2024.11.22
こんにちは、街の屋根やさん熊本店です。本日は、熊本市西区にて雨漏り調査を行った様子をご紹介します。瓦屋根で雨漏りの原因となりやすい「谷板金」や「棟漆喰」の劣化による雨漏りと判明しました。谷板金や棟漆喰など、瓦屋根特有の部材についてもご紹介いたします。 ▶メールでのお問合せはこちら…
・雨漏りの原因 | ・詳細 |
『棟部分の破損』 | 屋根の頂上にある『棟』は、雨水の浸入を防ぐ重要な役割を担っており”瓦”や”板金”で覆われています。 棟は、屋根の接合部分となり”風雨の被害”を受けやすい部位です。 築年数が経過した建物は、知らない間に”棟”に風雨の影響による劣化症状が現れやすくなります。 主な被害は、瓦屋根の場合は”漆喰の劣化(剥がれ・欠け)”によって棟のズレや歪みが生じます。 また、スレート・金属屋根の場合は、棟をまとめる棟板金の浮きや、板金を固定している釘・ビスの外れが挙げられます。 上記の様な被害によって雨水の浸入経路ができ、建物内部に雨水が入り込む事で、天井に雨染みができる原因になります。 |
〖屋根材の破損〗 | 瓦やスレート屋根の場合、台風(暴風・飛来物)や地震(衝撃)・経年劣化によって屋根材に割れやズレが生じます。 屋根材の割れやズレは、その部分に隙間が出来ている証拠なので、隙間から雨水の浸入を許し雨漏りに繋がります。 スレート屋根に関しては、塗装が施され塗膜効果が切れてしまうと水分を多く含む状態となり、 ”湿潤↔乾燥”を繰り返す事で、反り上がりや亀裂が入る不具合が生じます。 瓦屋根は、台風や地震などの自然災害が原因で割れやズレが起ります。 |
・雨漏りの原因 | ・詳細 |
〖防水シートの 劣化〗 | 屋根材(瓦・スレート・金属)の下には、雨水の浸入をくい止める役割があるシート状の防水建材・防水シートが敷かれています。 小雨程度であれば、屋根材のみで防水機能は果たす事が出来ますが、台風などの暴風雨では雨水が屋根材の下まで浸入する事があり、侵入した雨水は防水シートの上を流れ雨樋で排出されます。 この様に【屋根材=1次防水】【防水シート=2次防水】の2段構造で、屋根の防水機能が保たれているのです。 しかし、屋根材の破損や剥がれなどを長く放置していると、雨水が浸食し防水シートが濡れ腐食が進行したり、また紫外線や風雨に晒される事で傷み、防水機能が低下し雨漏りの発生に繋がります。 |
〖コーキングの 劣化〗 | 屋根材同士に”隙間”が出来たり”ひび割れ”が起こると、コーキング材(弾力性のある樹脂)を使って、〖雨漏りの補修〗や〖ひび割れ〗の一時的な補修を行います。 しかし、コーキンング材は長期的に紫外線にさらされると弾力を失い劣化し、破断や欠落が起こる事で、隙間が生じたコーキング箇所から雨水が浸入し雨漏りに繋がる原因になります。 |
・雨漏りの原因 | ・詳細 |
〖サッシからの 雨漏り〗 | サッシからの雨漏りの原因に上げられるのが、コーキングの劣化です。 サッシを設置する際に、外壁との間にできる隙間をコーキングで埋めて、雨水の浸入を防ぐ防水の役割があります。 コーキングは、紫外線や風雨など様々な原因によって、約10年程で寿命を迎えます。 ひび割れや剥がれ等が起こり隙間ができ、雨漏りの原因となります。 【コーキング劣化の段階】 やせ細ってくる→徐々に弾力がなくなる→固くなる→ひび割れが目立つ→剥がれや破断が起こる→雨水が浸入 |
〖外壁のからの 雨漏り〗 | 外壁に使用されている建材は、雨水や紫外線などに長期間耐久できる素材ではない為、塗装を施して雨水や紫外線から保護しています。 外壁塗装が劣化して防護力を失ってしまうと、外壁本体に雨や紫外線の影響を受け、外壁材が一気に劣化してしまう可能性があります。 外壁材本体にひび割れが生じ、内部に貫通したひびの幅が1mm以上あれば要注意です! また外壁材の継ぎ目には、隙間を塞ぐ為にコーキングが施されています。 しかし、時間の経過と共に劣化し、硬くなってひび割れてしまいます。 コーキングにひび割れが見られると、雨漏りに繋がる危険が一気に高まります。 |
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