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熊本市北区 錆びで雨漏りしていた貸店舗の折板屋根を改修|屋根カバー工法でコストカット・工期短縮

熊本市北区の貸店舗担当者様より、「屋根が錆びて穴が開いており、雨漏りが起きています」とご相談いただき、現地調査を行うことになりました。
築30年ほどの貸店舗で、約10年前に屋根と外壁の塗装メンテナンスはされていました。
しかし、貸店舗内の天井から壁にかけて、雨漏りが発生していました。
雨漏りの原因を特定するため、屋根に上って調査を行ったところ、貸店舗の折板(せっぱん)屋根で塗装が劣化して錆びが発生しており、穴が開いて雨漏りしていると判明しました。
そこで、既存の屋根に新しい屋根材を重ねる「屋根カバー工法」をご提案しました。
屋根カバー工法は古い屋根をはがす必要がないため、葺き替えよりも施工コストのカット、工期の短縮になります。また、屋根が二重になることで断熱性や遮音性が向上するメリットもあります。
貸店舗の担当者様には工事のご依頼をいただき、施工計画の打ち合わせを綿密に行ったうえ、施工に取り掛かりました。
熊本市北区 屋根材(金属),貸し店舗,その他の工事,雨漏り修理,雨樋交換,屋根カバー工事,雨樋工事
ビフォーアフター
工事基本情報
- 施工内容
- 屋根材(金属),貸し店舗,その他の工事,雨漏り修理,雨樋交換,屋根カバー工事,雨樋工事
- 施工期間
- 約1か月
- 使用材料
- 改修用タイトフレーム、GL鋼板製88型折板0.6mm、水止めエプロン面戸、壁際水切り、棟包み板金、軒樋吊り金具、前高軒樋
- 施工内容その他
- 折板屋根,室外機撤去
熊本市北区の貸店舗にて、
「屋根が錆びて穴が開いており、雨漏りが起きています」とのご相談をいただきました。
貸店舗内では、天井から壁際にかけて雨が流れたような跡が見られました。
店舗内で雨漏りが起きると、商品や設備に被害が出るだけでなく、営業にも支障が出てしまいますね。
担当者様をはじめ、従業員の方々も非常にお困りだったようです。
こちらの貸店舗では、10年ほど前に屋根・外壁の塗装を行われたそうです。
しかし、折板屋根は
塗装がすでに劣化しており、それにより
錆びが進行して
穴が開いていました。 貸店舗内の雨漏りは、こういった
折板屋根の錆びによる穴あきが原因と判明しました。
雨漏りが起きている折板屋根には、①部分補修②屋根カバー工法③葺き替えの主に3通りの修理方法があります。
費用面では部分補修が最も費用を抑えられますが、部分補修で使用するコーキングや防水テープはあまり耐久性がないため、今後雨漏りが再発するリスクが高いです。
屋根を新たに張り替える「葺き替え」は屋根を一新でき安心ですが、費用や工期の負担が大きく、屋根を剥がす際に営業に支障が出るというデメリットもあります。
そこで
「屋根カバー工法」をご提案しました。
屋根カバー工法は
既存の折板屋根の上から新しい屋根を被せる工法です。
既存屋根を撤去しないため、
店舗の営業に影響が出にくく、工期も短く、葺き替えよりも解体撤去費用をカットできるという利点があります。
また、屋根が二重になることで、断熱性や遮音性が向上する効果もあります。
【関連記事】工場・倉庫の屋根修理・改修はカバー工法がお得!葺き替えとの違いは?
