こんにちは、街の屋根やさん熊本店です。
本日は玉名市で屋根と外壁が劣化しているとご相談をいただき、現地調査を行った様子をご紹介します。
屋根のコロニアルは経年劣化で苔や色褪せが目立っており、外壁もチョーキング現象や目地シーリングの剥がれなど劣化症状が見られました。
お客様には横暖ルーフの屋根カバー工法と外壁塗装をご提案させていただきました。
「住宅の劣化が気になるけど、どんなメンテナンスを行えばいいか分からない」という方も、当店で適切な工事をご提案させていただきますので、お気軽にご相談くださいね。

屋根と外壁が劣化しているとご相談

今回現地調査を行ったのはこちらです。

屋根のコロニアルには色褪せや苔が発生

まずコロニアル屋根に上ってみました。

コロニアルが経年劣化しており、色褪せや苔が目立ちます。
コロニアルなどのスレート屋根材は、主原料のセメントに防水性がない為、表面に塗装を行って防水性を保っています。

屋根には塗装かカバー工法どちらがいい？

棟板金も錆びや釘浮きが見られます

屋根の頂上部分に取り付けられる「棟板金（むねばんきん）」にも錆びや釘浮きが見られました。

外壁サイディングパネルがひび割れている

サイデイングパネルの外壁も点検すると、ひび割れが各所で見られました。
外壁には１０年くらいの周期で塗装メンテナンスを行う必要があります。
しかし、こちらの住宅は新築から２５年特にメンテナンスを行った事がない為、外壁も防水性・強度が低下してひび割れが起きてしまったようです。
外壁には塗装メンテナンスをご提案しますが、ひび割れている箇所は補修を行ってから塗装を行う必要があります。

サイディングパネルの目地シーリングが剥がれている

サイデイングパネルの目地シーリングも剥がれてしまい、中のボンドブレーカーが見えるほど症状がひどい状態でした。
サイデイングやALCなどパネルを貼り合わせている外壁には、パネル同士の隙間を埋める為にシーリングを打って防水しています。
シーリングにひび割れや剥がれがあると、隙間から内部に水分が入ってしまい、下地木材が腐ったり雨漏りの原因にもなります。
外壁塗装の際にはシーリング打ち替えもセットで行う為、お客様には外壁塗装と一緒にシーリング打ち替えも行うようにご説明させていただきました。
▶外壁目地シーリング打ち替えを行った合志市の現場

屋根カバー工法・外壁塗装をご提案しました

玉名市でこれまでメンテナンスを行った事がない築２５年住宅の現地調査が完了しました。
コロニアル屋根・サイデイング外壁共に劣化症状が多く見られた為、以下の工事をご提案しました。

提案内容

・仮設足場設置
・屋根カバー工法（横暖ルーフプレミアムS）
・外壁塗装（アレスダイナミックTOP）
・付帯部塗装
・軒樋交換

屋根カバー工法は既存の屋根を剥がさず、上から新しい屋根材を重ねる工法です。
瓦屋根や凹凸のある屋根材には施工ができず、屋根の重量が少し重くなるデメリットはありますが、屋根の強度や遮音性・遮熱性が向上するメリットがあります。
▶現在の屋根を新しい屋根で覆う、二重屋根になるのが屋根カバー工法

後日お客様にお見積り書を提出し、工事のご依頼をいただきました。
工事の様子もご紹介させていただきますね♪