要注意!屋根の形に関係なく屋根の上は滑りやすく大変危険です!
今年も残り僅かになり、住まいの大掃除の時期がやって来ました。
ふと屋根に目を向けてみると、『屋根の上に何かが落ちている』『瓦が割れている』と気付く事があるかもしれません。
そんな時、『屋根に上って確認しないと!』と思われるかもしれません。
『少しだけだから大丈夫・・・』と屋根へ上ると、一歩間違えれば大惨事になってしまう事も・・・。
屋根の上に上り慣れている経験豊富な職人さんでさえ、時には足元がグラつく事もあります。
屋根の上は、皆さんが思っている以上に滑りやすく大変危険な場所なのです。
今回のコラムでは、屋根の上が危険な理由についてご紹介させていただきます。
『瓦屋根』
種類が『和瓦』や『洋瓦』など沢山あり、大きくは粘土製・セメント製に分けられます。
特徴は、重く厚みがあり何より頑丈。
『金属屋根』
以前は金属製屋根と言えば『トタン屋根』が主流でした。
近年では、錆に強い『ガルバリウム鋼板』が人気を集めています!
『スレート屋根』
セメントを固めて塗装した薄い板を並べた屋根。
幾つか種類があり一般的に使用されているのが
『化粧スレート』で
”カラーベスト”・”コロニアル”・”スレート瓦”と呼ばれている屋根材です!
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スレートについて詳しくはこちら
屋根の形や素材は異なりますが共通して言える事は、どの屋根も滑りやすいという事です!
屋根が滑りやすい要因は、雨水を受け流す為に傾斜が付けられており、屋根の上に上るとバランスが保ちにくくなるのです。
『うちの屋根は傾斜が緩いし大丈夫!』『ツルツルした屋根じゃないから滑らない!』
⚠屋根がメンテナンス不足で劣化している場合は要注意です!!
新築の家を持ち時間の経過と共に残念ながら、屋根材の劣化は少しずつ進行して行きます。
どの様な『経年劣化の症状』が屋根にみられると特に危険度が上がるのでしょうか?
屋根の劣化症状を見て行きましょう。
『屋根の主な劣化症状』
▧ ひび割れが起こっている
▧ 屋根材が反っている
▧ 汚れが付着
▧ コケやカビが生えている
▧ 塗装が剥がれている
▧色褪せている
屋根にカビやコケが発生している屋根は滑りやすく、汚れの付着や塗装の剥がれも足元を取られる原因にもなります。
長年メンテナンスを行っていない場合は、滑りやすい屋根になっている可能性が高くなってしまいます。
屋根に上る機会は殆どゼロに等しいですよね。
実際に屋根に上ってみるとこの様な体感です。
▧不安定
▧考えていたよりも高い
▧考えていたよりも傾斜がある
屋根の上に上る事になるのは、天災などの緊急性が高い場合が殆どで、知らない場所に行く事になるので、事故に繋がりやすくなります。
スレート屋根の場合は、薄いセメントで出来ていて、内部にある釘によって屋根材が固定されています。
釘の真上部分を誤って踏んでしまうと、屋根材が割れてしまう可能性があります。
劣化や雨漏り等で野地板(のじいた)が傷んでいると、屋根の上に上った際に、屋根が抜け落ちてしまう事も・・・(゚д゚)!
皆さんや大切なお家が大怪我を負ってしまうかもしれません。
今回は、『屋根は滑りやすく危険』についてご掲載させて頂きました。
経験が豊富な職人さんでも、滑りにくい作業靴を履いて作業を行っていますが、危険な目に合う事もあります。
しかし、職人の皆さんはしっかりと準備を整えてから作業に取り掛かっております。
屋根に上る事は、プロも素人であっても大変危険な事に変わりはありません。
屋根に上らないといけない!という事態が起きてしまった場合は、出来るだけ屋根専門の工事会社へご依頼を宜しくお願い致します
~街の屋根やさん・熊本店~
8時~20時まで受付中!
0120-81-9346