあります。お住まいで少しでも怪しい所を見つけたら、早めに行動へ移す事が快適な暮らしへと繋がります。
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