こんにちは、街の屋根やさん熊本店です。
本日は合志市にて台風１４号により屋根瓦が飛散したとご相談いただき現地調査を行った様子をご紹介します。
瓦がまとめて剥がれていたり、棟瓦も崩壊するなど台風により大きな被害を受けていた為、葺き替え工事をご提案させていただきました。
当店でも台風被害のご相談が相次いでおり被害の大きさが伺えます。
被害を受けられた方にはお見舞い申し上げますと共に、当店でお力になれる事があれば何なりとご相談ください。

台風で被害を受けた瓦屋根の現地調査

台風通過後すぐに合志市のお客様よりお問合せがありました。
詳しくお話をお伺いすると、
『台風の時に大きな音が鳴り、落ち着いてから確認すると瓦が落ちていた。火災保険を利用して工事したい。』
という事でした。
台風通過時にはとても怖い思いをされたと思います。当店でしっかり屋根調査を行った上、火災保険の申請時に必要な被害写真の撮影やお見積り作成なども行わせていただきます。

瓦が飛散し割れている

ラバーロックが逆効果になって瓦がまとめて剥がれた？

ルーフィング（防水紙）にも穴が開いています

屋根下地に張っているルーフィング（防水紙）にも穴あきが多数ありました。
ルーフィングは建物内に雨水を入れないように防水する重要なパーツです。
瓦が飛散して破れたか元々破れていたのかは定かではありませんが、このままでは室内に大量の雨水が侵入し、雨漏りが悪化してしまいます。

棟瓦が崩壊

屋根の棟瓦も台風により崩壊していました。
棟瓦にもラバーロックが施されており、一気に剥がれ落ちてしまったのかもしれません。
棟瓦は屋根の中でも高い部分にある瓦である為、風の影響を受けやすい場所でもあります。
地震や台風の影響を受けやすい場所であるからこそ、普段からしっかり点検・メンテナンスを行うことが重要です。

軒天も剥がれ落ちていました

軒天も台風で剥がれ落ちて、大きな穴が開いている状態でした。
元々経年劣化していたと考えられますが、ここまで大きな穴が開くなんてとても怖いですよね。
軒天に開いた穴から小動物や害虫が住み着いてしまうと、糞尿被害や悪影響を及ぼすダニやウイルスが繁殖する可能性があります。
また、雨漏りに繋がったり、下から吹き上げる強風が吹くと屋根が飛んでしまう事も考えられる為、早めに補修する必要があります。

合志市で現地調査が完了！修繕工事をご提案しました

台風による住宅被害は火災保険（風災特約）が使えます！

但し、屋根の被害写真を撮影するのは危険を伴う為、決してご自身では屋根に上らないようにしてください。
また、台風通過後は悪徳業者による便乗商法も増加します。突然来る訪問業者は家に上げず、信頼できる業者に依頼されるようにしてくださいね。
▶台風や地震の後は屋根にのぼらないこと、災害便乗商法に注意すること