20年間はメンテナンス不要?屋根カバー工法(重ね葺き)の特徴

昨年は、例年よりも早く梅雨が明け『夏本番』が早くやって来たかと思うと、体温をはるかに超える
『酷暑
』各地を襲い・・


?全国各地で、35度を超える日々が何日続いた事でしょう





今年の暑さは【災害です
】と何度もニュースで耳にしました。。

小学校などでは、プールの水温が30度を超えて中止になったり、高校野球の地区大会がナイターと耳を疑うニュースばかりです



どこのご家庭でも空調がフル稼働の毎日で電気代、酷暑による食料品の高騰と・・・家計には大打撃

このような異常事態が起こってしまうなど考えられなかったですね

この『酷暑
』の中で、
大きなダメージ
を受けてしまうのが、皆さんを、雨
や風
、紫外線
から守ってくれている『住まい』ではないでしょうか









真夏の屋根の”表面温度は70度””を超えると言われています




『屋根のリフォーム』には『カバー工法』『葺き替え』『塗装』の方法があります。
いざ、『屋根のリフォーム』お考える上で、自分の『住まい』にはいったいどの方法を取ればいいのかが悩みどころだと思われます

今回のコラムでは、『カバー工法』にスポットをあてて、他の工法との比較をしながら『カバー工法』の特徴などをご紹介させて頂きます

では、ご一緒に見て行きましょう



?カバー工法(重ね葺き)って??
『カバー工法』とは・・既存の屋根材の上から重ねて新しい屋根材を取付ける方法となります。
※カバー工法は屋根を重ねる事から【重ね葺き】とも呼ばれています。
既存の『屋根材の解体工事費』と『廃材処理費』が掛からないので、”コスト”も抑えられ人気の『屋根のリフォーム』になります

カバー工法のメリット
・廃材が発生しないので『解体工事費』『廃材処理費』を節約が出来る
・工期が短い
・屋根が2重構造になる為、断熱性の工事が出来、雨音が軽減される
・生活に支障がでない
カバー工法のデメリット
・屋根の劣化状況においては、施工が出来ない場合がある
・カバー工欧が出来る屋根材は限られている(瓦屋根は向いていない)
・屋根の重量が増加
※カバー工法は屋根材を重ねる屋根のリフォームになる為、必然的に2倍の重さになってしまいます。
屋根材が重いと【耐震性】に欠け危険な事になってしまうので、軽量な屋根材を使用する必要があり、
今は主流となっているのが『ガルバリウム鋼板』です。
★『ガルバリウム鋼板』のメリット・デメリットは?
メリット➯ ・錆びにくい デメリット➯ ・雨音が大きくなりやすい
・軽量
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実際に『屋根のリフォーム』は『カバー工法』が一番なのでしょうか??
『屋根のリフォーム』の施工方法には、『カバー工法』『葺き替え』『塗装』があります。
症状や目的によって選択する工事・工法が異なる為、症状・目的別でどの工事・工法を選択すればいいのか一緒に見て行きましょう



?屋根リフォーム工事・工法は?
屋根リフォーム 工事・工法 | 詳細 |
カバー工法 | ★特徴 屋根材の上から重ねて屋根材を取付ける ★症状・目的 ・メンテナンスの不要期間を長くしたい場合 ・今と異なる屋根材へ変更したい場合 ・アスベストを含む屋根材を使用している場合 |
葺き替え | ★特徴 屋根材を全て撤去して、新しい屋根材を取付ける ★症状・目的 ・屋根の下地が腐食している場合 ・屋根材の劣化が激しい場合 ・屋根の色を変えたい場合 |
塗装 | ★特徴 屋根材に直接塗料を塗る ★症状・目的 ・屋根材に汚れが付着しているだけの場合 ・雨漏り箇所もない場合 |
このように、『カバー工法』『葺き替え』『塗装』のリフォームが選択出来ます?
どの工法にも”特徴”や”目的”があり、皆さんの『住まい』の状況にあった『屋根のリフォーム』を行いましょう

1番選ばれやすいものが『塗装』となります

しかし、一般的な『塗装』では直せない屋根の症状があります。
どの様な屋根の状態が『塗装』に不向きなのかを見て行きましょう



?塗装では直せない屋根の状態って・・・?
それでは、『塗装』では対応が出来ない『屋根の状態』はどの様なものがあるのでしょうか

・屋根の下地が腐食していて補修が不可能
・数箇所から雨漏りが発生している
・屋根の下地が割れていたり、劣化が激しい状態になっている
※上記の様な症状がみられる場合は、『塗装』ではなく『カバー工法』や『葺き替え』を検討しなくてはいけません。
?『カバー工法』と『葺き替え』の違いは何??



項目 | 葺き替え | カバー工法 |
状況 | 屋根材の劣化や腐食が激しく屋根自体を変えないといけない | 屋根材自体はキレイで、今後のメンテナンス費用を抑えたい |
工事内容 | 屋根材全てを取り外し、新しい屋根材を取付ける | 現在の屋根材の上から新しい屋根材を取付ける |
効果 | 新しい屋根材の効果が得る事が出来る | 屋根材が二重になり断熱・防水性等が向上する |
メンテナンス期間 | 10年前後 | 20年前後 |
費用 | ※一般的なメンテナンス時期と費用(30年間) 約270万円 | ※一般的なメンテナンス時期と費用(30年間) 約180万円 |
一般的なメンテナンス時期で費用のシュミレーションをしてみると・・・・・
『カバー工法』が約180万円,『葺き替え』が約270万円となり、30年間の屋根のメンテナンス費用でも約90万円ほど違ってきます





『メンテナンス時期を忘れてしまいそう!』
➡ カバー工法をオススメします

『屋根の補修費用はあまりかけたくない!』
『カバー工法』に少し興味を持って頂けて、『見積書をとってみようかな!』と思われた皆さんがいらっしゃいましたら・・・業者さんへ一度、問い合わせて見て下さいませ





皆さんが
業者を選択する基準の一つ
として選択基準をお伝え出来ればと思います







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今回は『カバー工法』にスポットをあて、他の屋根リフォームを織り交ぜながらご紹介をさせて頂きま
した。
屋根は、日々、劣悪な環境の中にさらされております



単に『屋根のリフォーム』と言っても、様々な工法があり皆さんのお住いの状態によって異なります。
また、費用も屋根の状態によっては高額になる場合が・・・





現在の住まいの状態をしっかりとプロの目で見極めてもらい・・・
・・・・・一番最適な『屋根のリフォーム工事』を・・・・・





~街の屋根やさん・熊本店~
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