建物詳細:木造2階建て住宅
築年数:27年
屋根材:セメント瓦
相談内容:屋根葺き替えと外壁塗装を検討しています。工事見積りをお願いします。

築30年頃になると、住宅の様々な箇所でトラブルが増えてきます。それぞれの箇所をしっかり点検し、適切な工事をご提案します。

この雨染みは2～3年前から発生したそうです。
軒天に雨染みができる原因は、屋根からの雨漏りや軒天自体の浮き・劣化が考えられます。
この状態を放っておくと、内部の下地腐食や室内の雨漏り、また軒天が浮くとそこから小動物が侵入して糞尿や悪臭のトラブルにも繋がります。
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セメント瓦の補修方法には、主に「塗装」「部分交換」「葺き替え」の3通りがあります。
セメント瓦の耐用年数はおよそ30年です。今回のお住まいは築27年で、塗装や部分交換を行ったとしても、耐用年数の30年をすぐに迎えてしまいます。
そのため、今回は「屋根葺き替え工事」がおすすめです。
古い瓦をすべて撤去し、屋根下地も補修して新しい屋根材に交換することで、屋根の機能と美観が一新され、今後のメンテナンスも大きく軽減できます。

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また、サイディングパネルの継ぎ目にある「シーリング」も劣化して割れや剥がれが起きるため、打ち替えを行う必要があります。
目地シーリングの劣化を放っておくと、そこから雨漏りが起きる原因にもなります。
外壁も意外と雨漏りの原因になるため、外壁の劣化も見過ごしてはいけません。
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住宅にテラス屋根があって足場が立てられない場合は、テラス屋根を仮撤去して足場を設置します。
テラス屋根が劣化している場合、このタイミングで新しい屋根に交換することも可能です。
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お客様とのお話合いの結果、以下の内容でお見積りを作成いたしました。

提案内容

・仮設足場設置
・屋根葺き替え工事（陶器平板瓦への交換）
・外壁塗装（シリコン塗料とフッ素塗料の2通り）
・雨樋の交換
・軒天張り替え

外壁塗装でご提案した塗料について
・シリコン塗料
耐久性と価格のバランスが良く、外壁塗装で最もよく使用されている塗料。（耐用年数10～13年）
・フッ素塗料
価格は高くなりますが、高い耐久性と耐候性を持つ高品質な塗料。（耐用年数15～20年程度）

築年数が30年程度経った住宅では、今回のように複数箇所の劣化が同時に進行することがよくあります。
街の屋根やさん熊本店では、住宅全般の工事を承っており、ご予算・ご要望に合った最適な工事をご提案しております。
今回のように「軒天の雨染みが気になる」や「セメント瓦の葺き替えを検討中」などのお悩みがありましたら、お気軽にご相談ください！

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