阿蘇郡西原村のH様より、『倉庫小屋の屋根が経年劣化しているので、リフォームをしたい。恐らくアスベストが含まれている屋根なので、どのように工事をすればいいのか分からない。』とご相談いただきました。

現地で調査を行うと、波型スレートは経年劣化が進行しており、穴あきやケラバ板金の外れ、苔の発生などが見られました。
経年劣化した波型スレート屋根は葺き替え工事やカバー工法というリフォーム方法がありますが、今回は既存屋根の上から新しい屋根材を重ねる『カバー工法』を行う事になりました。
新しく重ねる屋根材は金属素材の中でも錆びに強いガルバリウム鋼板製波板を使用しました。

アスベストが含まれている屋根材を撤去する際と撤去処分費が高くなりがちですが、既存屋根の上から重ねるカバー工法は葺き替え工事に比べると撤去処分費を節約する事ができます。また、屋根の強度・断熱性・遮音性も向上します。
工事後は美観性も復活し、お客様にも『工事をしてもらってよかったです！』とお喜びいただけました。

カバー工法だと『アスベスト含有の屋根材が残ったままになるのが不安』と思われるかもしれませんが、屋根材が破砕されない限りアスベストは飛散しません。
もちろん、葺き替え工事でも適切に解体・撤去作業を行い、新しい屋根材で安心してお過ごしいただけますが、波型スレート屋根のリフォーム方法にはカバー工法という選択肢もあると知っていただけると幸いです。
倉庫や工場の屋根工事も街の屋根やさん熊本店にお任せくださいね（＾＾）