こんにちは、街の屋根やさん熊本店です。
本日は熊本市東区で雨漏り点検を行った様子をご紹介します。
１階天井が大雨の日に雨漏りするという事で調査しましたが、雨漏り箇所の上にあるベランダなどを点検してもこれといった原因は見当たらない為、天井点検口を取り付けて内部を詳しく再調査するようにご提案しました。
雨漏りの原因は多岐に渡る為、しっかり原因を特定してから修理を行う必要があります。
雨漏り点検では３０～１時間しっかり時間をかけて雨漏りの原因を探し、それでも見つからない場合は点検口の取り付けや散水調査など別の方法で調査を行う事もあります。

大雨の時に雨漏りが起きる住宅

今回現地調査を行ったのはこちらの建物です。

シミができた天井

１階の天井には雨漏りによるシミが２箇所できていました。
大雨の日にシミが広がっていくそうで、これから雨が多い時期はとても心配ですよね。
雨漏りしていると部材に湿気があり、カビやシロアリ被害を受けやすくなっている為、シミ以外の被害を受ける前に直す事が大切です。
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雨漏り箇所上部のベランダを点検

まずは雨漏り箇所上部のベランダを点検してみます。
５年前に外壁塗装を行われたそうで、外壁は非常にキレイで問題もありませんでした。

屋根も調査します

ベランダに雨漏り原因箇所が見当たらない為、屋根も調査します。

こちらの屋根はスレート屋根の軒先に瓦棒葺きのガルバリウム鋼板があり、パラペットで周辺を囲んでいる形状でした。
屋根の形状としては切妻屋根でも、パラペットがある事で外部から見るとキューブ型でスタイリッシュに見えます。
しかし、パラペットは雨漏りの原因になりやすい為、メンテナンスが重要になってきます。
▶雨漏りの原因となりやすいパラペット、メンテナンスは必須です

パラペットには汚れが付いて防水性の低下が見られたり、コーキング材の劣化があるなどの劣化症状が見られました。
しかし、雨漏りの原因になっているかというと、そこまで悪い状態とは思えません。

これといった雨漏りの原因はありません

全体的に雨漏りの原因がないか点検しましたが、屋根の劣化症状などは見られるものの、これといった雨漏り原因の特定ができませんでした。
以前他の業者で雨漏り修理を行ってもらったという事ですが、今でも改善していない為、しっかり原因を特定してから修理する必要があります。

天井点検口取り付けをご提案させていただきました