熊本発防災対策|地震や台風に強い瓦屋根は『防災瓦』と『強化棟』で耐震性や耐久性アップが実現します!
2023年2月10日更新
日本は年間で数千回も地震が起こっていると言われています。
また、地球温暖化の影響で台風も超大型化になり、住宅被害が後を絶ちません!
『瓦屋根は地震や台風に弱い
しかし、瓦のズレや落下が起った住宅の多くは旧式の耐震基準や施工方法で建てられたものでした。
街の屋根やさん熊本店でも耐震対策に目を向けられるお客様が増え、防災瓦や強化棟に変更されるお宅が増えています。今回は、『防災瓦
▶メールでのお問合せ(24時間受付中)
日本は年間で数千回も地震が起こっていると言われています。
また、地球温暖化の影響で台風も超大型化になり、住宅被害が後を絶ちません!
『瓦屋根は地震や台風に弱い
』
と言われています。しかし、瓦のズレや落下が起った住宅の多くは旧式の耐震基準や施工方法で建てられたものでした。
街の屋根やさん熊本店でも耐震対策に目を向けられるお客様が増え、防災瓦や強化棟に変更されるお宅が増えています。今回は、『防災瓦
』と『強化棟
』についてご紹介させて頂きます。▶メールでのお問合せ(24時間受付中)
1.令和4年1月1日から瓦屋根の留付けが強化されます!
超大型台風の上陸が多くなり、被害を防ぐ為には瓦をしっかり緊結する(
そこで、令和4年1月1日から新築の住宅に対して瓦の留付け
今までは、部分的に瓦が緊結されていましたが、改正後は全ての瓦が緊結の対象になります。
※画像は㈱鶴弥を参照
こちらの改定案は、屋根を新しく葺き替える場合に適用されます。
建築済み全ての瓦屋根の建物で、費用を掛けて
新築の住宅は瓦の緊結方法の
古い瓦屋根
留付ける)事が重要になります。そこで、令和4年1月1日から新築の住宅に対して瓦の留付け
方法に関する基準が上記の様に
強化されます
!今までは、部分的に瓦が緊結されていましたが、改正後は全ての瓦が緊結の対象になります。
※画像は㈱鶴弥を参照
こちらの改定案は、屋根を新しく葺き替える場合に適用されます。
建築済み全ての瓦屋根の建物で、費用を掛けて
屋根葺き替えをしなけれいけない!と言う事
ではないので、ご安心下さいね。
新築の住宅は瓦の緊結方法の
強化が義務化されますが、既存住宅の
屋根葺き替え工事
などに対しては
、改正後の基準で葺き替える事が望ましい!と強制性
が失われている発表になっていますね。古い瓦屋根
の建物をどうしたらいいのか対策を個人的には考えてほしいと思います。
2.地震や台風に強い『防災瓦』と『強化棟』についてご紹介します。
耐震性や耐風性に優れた『
近年では想定外の自然災害が猛威を振るい、住宅への考え方を見直す時期が来ているのかもしれません。
街の屋根やさん熊本店でも、台風や地震などの自然災害への関心が高まり、いざという時に備えておきたい!と屋根材や工事に対するお問合せを頂いています。防災瓦や強化棟の事を覚えて頂ければ幸いです♪
▶地震などの災害に強い!『防災瓦
『
▶菊池市にてセメント瓦から防災瓦に葺き替え工事と付帯部塗装
防災瓦』
や『
強化棟』
が注目を集めています。近年では想定外の自然災害が猛威を振るい、住宅への考え方を見直す時期が来ているのかもしれません。
街の屋根やさん熊本店でも、台風や地震などの自然災害への関心が高まり、いざという時に備えておきたい!と屋根材や工事に対するお問合せを頂いています。防災瓦や強化棟の事を覚えて頂ければ幸いです♪
▶地震などの災害に強い!『防災瓦
を徹底解説
』
『
街の屋根やさん熊本店で行った
防災瓦と強化棟工事の様子』▶菊池市にてセメント瓦から防災瓦に葺き替え工事と付帯部塗装
▪ 防災瓦の特徴
2-1 耐震性
屋根重量の軽量化や瓦のズレや飛散防止
以前はたくさんの土を使用していたので、建物に大きな負荷が掛かり地震時には落下する事もありました。
防災瓦は土を使用しない為、屋根の重量が土葺き工法時の約半分程度になる事で、建物の負荷を大幅に軽減します。
また、瓦の固定も釘留め基準が4枚に1枚程度でしたが、特殊なロック構造で瓦同士をがっちりロックし、瓦を釘やビスで固定するので、地震や台風でも安心です。
