熊本市東区でシロアリ被害を受けていた玄関戸枠の交換工事｜シロアリの食害で内部がボロボロに！シロアリ被害のサインもご紹介します

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熊本市東区でシロアリ被害を受けていた玄関戸枠の交換工事｜シロアリの食害で内部がボロボロに！シロアリ被害のサインもご紹介します

こんにちは、街の屋根やさん熊本店です。
本日は熊本市東区でシロアリ被害を受けていた玄関戸枠の交換工事の様子をご紹介します。
戸枠はシロアリによる食害で木がボロボロになっていた為、新しい戸枠に交換しました。
シロアリは木材の柔らかい部分を好む為、外側はそこまで被害がなくても、内部はボロボロに食害を受けている事もあります。
気付いたら内部がボロボロになって建物の強度や耐久性にも影響を及ぼす為、少しでも違和感があれば点検をご相談くださいね。

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シロアリ被害を受けていた玄関戸枠の交換工事

熊本市東区で前回現地調査を行ったお客様より、工事のご依頼をいただきました。
前回の現地調査ではシロアリ被害による玄関戸枠の腐食と、配管の結露による天井の水濡れ被害がありました。
お客様には戸枠の交換と配管の水受け設置、天井・クロスの張り替えをご提案させていただき、工事のご依頼をいただきました。

今回はシロアリ被害を受けた玄関戸枠の交換工事の様子をご紹介します。

▶現地調査の様子はこちら

シロアリ被害を受けている玄関戸枠を撤去

まずは既存の玄関戸枠を撤去します。
一見するだけでは被害の大きさは分かりませんが・・・

戸枠を剥がしてみると、シロアリの食害で木の内部がボロボロになっていました！
シロアリは木材の柔らかい内側部分を食べ進め、固い外側部分は残す習性があります。
その為、一見すると大きな被害を受けていないように見えても、実は内側はボロボロになっているという事も多いのです。

幸い、シロアリ被害を受けていたのは戸枠の木材のみで、壁の内部などには被害が進行していませんでした。
しかし、これ以上被害を放っておくと、壁内部や柱にも被害を受けていたかもしれません。

今回は周辺の壁材も張り替える為、プラスターボード（石膏ボード）を取り付けました。

新規木枠を取り付け

戸枠に新しい木枠を取り付けました。
今回は予め塗装しておいた杉材を使用しました。
玄関扉の色に合わせて黒く塗装しています。

張り替えたプラスターボードには、新しいクロスも張っておきました。

玄関戸枠の交換が完了

玄関の戸枠交換工事が完了しました！
戸枠を交換する事で、見た目も耐久性も復活しました（＾＾）
次回は結露による水濡れ被害を受けていた天井の貼り替え工事の様子をご紹介します！

シロアリ被害を受けているサインは？

今回の戸枠は「少し割れている程度かな？」と思うような見た目でしたが、剥がしてみると内部はかなりボロボロになっており、被害がかなり進行している事が分かりました。
シロアリは木材内部から食べ進んでいく習性がある為、見た目以上の被害を受けている事があります。
内部から食べ進めると聞くと、シロアリ被害に気付くか心配になりますよね。
最後に、シロアリ被害を受けているサインをいくつかご紹介します。

蟻道がある	蟻道とはシロアリが通るトンネルのような物です。泥状の線があれば蟻道と考えられます。もし蟻道を見つけてご自身で駆除してしまうと、シロアリ駆除が困難になる場合もある為、駆除は専門業者に依頼しましょう。
羽アリを見つけた	羽を持つシロアリは特に春～夏にかけて活動が活発になります。羽アリを頻繁に見つけるようであれば、シロアリ被害を受けている可能性あります。
床のきしみや沈み	シロアリは湿った場所を好む為、床下などで繁殖する事が多いです。床下がシロアリの食害を受けていると、床のきしみや沈みを感じる為、シロアリ被害が疑えます。
木部材に穴あきや変形がある	シロアリは木材内部を食い進んでいきます。シロアリの食害を受けている木材は裂けているような穴が開いたり、変形が見られます。また、叩いた時に空洞音がする事もあります。
糞や細かい木くずが落ちている	シロアリは細かい砂状の糞を落とします。家の中や周辺に糞や木くずがあれば、シロアリの痕跡かもしれません。