【熊本市北区】瓦屋根の劣化と太陽光パネル撤去を再調査｜資材費高騰前に屋根工事を！ | 熊本県で屋根工事・メンテナンスなら街の屋根やさん熊本店

HOME
現場ブログ
【熊本市北区】瓦屋根の劣化と太陽光パネル撤去を再調査｜資材費高騰前に屋根工事を！

こんにちは、街の屋根やさん熊本店です。
本日は熊本市北区にて、2年前に現地調査を行ったお客様より再びお問い合わせをいただき、改めて現地調査にお伺いしました。
「前回のお見積りに加えて、使っていない太陽光パネルや温水器の撤去も含めた工事を検討したい」とのご依頼でした。
以前の調査から時間が経っており、屋根の被害も進行していたため、早めの工事の重要性を改めて感じる現場でした。
屋根にブルーシートをかけたままの状態が続いている方や、屋根工事を検討中の方にとって参考になる内容ですので、ぜひ最後までご覧ください。
▶メールでのお問合せはこちら（24時間受付中）

2年前に見積りを行ったお客様より再調査のご依頼

今回ご相談いただいた熊本市北区のお客様は、2年前、瓦屋根の破損をきっかけにお問い合わせをいただき、現地調査とお見積もりをご提出していました。
「前回の調査から2年が経過し、改めて工事の見積りをお願いしたい」とのことで、2年越しに現地調査を実施することになりました。

2年前の状況

2年前には熊本地震による瓦の割れ、棟瓦の脱落、軒樋の破損といった複数の問題が確認されました。
屋根にはシルバーシートをかけて応急処置していましたが、地震の爪痕が残る状態でした。
【当時の詳しい状況】熊本市北区で熊本地震で瓦が剥がれてシートを被せたままの瓦屋根に乾式工法で棟取り直しをご提案

2年間で進行した屋根の劣化状況

現地で屋根の状態を確認したところ、2年前より被害が拡大している箇所もありました。

棟瓦部分の劣化進行

棟部分の瓦は脱落箇所が多数見られました。
2年前の調査時点でも瓦の脱落はありましたが、今回は脱落している瓦がさらに増加していました。
棟瓦は屋根の最も高い部分にあるため、風雨の影響を受けやすく、雨漏りや瓦の落下事故に繋がります。
この状態の棟瓦には、一度瓦を撤去して新たに積み直す「棟瓦取り直し工事」がおすすめです。
【関連記事】熊本市周辺で棟瓦の取り直し・強化棟工法・漆喰詰め直しなど棟瓦修理は当店にお任せください！棟瓦の解説や修理方法を解説します

平瓦の割れ

平瓦については、前回よりも割れが多くなったということはありませんでした。
しかし、ブルーシートで養生していても、完全に雨水の侵入を防ぐことは困難です。
時間の経過とともに雨水が侵入し、割れた箇所から雨漏りが起きる可能性が高いです。
割れた瓦は交換を行うようにご提案します。
【関連記事】熊本市周辺で瓦修理をご検討されている方へ｜瓦屋根の部分補修・葺き直し・葺き替えなど瓦修理は当店にお任せください！

軒樋の破損

2年前にも軒樋の破損が見られましたが、錆びが進行していたり、破損部分が拡大していました。
このままで放っておくと、破損箇所から雨水が溢れ、外壁から雨漏りしたり、下の屋根への負担が大きくなります。
2階の軒樋は全面的に交換を行うようにご提案します。
【関連記事】雨樋の基礎知識と修理方法を街の屋根やさん熊本店が徹底解説！雨樋に関するよくあるご質問にもお答えします

見積り金額が2年前より高くなる結果に

近年、建材や瓦、雨樋といった資材の価格が上昇しており、加えて職人不足による人件費の高騰も進んでいます。今回も、2年前に作成したお見積りと比較すると、全体的に10～15％ほど費用が高くなってしまう結果となりました。
「もっと早く工事をしておけば…」というお声は、実際によく耳にします。
屋根の状態は時間と共に悪化し、それに伴い工事内容が増えることで費用も上がってしまいます。
そのため、屋根工事を検討されている方には、早めのご相談・ご依頼をおすすめしています。
【関連記事】被害が出る前!? 出た後!? 屋根工事はどちらがオトク

使用していない太陽光パネル

今回は、屋根の修繕に加えて「太陽光パネルと温水器の撤去もお願いしたい」とお客様よりご希望がありました。

確認したところ、1階屋根には使われていない太陽光パネルが設置されたままになっていました。
こういった設備は、使用していない場合でも屋根に負担をかけ、強風や地震による落下のリスクも伴います。
不要な設備は、屋根修理とあわせて撤去しておくと安心です。
【施工事例】熊本市東区で屋根からガラスが落下寸前だった太陽熱温水器の撤去工事

今回のお見積り内容

熊本市北区にて瓦屋根の現地調査が完了しました。
2年前の調査時よりも被害が進行している箇所もあり、これ以上費用が高くなる前に、早めの工事をおすすめします。
お客様には以下の4通りの工事見積り書を提出しました。

棟瓦の取り直し工事（既存瓦再利用）+平瓦の交換
既存の瓦を再利用して材料費を抑えられます。瓦自体に大きな損傷がない場合に選択できる、コストパフォーマンスに優れた方法です。
棟瓦の取り直し工事（強化棟工法）+平瓦の交換
新しい瓦を使用し、地震や台風に対する耐久性を高めた強化棟工法です。長期的な安心を重視される場合におすすめの方法です。
軒樋の交換工事
太陽光パネルの撤去工事

お客様には柔軟に工事を選べるよう、それぞれお見積り書を分けて提出させていただきました。

よくある質問

以前に見積りをもらったまま放置してしまいました。再調査はしてもらえますか？

はい、もちろん可能です。

時間が経過すると屋根の状態が変化している可能性がありますので、再調査を行ったうえで最新のお見積りをご提案いたします。
そういった場合の再調査も無料で承っておりますので、お気軽にご相談ください。

屋根にブルーシートをかけたままにしていても大丈夫ですか？

一時的な応急処置にはなりますが、長期間の放置はおすすめできません。

紫外線で劣化するため、高品質なシートでも1年持てばいい方です。風でめくれたり隙間から雨水が侵入するリスクもあるため、なるべく早めに本格的な工事を行うことが大切です。
【関連記事】熊本市南区｜台風被害2年後でブルーシートの応急処置が限界を迎えていました！

屋根の不安は早めにご相談ください

今回は熊本市北区のお客様宅で、2年ぶりの再調査を行い、屋根の被害が進行していたことが確認されました。
屋根にブルーシートがかかったままの状態や、長期間放置された太陽光パネルなどは、大きなリスクにつながります。

もし、「費用のことが心配で工事を迷っている」「以前も見積りをもらったけどタイミングを逃してしまった」という方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度ご相談ください。
街の屋根やさん熊本店では、お客様のご予算や状況に応じたご提案を心がけています。
早めの対応で、大切なお住まいを守るお手伝いをさせていただきます。