熊本通信・屋根の補修サイン|屋根の劣化や不具合サインを放置すると大掛かりな屋根工事が必要になります!
2023年2月22日更新
こんにちは、街の屋根やさん熊本店です。
皆さんが生活をする中でお住いの『屋根』をじっくり観察する機会がない部分だと思います。
こんにちは、街の屋根やさん熊本店です。
皆さんが生活をする中でお住いの『屋根』をじっくり観察する機会がない部分だと思います。
その為『屋根の劣化や自然災害の被害が確認できない』『屋根メンテナンスのタイミングが分からない』など、そもそも高所にあるので目に留まる機会が少なく、屋根のお手入れについて考える事がないのかもしれません。
『お隣で屋根の工事をしてるなぁ~』『訪問販売の業者に工事をすすめられた』など、何かのきっかけでインターネットで検索される事があると思います。
本当にメンテナンスが必要なのかな?と疑問に思われる事もあるでしょう。
そこで、お住いの健康を保つ上で適切なメンテナンスがカギとなりますので、『屋根の補修サイン』についてご紹介します。
▶お住いが教えてくれる屋根補修のサイン
そこで、お住いの健康を保つ上で適切なメンテナンスがカギとなりますので、『屋根の補修サイン』についてご紹介します。
▶お住いが教えてくれる屋根補修のサイン
1.屋根にはどの様な種類があるのでしょうか?
『瓦屋根』
『スレート屋根』
『金属屋根』
屋根の種類 | 詳細 |
『瓦屋根』 | 屋根材の中でも一番厚みや重みがあり、日本家屋に使われています。 瓦の種類も細かく分類する事ができ、それぞれの補修方法異なる場合があるので、業者さんの専門的知識や経験値が必要になります。 |
『スレート屋根』 | 日本家屋に使用されている瓦屋根に比べ、こちらは洋風家屋に使用されやすいのが、スレートという種類の屋根材です。 カラーベストやコロニアルとも呼ばれており、薄いセメントで出来ている板を敷き詰めて行き、施工しやすいのが特徴の一つです。 |
『金属屋根』 | 金属屋根は、3種類の中では一番薄く軽くて施工がしやすい特徴があります。 しかし、金属の為サビが発生してしまい、雨音が響きやすいデメリットがあるので、定期的なメンテナンスが欠かせません。 |
2.屋根の補修サインについて
屋根の補修や塗装の目安は、屋根材の表面に色々な形で表れます。
しかし、2階から1階部分の屋根が見える場合を除くと、皆さんご自身で屋根の現状を確認する事は危険を伴います。
業者に屋根点検を依頼して、専門的な目でしっかり見てもらう事をおすすめします。
それでは『屋根の補修サイン
しかし、2階から1階部分の屋根が見える場合を除くと、皆さんご自身で屋根の現状を確認する事は危険を伴います。
業者に屋根点検を依頼して、専門的な目でしっかり見てもらう事をおすすめします。
それでは『屋根の補修サイン
』
の症状についてご紹介します。
・瓦屋根の補修サイン
2-1 瓦の割れ・欠け
瓦は耐久性が高い事が特徴です。
しかし、耐久性が高い瓦も絶対に割れなない!という事ではありません。
飛来物の衝突や凍害などの影響で、割れや欠けが起る場合があります。
瓦の割れや欠けは、屋根材全体のズレにも
▶ちょっとした屋根の補修も街の屋根やさんにお任せください
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しかし、耐久性が高い瓦も絶対に割れなない!という事ではありません。
飛来物の衝突や凍害などの影響で、割れや欠けが起る場合があります。
瓦の割れや欠けは、屋根材全体のズレにも
繋がりますので、見つけた場合は部分差し替えなどの補修が必要です。▶ちょっとした屋根の補修も街の屋根やさんにお任せください
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2-2 瓦のズレ・外れ
瓦のズレや外れ
