【熊本市西区】学校ビルで竪樋の割れを発見！雨水噴出で外壁汚れ・近隣施設に影響も｜調査と修理のご提案

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【熊本市西区】学校ビルで竪樋の割れを発見！雨水噴出で外壁汚れ・近隣施設に影響も｜調査と修理のご提案

こんにちは、街の屋根やさん熊本店です。
今回は熊本市西区にある4階建て学校ビルで、竪樋に亀裂が入り、雨水が噴き出すというトラブルのご相談をいただきました。
梅雨の季節を前に、雨水の排水設備に関するご相談が増えています。ビルや学校・社屋などの雨樋トラブルでお悩みの方に参考にしていただければ幸いです。

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ご相談内容「雨樋の高い位置から水が溢れている」

今回ご相談いただいたのは、こちらの建物です。

建物詳細:鉄骨造4階建て学校ビル
屋根材:陸屋根
相談内容:4階まである竪樋（たてどい）のエルの部分が割れています。直接は確認できていませんが、土の混じった水が噴き出していると近隣施設から報告があったため、修理の見積もりをお願いします。

近隣施設の方からのご報告で竪樋の割れに気付かれたそうです。
土の混ざった水が噴き出している状態では、通行する方にも被害が及んでクレームにも繋がりますよね。

竪樋に亀裂が発生

今回問題があるのはこちらの竪樋です。
竪樋（たてどい）とは、屋根から地上まで雨水を排水するための縦に取り付けられた管です。
特に高層の建物では、この竪樋が建物全体の排水機能を担っているため、破損すると深刻なトラブルになります。
割れは屋上近くの高い場所であるため、屋上から割れの状況を確認します。

竪樋のL字になっている箇所「エルボ」に亀裂が入り、そこから雨水が噴き出して外壁に汚れが付着していました。
外壁の汚れは見た目だけの問題ではなく、外壁からの雨漏りや外壁材の劣化を早める原因になります。
噴き出した水が近隣施設へも影響を及ぼしているため、早急な対応が必要です。
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屋上排水口の詰まり

屋上排水口の周囲には、泥や草が溜まっており、雨水の流れを妨げていました。
この状態では、雨水が適切に排水されず、竪樋に負荷がかかる原因になります。
排水不良の原因になり、屋上に雨水が溜まって雨漏りすることもあるため、詰まりは定期的に清掃する必要があります。
【関連記事】ビルの屋上ドレンが詰まって大量の雨水が滞留していた現場

屋上の防水層も劣化

屋上の床面には、雨水が染み込むのを防ぐための防水層が設けられています。

しかし、こちらの屋上防水層では表面の剥がれや苔の発生、目地のめくれなど劣化症状が見られました。
経年劣化もありますが、排水口の詰まりにより屋上の排水性が悪くなり、劣化が早まった可能性もあります。
このままではビル屋内に雨水が侵入し、鉄骨の錆びや雨漏りの原因になります。
【関連記事】屋上防水とは？防水工事の種類・価格などを比較解説

現地調査が完了！竪樋エルボに亀裂が入った原因は？

竪樋のエルボに亀裂が発生した原因として、3つの原因が考えられます。
1.水圧の集中
屋上排水が詰まっていたため、泥が含まれた雨水により水圧が大きくなっていた可能性があります。
2.揺れ
地震や強風など、揺れによる影響で亀裂が入ることも。特に長さがある竪樋のため、風の煽りも受けやすくなります。
3.経年劣化
年数が経つとやはり割れが起きやすくなります。特に屋上付近は紫外線の影響で劣化が早くなります。

最悪の場合、割れた部品が落下する危険もあるため、早急な対応が必要です。
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工事のご提案

担当の方とお話合いの上、今回は以下の工事を提案し、お見積りを作成することとなりました。

提案内容
・屋上までの仮設足場設置
・竪樋の亀裂箇所を交換
・屋上ウレタン防水施工

破損している竪樋を新しい部品へ交換することで、水が溢れることなく適切に排水できます。
また、劣化した屋上防水についても、ウレタン防水を施工するようご提案しました。
高所作業になりますが、仮設足場を設置することで安全で確実な工事ができます。

ビルの雨樋工事もお任せください

高所の雨樋トラブルは気づきにくく、被害が拡大する前に早めの対応が必要です。
街の屋根やさん熊本店では、仮設足場を設置しての高所作業も、安全第一で対応しています。

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