2026.06.19
こんにちは、街の屋根やさん熊本店です。先日、上益城郡嘉島町で現地調査を行ったお客様より、補修工事のご依頼をいただき、割れたコロニアルの差し替え工事の様子をご紹介します。 屋根材は割れやすい性質を持ち、現在は廃盤になっている「ザルフグラッサ」という商品でした。本来であれば、屋根全体…

上益城郡嘉島町の築約25年の戸建て住宅にて、割れたコロニアル屋根材の差し替え補修を行いました。
屋根材は、割れやすい性質を持つ廃盤スレート「ザルフグラッサ」でした。
1枚が大きく割れ、破片が屋根の上に残っているため、いつ落下してもおかしくない状態でした。また、他にも小さな割れが多数見られ、ザルフグラッサの割れやすい弱点が出ていました。
本来であればカバー工法や葺き替えなどの大規模リフォームが望ましいものの、「費用をできるだけ抑えたい」というお客様のご希望をふまえ、大きく割れた1枚だけを別のコロニアル材へ差し替える部分補修をご提案・施工しました。
差し替え工事には足場の設置は不要で、施工期間は1日で完了しました。
費用を抑えながら、破片の落下や雨水の侵入といった当面のリスクに対処できました。





| ① 割れたザルフグラッサを撤去 | ![]() | スレート屋根は屋根材を釘(くぎ)で固定し、釘打ち部を上の屋根材で隠して葺いています。割れた1枚を抜くには、スレーターズリッパーという専用工具で内部の釘を引き抜く必要があります。周囲の屋根材を傷つけずに釘を抜き、残った破片を撤去しました。 |
| ② 同サイズのコロニアル材へ差し替え | ![]() | ザルフグラッサは廃盤のため、適合サイズのケイミュー製コロニアル材を準備。釘で固定できない位置のため、コーキング材を接着剤として併用し、ズレや浮き上がりを抑えながら差し込みました。 |
| ③ 軽微な割れをコーキングで簡易補修 | ![]() | 大きく割れた1枚以外にも軽微な割れが多数あったため、コーキングで割れ目をふさぎ、破片の落下や雨水の侵入を抑制しました。 |
| ④ ケラバの木材の割れを補修 | ![]() | 雨樋(あまどい)が付かない側の端部「ケラバ」の木材にも割れがあったため、コーキングで雨水の侵入を防ぎました。 |
「廃盤の屋根材だから直せないと言われた」「大規模な工事しか選択肢がない」とあきらめてしまう方は少なくありません。
当店では、サイズの合うコロニアル材への差し替えや、コーキングによる補修で、費用を抑えて対処できるケースは多くあります。
ただし、ザルフグラッサは屋根材そのものが割れやすく、今回交換していない部分が、将来また別の場所で割れる可能性は残ります。差し替え・コーキング補修はあくまで当面の対処であり、根本的にはカバー工法や葺き替えが解決策になることも、あわせてお伝えしています。
当店は、無理に高額な工事をおすすめするのではなく、ご予算とご希望にあわせた「落としどころ」をご提案しています。

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