2024.11.14
こんにちは、街の屋根やさん熊本店です。今回は上益城郡嘉島町で行った棟板金(むねばんきん)の交換工事の様子をご紹介します。棟板金は屋根の頂上を守る大切なパーツです。被害を受けたままでは雨漏りや下地の劣化に繋がるため、適切にメンテナンスを行いましょう。 ▶メールでのお問合せはこちら(…
棟板金の熱膨張 | 日中の日差しと夜間の冷え込みの気温差により、棟板金が膨張・収縮を繰り返すことで、次第に釘が押し出されていきます。 | |
貫板の劣化 | 雨水や湿気により貫板が徐々に腐食し、釘の保持力が弱くなることで、棟板金の固定が不安定になります。 | |
釘の錆び | 鉄製の釘が使われている場合、錆付きで釘の体積が増え、釘穴が大きくなって抜けやすくなります。 | |
強風の影響 | 台風などの強風により、棟板金に上向きの力が繰り返しかかることで、釘が徐々に浮き上がっていきます。 |
応急処置 | ブルーシートやシリコン材などで一時的に対処する方法です。こちらの方法では根本的な解決にはならないため、できるだけ早い本工事が望ましいです。 剥がれた棟板金をブルーシートで応急処置した現場 |
釘からビスへ打ち替え | 貫板や棟板金の劣化が進行している場合はできませんが、浮きや抜けが起きやすい釘からビスに交換することで、棟板金の固定力を向上させる工事です。 棟板金の釘をビスに打ち替えた現場 |
貫板のみの交換 | 貫板が劣化しており、棟板金に折れや錆びがなく、再利用できる状態の場合、貫板のみの交換ができます。棟板金を再利用するため見た目はあまり変わりませんが、棟板金の固定力が復活します。 貫板の交換工事を行った現場 |
貫板・棟板金を交換 | 貫板と棟板金を両方新品に交換するため、費用は最も高くなりますが、耐久性が高く長い目で見るとコストパフォーマンスの良い工事方法です。 棟板金の交換工事を行った現場 |
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