熊本市北区にある工場担当者様より、
「工場の屋根が劣化していて、屋根にアスベストが入っていると聞いて不安です。どんなメンテナンスをすればいいでしょうか？」
とのご相談をいただきました。

波型スレートはセメントと繊維を混ぜて波型に成形した建材です。強度と耐久性が高い反面、経年劣化すると汚れの蓄積や強度低下による割れが発生します。また、2006年より前に製造された波型スレートには、アスベストが含まれている可能性が高く、解体の際にアスベストが飛散するリスクもあります。

今回ご相談いただいた工場の波型スレート屋根も、汚れや苔の蓄積、割れが見られました。このままでは雨漏りによる工場内の被害の恐れもあるため、早急な対応が必要でした。また、アスベストが含まれている可能性が高いため、お客様はどのようにメンテナンスすればいいか悩まれていました。

お客様には、工場屋根にカバールーフを重ね張りする「屋根カバー工法」をご提案し、工事のご依頼をいただきました。
アスベストは解体撤去を行う際に飛散するため、新しい屋根材を上から重ねるカバー工法は、飛散リスクがなく、解体撤去費用も抑えられるメリットがあります。