熊本市東区で車の接触事故による雨樋修理を行いました｜破損した上合・軒樋・竪樋が復旧できました
2025.01.07
こんにちは、街の屋根やさん熊本店です。今回は車の接触事故による雨樋破損の修理工事の様子をご紹介いたします。破損箇所の撤去から新しい部材の取付けまで、写真とともに詳しくお伝えしていきます。 前回の現地調査からの経緯 前回「近所の家に車をぶつけてしまった」とご相談いただき、現地調査を…
宇城市にてオーバーフローが起きている軒樋の現地調査｜オーバーフローが起きる原因と二次被害、解決策を徹底解説
軒樋（のきどい）
屋根の軒先に横方向に取り付けられる雨どい。
屋根から流れてくる雨水を受け止め、集水器まで導く部材。
集水器（しゅうすいき）
軒樋から流れてくる雨水を集めて、縦樋へと流す部材。集水桝（ます）とも呼ばれる。
屋根の軒先に横方向に取り付けられる雨どい。
屋根から流れてくる雨水を受け止め、集水器まで導く部材。
集水器（しゅうすいき）
軒樋から流れてくる雨水を集めて、縦樋へと流す部材。集水桝（ます）とも呼ばれる。
オーバーフロー
雨水が樋や集水器から溢れ出る現象。オーバーフローが起きることで様々なトラブルに繋がる。
雨水が樋や集水器から溢れ出る現象。オーバーフローが起きることで様々なトラブルに繋がる。
この集水器は1階軒樋からの雨水だけでなく、上部の集水器の雨水も流れてくるため、集水器2つ分の雨水を集める構造となっていました。
そのため、大雨の際には大量の雨水が集中し、集水器の容量を超えて雨水が溢れてしまうようです。
そのため、大雨の際には大量の雨水が集中し、集水器の容量を超えて雨水が溢れてしまうようです。
オーバーフローがひどいという集水器では、集水器が縦に3つ連結されていました。
一番下にある集水器は集水器3つ分の雨水を排水する必要があり、このサイズでは大雨の際に対応できません。
また、屋根の大きさに対し、軒樋のサイズも少し小さいようです。
【参考記事】雨樋の種類と素材を解説！交換・修理時に確認したい雨樋基礎知識
一番下にある集水器は集水器3つ分の雨水を排水する必要があり、このサイズでは大雨の際に対応できません。
また、屋根の大きさに対し、軒樋のサイズも少し小さいようです。
【参考記事】雨樋の種類と素材を解説！交換・修理時に確認したい雨樋基礎知識
隅棟（すみむね）と軒樋がぶつかり、軒樋に穴を開けている箇所がありました。
穴を開けた箇所からも雨水が溢れてしまい、軒樋としての役割を果たせていません。
こちらには隅棟を一旦解体し、段数を少なくして低く組み直し、軒樋と隅棟瓦がぶつからないようにご提案します。
穴を開けた箇所からも雨水が溢れてしまい、軒樋としての役割を果たせていません。
こちらには隅棟を一旦解体し、段数を少なくして低く組み直し、軒樋と隅棟瓦がぶつからないようにご提案します。
| 落ち葉や泥・鳥の巣 | 落ち葉やゴミ、鳥の巣などが堆積することで、排水不良を起こす。 【解決策】定期的な雨どいの清掃。落ち葉除けネットを取り付けることで落ち葉詰まりを予防できる。 |  |
| 破損や変形 | 経年劣化や台風などで軒樋・集水器が破損・変形するとそこから雨水が溢れる原因になる。 【解決策】破損・変形が起きている箇所の交換。 |  |
| 勾配不良 | 軒樋の設置勾配（傾斜）が不適切で、雨水が滞留したりスムーズに流れない状態。経年によっても歪みやたわみが原因となることもある。 【解決策】勾配調整を行う。支持金具が劣化している場合は、新しい支持金具に交換する。 |  |
| 容量不足 | 排水量に対してサイズや数が不十分な状態だと、容量を超えて溢れてしまう。 【解決策】屋根の面積や形状、屋根材によって排水量が異なるため、適切なサイズや数の軒樋・集水器に交換する。 |  |
| 外壁の汚れ・劣化 | オーバーフローで溢れた雨水が外壁へ流れると、外壁に雨だれや汚れが付着したり、塗装の剥がれやひび割れなどの劣化に繋がる。 |  |
| 建物内部への漏水 | 溢れた雨水は軒裏や外壁に廻り、劣化を進行させて室内に侵入する可能性も高くなる。 |  |
| 基礎部分の劣化 | 高い場所から溢れて落下した雨水が基礎や土台を傷め、建物全体の強度を低下させる原因になる。 |  |
| 隣家への影響 | オーバーフローによって地面に水たまりができ、水はね・泥はねで隣家の外壁を汚すこともある。 |  |
雨樋工事は一見シンプルに見えますが、実は屋根形状や勾配、面積など、多くの要素を考慮する必要がある専門性の高い工事です。
適切な排水経路の設計には、豊富な経験と専門知識が不可欠です。
当店では、雨樋工事でも豊富な施工実績を活かし、建物それぞれの特性に合わせた最適な雨樋システムをご提案いたします。
特にオーバーフローが起きている場合は、二次被害・三次被害に繋がる可能性もあるため、お早目にご相談くださいね。
▶メールでのお問合せはこちら（24時間受付中）
適切な排水経路の設計には、豊富な経験と専門知識が不可欠です。
当店では、雨樋工事でも豊富な施工実績を活かし、建物それぞれの特性に合わせた最適な雨樋システムをご提案いたします。
特にオーバーフローが起きている場合は、二次被害・三次被害に繋がる可能性もあるため、お早目にご相談くださいね。
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