街の屋根やさん熊本店でも防災瓦の葺き直し工事を行いましたので、ご参考にして下さい。
▶菊池郡大津町で防災瓦が剝がれて雨漏りした屋根の葺き直し工事
以前はたくさんの土を使用していたので、建物に大きな負荷が掛かり地震時には落下する事もありました。
防災瓦は土を使用しない為、屋根の重量が土葺き工法時の約半分程度になる事で、建物の負荷を大幅に軽減します。
また、瓦の固定も釘留め基準が4枚に1枚程度でしたが、特殊なロック構造で瓦同士をがっちりロックし、瓦を釘やビスで固定するので、地震や台風でも安心です。
街の屋根やさん熊本店でも防災瓦の葺き直し工事を行いましたので、ご参考にして下さい。
▶菊池郡大津町で防災瓦が剝がれて雨漏りした屋根の葺き直し工事
2-2 耐久性
サビや色落ちせず塗替メンテナンス
防災瓦の耐用年数は50年以上とも言われ、サビる事や色褪せする事もなく、長く良い状態を保つ事が可能です。
初期費用は、スレート等に比べると高いのは事実です。しかし、20年・30年という長い単位でみると、
が不要防災瓦の耐用年数は50年以上とも言われ、サビる事や色褪せする事もなく、長く良い状態を保つ事が可能です。
初期費用は、スレート等に比べると高いのは事実です。しかし、20年・30年という長い単位でみると、
塗装メンテナンスが不要で、トータルコストを抑える事が可能な屋根材と言えるでしょう。
2-3 断熱性
高い通気性と断熱効果
防災瓦の場合は、瓦の下に空気層を作ります。
その為、通気性がよく空気の層は断熱効果もあるのです。瓦下の空気層は屋根裏に熱を伝えにくく、室内の熱を逃しにくい働きがあるので、断熱性の高い屋根材です。
※画像は㈱鶴弥を参照
防災瓦の場合は、瓦の下に空気層を作ります。
その為、通気性がよく空気の層は断熱効果もあるのです。瓦下の空気層は屋根裏に熱を伝えにくく、室内の熱を逃しにくい働きがあるので、断熱性の高い屋根材です。
※画像は㈱鶴弥を参照
3.強化棟の特徴
1981年以前に建築された建物の多くが旧耐震基準
旧工法
その為、
そこで2001年に策定された『
▶屋根瓦を軽く!棟瓦の乾式工法で耐震性向上
でした。旧工法
の棟は、緊結線・葺き土・漆喰などで固定されていた『土葺き工法
』
でした。その為、
瓦1枚1枚が固定されていないので経年劣化によって、地震や台風で瓦のズレや棟の崩壊などに繋がっていました。そこで2001年に策定された『
強化棟工法
(ガイドライン工法
)』
で施工された瓦屋根は、震度7クラス
の地震でも倒壊しなかったと科学的にも検証されています。強化棟
工法で棟の崩壊を防止する事ができます。▶屋根瓦を軽く!棟瓦の乾式工法で耐震性向上
3-1 強化棟工法(ガイドライン工法)の棟構造は?
こちらが強化棟工法(ガイドライン工法)の断面図になっています。パッキン付ステンレスビスで棟部を固定し、棟補強金物で垂木をしっかり固定します!
強化棟は
棟補強金物と芯材を使用し、冠瓦が建物の下地に固定されているのです。こうする事によって、棟部と建物の躯体が一体化し、地震の大きな揺れにも瓦が落下しません。
街の屋根やさん熊本店でも強化棟取り直し工事を行いましたので、ご参考にして下さい。
▶合志市|台風で崩壊していた棟瓦を強化棟で取り直し工事 自然災害に強い棟に生まれ変わりました
4.まとめ
近年では、地震・超大型台風・
今回、ご紹介させて頂きました『防災瓦
費用の面では少し高くなりますが、修理やメンテナンスを少なくなる事で、トータル的にコストは抑える事ができます。
屋根の葺き替えをご検討中の方々に、ご参考になれば嬉しく思います。
ゲリラ豪雨に大きな不安を感じている方々が多いと思われます。今回、ご紹介させて頂きました『防災瓦
』や『強化棟
』は、耐震性や耐風性に非常に優れているので、
地震や台風対策をしたい方にはぴったりの建材です。費用の面では少し高くなりますが、修理やメンテナンスを少なくなる事で、トータル的にコストは抑える事ができます。
屋根の葺き替えをご検討中の方々に、ご参考になれば嬉しく思います。