貸店舗の屋根には、現在使用していない古い室外機も載ったままになっていました。
お客様からご依頼があり、こちらの室外機の撤去も一緒にお見積りすることになりました。
お見積り提出後、担当者様より工事のご依頼をいただきました。
施工計画などの綿密な打合せを行ったうえ、施工に取り掛かりました。
屋根改修工事を行う第一歩が「足場の設置」です。
足場には職人の安全確保、施工の精度向上、周囲への配慮など様々な役割があります。
「足場を建てたら店舗の営業に支障が出るのでは?」と不安に思われるかもしれません。
当店では、店舗に来店されるお客様の安全を第一に考え、出入口や動線の確保を徹底しています。
また工事時間もできる限り調整し、営業中でも支障が出ないように配慮しています。
屋根カバー工事の工程では、まず「改修用タイトフレーム」という部品を屋根に取り付けます。
特に熊本は台風の通り道となるため、屋根の耐風性を高める改修用タイトフレームの施工は欠かせません。
改修用のタイトフレームを取り付けると、既存の折板屋根と新しい折板屋根の間に隙間があくことになります。
これにより、屋根の間に空気層が設けられ、断熱性や遮音性が向上します!
屋根の面積が広いため、タイトフレームの設置だけで約1週間を要しました。
一つ一つ丁寧に取り付け、屋根全体に新しい折板を取り付けるための土台が完成です。
既存屋根に設置した改修用タイトフレームに、新しい折板屋根を取り付けていきます。
折板には厚みの種類もいくつかありますが、今回は0.6mm厚の折板を使用しました。
厚みがありすぎると重量が増え、建物の耐震性が低下する原因になり、反対に薄すぎると変形や穴あきなど耐久性に不安が残ります。
0.6mmの折板は、十分な強度を持ちながら、重量を抑えられるバランスの取れた選択であるといえます。
折板屋根の最大の弱点は「ボルト部分からの錆」です。
そこで今回、
ボルトの上から錆止めキャップを取り付けました。
このキャップにより、雨水がボルトに直接触れるのを防ぎ、錆の発生を大幅に軽減できます。
屋根全体の耐久性を高め、長期的に安心して使用できる屋根となります。
屋根改修工事の仕上げとして、古くなっていた軒樋の交換を行いました。
屋根をカバー工法で改修すると、屋根の高さが従来よりも若干高くなっています。そのため、軒樋がそのままだと、屋根から流れてきた雨水が上手く軒樋に入らずこぼれ落ちる「オーバーフロー」が起きて建物に悪影響を与える可能性があります。
そのため、現在の屋根の高さに合った軒樋に交換しました。
今回はオーバーフローが起きにくく、排水能力の高い「前高の角樋」に交換しました。
新しい屋根にも調和し、大雨の日でも安心してお過ごしいただけるようになりました。
屋根改修と同時進行で、不要になったエアコン室外機の撤去と架台の交換も行いました。
既存の室外機のうち2台はすでに使われていなかったため、撤去をご希望されていました。
また、室外機を設置する「架台」は金属製でしたが、錆がひどく、そこから屋根材に「もらい錆」が広がっていました。
屋根改修の際に不要な室外機を撤去し、金属製の架台から人工木(樹脂製)の架台に交換しました。
樹脂製架台は
軽量で腐食にも強く、屋根に余計な負担をかけることもなく、屋根に
錆が広がる心配もなくなり安心です。
室外機には転倒防止の金物を取り付けておきました。
最後に仮設足場を解体し、今回の貸店舗屋根改修工事がすべて完了しました。
折板屋根のカバー工法により雨漏りは解消され、外観も美しく仕上がりました。さらに屋根が二重構造になったことで、遮熱性も向上しています。
金属屋根特有の「夏の暑さ」「冬の寒さ」も軽減され、店舗を利用されるお客様だけでなく、働く従業員の方々にも快適な空間を提供できるようになりました。
熊本市北区の貸店舗で行った屋根改修工事では、雨漏り対策から外観の改善、そして快適性の向上までトータルで実現できました。
「屋根がさびている」「雨漏りが心配」「古い室外機や架台の錆が気になる」といったお悩みは、放置すれば建物全体の劣化につながることもあります。
街の屋根やさん熊本店では、現地調査から最適なご提案、施工、完了まで責任を持って対応いたします。
同じようなお悩みをお持ちの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
街の屋根やさん熊本店では、屋根工事が初めてというお客様でも安心してお願いしていただける体制を整えております!
熊本市北区にて貸店舗の雨漏り調査を行ったB様の声「実績があり良好」とお褒めの声をいただきました

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