築年数が経過している瓦屋根は、大量の土を載せて瓦を固定する土葺きが主流でした。
1箇所でもズレが起ると
▶重くて硬い瓦の落下は二次被害を招きます、だからメンテナンスが超重要
が発生すると、そこから雨水の浸入を許してしまう恐れがあります。築年数が経過している瓦屋根は、大量の土を載せて瓦を固定する土葺きが主流でした。
固定している土が痩せてしまうと、地震などの振動で固定力が緩み、ズレてしまう事が多く発生します。1箇所でもズレが起ると
、そこからズレが広がる為、早急に正常な位置に戻す必要があります。▶重くて硬い瓦の落下は二次被害を招きます、だからメンテナンスが超重要
2-3 棟瓦のズレ・漆喰の劣化
屋根の頂上にある棟瓦は、風雨や地震の影響を受けやすく、歪みや不具合が発生しやすい場所でもあります。
棟瓦には瓦の固定や、瓦内部の葺き土の浸透を防ぐ役割がある漆喰が施工されています。
この漆喰の劣化を放置すると、瓦の内部に雨が入り込んで雨漏りを誘発したり、棟瓦の固定力が低下し
漆喰のひび割れや欠けが見られたら、漆喰の詰め直しを行いましょう。
また漆喰が劣化で
▶
棟瓦には瓦の固定や、瓦内部の葺き土の浸透を防ぐ役割がある漆喰が施工されています。
この漆喰の劣化を放置すると、瓦の内部に雨が入り込んで雨漏りを誘発したり、棟瓦の固定力が低下し
歪みやズレを引き起す原因となります。漆喰のひび割れや欠けが見られたら、漆喰の詰め直しを行いましょう。
また漆喰が劣化で
した事で棟自体がズレている場合は、棟の取り直し工事が必要です。▶
瓦屋根を更に軽く!棟瓦の乾式工法で住宅の耐震性を向上
・スレート屋根の補修サイン
2-4 スレートの色褪せ
スレートの色が薄くなってきたと感じたら、その症状は色褪せです。
築5年~8年が経過すると、塗膜の効果が切れて色褪せの症状が出てくるのです。
スレートの表面に塗られている塗料が、紫外線や風雨によって
スレート自体が既に水分を吸収しているサインなので、他の症状が出る前に塗装のメンテナンスを行いましょう!
▶スレート屋根(コロニアル・カラーベストのチェックポイントとメンテナンス方法
築5年~8年が経過すると、塗膜の効果が切れて色褪せの症状が出てくるのです。
スレートの表面に塗られている塗料が、紫外線や風雨によって
劣化
し、色が褪せてしまった状態になってしまいます。スレート自体が既に水分を吸収しているサインなので、他の症状が出る前に塗装のメンテナンスを行いましょう!
▶スレート屋根(コロニアル・カラーベストのチェックポイントとメンテナンス方法
2-5 スレートの反り
スレートが浮いて隙間が広くなっていれば、スレートが
スレートが水分を含むようになると、水を含み膨張、晴れれば急激に表面から
一度反ってしまったスレートは元には戻りません!
築10年以上が経過すると反りも
反りが進行する簡単に割れてしまう為、屋根の傷み次第では、部分交換やカバー工法が必要になってしまいます。
反っています。スレートが水分を含むようになると、水を含み膨張、晴れれば急激に表面から
乾いて収縮します。膨張と収縮を繰り返す事で徐々にスレートに反りが起ってしまいます。一度反ってしまったスレートは元には戻りません!
築10年以上が経過すると反りも
重症化していきます。反りが進行する簡単に割れてしまう為、屋根の傷み次第では、部分交換やカバー工法が必要になってしまいます。
2-6 棟板金の釘抜け
棟板金は、
この棟板金は、横から釘で固定されているのですが、熱膨張によって5年程経過すると釘が少しずつ抜けてきます。
棟板金の中には貫板(ぬきいた)という木製の板が入っているので、釘が抜けると雨が降った時に釘を伝い棟板金の中
釘が抜ける事で棟板金が固定されず、強風が吹いた時に飛んでしまうリスクが高くなります。
抜けてきた釘は打込み、出てこないようにコーキングで釘頭を覆う作業を行いましょう。
▶棟板金の飛散がご心配な方へ、棟板金交換工事でお悩み解決!
