熊本市北区の貸店舗で雨漏り発生｜錆びた折板屋根はカバー工法で解決！
2025.06.30
こんにちは、街の屋根やさんです。今回は熊本市北区の貸店舗で、屋根からの雨漏りが起きているとのご相談をいただき、現地調査に伺いました。築30年の建物で金属製の折板屋根に生じた問題と、その解決策についてご紹介いたします。同じような症状でお困りの店舗オーナー様は、ぜひお気軽にご相談くだ…
熊本市東区で折板屋根の鉄骨造3階建て住宅で雨漏り調査｜パラペットからの漏水で鉄骨下地が腐食していました
3階建ての3階部分で雨漏りが起きているという事です。
まずは雨漏りしている3階を見せていただきました。
長年の雨漏りで徐々に金属部が錆び、ここまで腐食してしまったようです。
この状態では屋根をしっかり支える事ができないため、雨漏りの原因を解消するだけでなく、下地の補修も必要です。
【参考】RC造建物は雨漏りが最大の弱点！適切なメンテナンスで雨漏りを防ぎましょう
屋根裏からは直接屋根材が見えます。
こちらの屋根は折板屋根（せっぱんやね）という屋根材です。
折板屋根とは、台形が連なった形をした金属製の屋根です。
軽量でありながら、高い強度と耐久性を持っているため、工場や倉庫、商業施設などでも良く使用されています。
デザイン性も高く、近年では住宅にも採用されるケースが増えています。
【参考】折板屋根の改修方法、塗装・屋根カバー・葺き替えを徹底比較
軽量でありながら、高い強度と耐久性を持っているため、工場や倉庫、商業施設などでも良く使用されています。
デザイン性も高く、近年では住宅にも採用されるケースが増えています。
【参考】折板屋根の改修方法、塗装・屋根カバー・葺き替えを徹底比較
しかし、こちらの折板屋根では特に目立った劣化は見られず、ボルトも比較的綺麗な状態でした。
折板屋根自体には雨漏りの原因はなさそうです。
【参考】折板屋根が錆びて雨漏りが起きていた現場
パラペットの上部には「笠木（かさぎ）」と呼ばれる保護部材が乗せられ、雨水が外壁内部に浸入しないようにする役割があります。
【参考】意外と多い笠木が原因のベランダ・バルコニーからの雨漏り
【参考】意外と多い笠木が原因のベランダ・バルコニーからの雨漏り
パラペットに乗せている笠木がズレており、その付近のパラペットが変色しています。
恐らく、笠木がズレた箇所から雨水が入り、その影響で変色したと考えられます。
今回の雨漏りはこちらの笠木・パラペットが原因であると考えられます。
パラペットから雨水が染み込み、屋根下地まで水が廻って腐食してしまったようです。
また、パラペットの下にある箱樋からも雨水が跳ね、雨漏りの一因になっているようです。
恐らく、笠木がズレた箇所から雨水が入り、その影響で変色したと考えられます。
今回の雨漏りはこちらの笠木・パラペットが原因であると考えられます。
パラペットから雨水が染み込み、屋根下地まで水が廻って腐食してしまったようです。
また、パラペットの下にある箱樋からも雨水が跳ね、雨漏りの一因になっているようです。
こちらのようなALCパネルの外壁は、表面に塗装を行って防水性を保っています。
しかし、塗膜が経年劣化して防水性がなくなってくると、割れや汚れの付着が起きるようになります。
ひび割れから雨漏りする原因にもなるため、定期的な塗装メンテナンスが必要です。
【参考】屋根塗装・外壁塗装で屋根と外壁の防水性を回復させる
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