▶屋根の板金が浮いていると言われたら?すべき対策と注意事項
屋根の頂上で屋根材を固定している板金です。この棟板金は、横から釘で固定されているのですが、熱膨張によって5年程経過すると釘が少しずつ抜けてきます。
棟板金の中には貫板(ぬきいた)という木製の板が入っているので、釘が抜けると雨が降った時に釘を伝い棟板金の中
に雨水が入り、中の貫板を腐らせます。釘が抜ける事で棟板金が固定されず、強風が吹いた時に飛んでしまうリスクが高くなります。
抜けてきた釘は打込み、出てこないようにコーキングで釘頭を覆う作業を行いましょう。
▶棟板金の飛散がご心配な方へ、棟板金交換工事でお悩み解決!
▶屋根の板金が浮いていると言われたら?すべき対策と注意事項
・金属屋根の補修サイン
2-7 屋根材の錆
金属は水に弱い為、表面を塗料でコーティングしています。
飛来物が屋根に衝突し傷が入ると、表面のメッキが剥がれサビてしまう事があります。
他にも、屋根材を固定するボルトや
錆を
▶金属屋根(ガルバリウム)のチェックポイントとメンテナンス方法
飛来物が屋根に衝突し傷が入ると、表面のメッキが剥がれサビてしまう事があります。
他にも、屋根材を固定するボルトや
ビスから錆が発生し、周辺の屋根材がもらい錆を引き起してしまう場合があります。錆を
放置すると、錆びた部分に穴が開き雨漏りの発生原因にもなる為、早期の
補修が必要です
。▶金属屋根(ガルバリウム)のチェックポイントとメンテナンス方法
2-8 浮きや剥がれ
屋根材が劣化すると固定力が低下してしまいます。
固定力の低下は、屋根材の浮きや剥がれが起り注意が必要です。
金尾屋根は”ハゼ”と言って、端と端が重なった部分を折り曲げる加工が施されています。
年数の経過と共にハゼの部分が緩み、屋根材の浮きや剥がれが発生する場合があります。また、ビス止め加工をされている場合も、継ぎ目が緩みやすくなってしまいます。
浮きが少しでもあれば風の影響を受けやすく、更に浮上ってしまう悪循環になりますので、飛散する前に
固定力の低下は、屋根材の浮きや剥がれが起り注意が必要です。
金尾屋根は”ハゼ”と言って、端と端が重なった部分を折り曲げる加工が施されています。
年数の経過と共にハゼの部分が緩み、屋根材の浮きや剥がれが発生する場合があります。また、ビス止め加工をされている場合も、継ぎ目が緩みやすくなってしまいます。
浮きが少しでもあれば風の影響を受けやすく、更に浮上ってしまう悪循環になりますので、飛散する前に
早期の補修を検討しましょう
。
3.まとめ
『屋根の補修サイン』と言っても様々な原因や補修箇所があり、また建物の立地や環境によっても劣化の進行状況も異なります。
屋根は雨漏りなどの問題がない限り普段から見る事も手を付ける事もないと思いますが、ご家族を守ってくれている大切な部分でもあります。
これから先も安心してお過ごししていただく為に、”屋根の健康状態”を損なわず保っていきたいですよね。
目視できる範囲で『屋根の瓦が少しズレているかも?』『築年数が経っているけど大丈夫かな』など気になる箇所があれば、無料の点検などを利用して、シッカリ屋根全体を確認してもらう事が問題解決への近道です。
街の屋根やさん・熊本店でも、無料の点検を行っています。
みなさんが抱えている”住まいへの不安解消”のお手伝いをしますので、お気軽にご相談下さいませ。
▶メールでのお問合せ(24時間受付中)
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