熊本店発・屋根材が割れた時の対応|まずは業者へ住宅点検を依頼し火災保険適用可能か3項目の確認

2023年4月27日更新
新築で購入した”大切な住まい”も、築年数を重ねていくと少しずつ不具合箇所がチラホラ出てきます。
住まいの屋根材が割れてしまった時に、『どの様に対処すればいいの?』『修理が必要なの?』『修理の場合、工事の種類は?』など・・たくさんの心配事が出てきますよね。
そんな時に、皆さんが焦らずに適切な方法で屋根を修理する事ができるように、注意すべきことを知っておきましょう!
『屋根材が割れる原因』『屋根材が割れた時の対処法』などをご紹介します。
▶屋根のお役立ち情報
▶屋根のお役立ち情報
1.屋根材が割れる原因は?
原因 | 詳細 |
経年劣化 | ・住まいの屋根は、長い歳月が経過すると自然に劣化していきます。本来であれば耐えることが出来る”強風”が吹いても、割れやすくなっています。特に”スレート屋根”は、屋根材の中でも薄く、他の屋根材と比べると劣化しやすく、経年劣化によって割れる部分が出てきてしまう場合があります。 |
台風や暴風 | ・屋根材が割れてしまう原因で多いのが、”台風や暴風”です。風雨自体の強さで屋根材が割れてしまうだけではなく、強風によって飛んできた飛来物が原因であれば、強度のある瓦屋根も割れてしまいます。 |
落雪・雹 | ・雪が積もる地域では、屋根に積もった雪が1階部分の屋根に落ちた時の衝撃で割れてしまう事もあります。近年の異常気象で”雹”が降ると、頑丈な屋根材であっても割れてしまう場合があります。 |
凍害 | ・水分の凍結によって起きる劣化の事・水は凍ると体積が膨張し、溶ければ元の体積に戻る性質を持っています。屋根材に吸収された水分が溶けたり凍ったりを繰り返す事で、屋根材はその動きについていけず ボロボロになってしまいます。 瓦やスレート屋根は、粘土・セメントで出来ているものが多いのですが、これらは水分を含む素材の為、凍害が起こりやすくなってしまいます。 |
『屋根材が割れてしまったら、まず、何をすればいいの??』
屋根材が割れてしまった【原因】や【劣化状況】は、屋根に登って専門的視点の点検が必要になってきます。住まいの屋根材が割れてしまったら、まずは、業者さんに屋根の現状を見てもらいましょう
見た所、屋根材が割れているだけでも、実は、屋根全体の劣化や、屋根の下地部分が傷んでいる可能性があるので、専門的な屋根知識を持っている下記の様な業者さんに点検をお願いしてみましょう!
▶メールでのお問合せ(24時間受付中)
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2.まずは住宅点検をこんな業者さんに依頼しましょう!


1.現地調査を丁寧に行なう業者
初めに、皆さんの屋根がどのような状態になっているのかを調査します。
屋根の状態がどのようになっているのかを把握しなければ、原因や工事が本当に必要なのかが分からないまま工事をされてしまいます。 結果、不要な工事や無駄な工事費用事が発生してしまいます。
そこで最初に行う『屋根の現地調査』は大切になってきます。
すぐに調査が終わってしまう業者さんは、丁寧に見てくれていない可能性大!
調査時の屋根写真を撮って見せて説明をしてくれたり、屋根裏までキッチリと見てくれる業者さんを選んでくださいね!
▶街の屋根やさんの無料点検でお住い全体の不安も解消!
屋根の状態がどのようになっているのかを把握しなければ、原因や工事が本当に必要なのかが分からないまま工事をされてしまいます。 結果、不要な工事や無駄な工事費用事が発生してしまいます。
そこで最初に行う『屋根の現地調査』は大切になってきます。
すぐに調査が終わってしまう業者さんは、丁寧に見てくれていない可能性大!
調査時の屋根写真を撮って見せて説明をしてくれたり、屋根裏までキッチリと見てくれる業者さんを選んでくださいね!
▶街の屋根やさんの無料点検でお住い全体の不安も解消!
2.詳細が分かる見積書を作成してくれる業者
工事を行う際の見積書には、『工事項目』『仕様』『数量』『単価』『金額』などが記載されています。
工事項目ごとに記載されていて、作業にかかる『数量』や『単価』『合計金額』が分かり、何にいくらお金が掛かっているのか、皆さんにも分かりやすいです。
見積書の項目が【〇〇工事一式】=【工事代金】と一式にまとめられている、【工事内容】や【金額】が不透明な業者への工事依頼はやめましょう。
詳細が分かりやすい見積書作成をしてくれる業者さんをオススメします!
3.割れた屋根材を修理する為の必要な工事は?
工事内容 | 詳細 |
★部分的な修理 | |
コーキング(シーリング) | ・屋根材の種類にもよりますが、数枚割れている程度であれば、コーキング材(シーリング材)という弾力のある樹脂を使って接着していきます。※最近では、平板スレート屋根修理に特化した【タスマジック】という補修材が、株式会社セイムさんより販売されており割れたスレート屋根をキレイに補修する事ができるようです。 |
屋根材の交換 | ・屋根材の割れが酷く、コーキングでは修理できなかったり、屋根材の片割れがなくなっている場合は、割れている屋根材のみを交換します。 |
★全体的な修理が必要 | ※一部の屋根材だけではなく、多くの屋根材が割れてしまっている場合は、屋根全体の『葺き替え工事』や『カバー工法(重ね葺き工事)』が必要となります! |
葺き替え工事 | ・屋根に設置している屋根材を全て剥がし、新しい屋根材に取り換える工事となります。屋根材の下に敷かれている防水シートや、野地板と呼ばれている屋根下地の傷みもシッカリと確認し、劣化があれば交換します。葺き替え工事は、屋根材を剥がし撤去費用なども掛かってしまいますが、屋根が新しくなるので住まいの屋根を長持ちさせることができます。 |
重ね葺き工事(カバー工法) | ・今ある屋根材の上から新しい屋根材を重ねていく工事となり、カバー工法とも呼ばれています。古い屋根材の処分費が掛からない為、葺き替え工事に比べ工事費用を抑えることができます。しかし、屋根材の下に敷かれている【防水シート】や【野地板】の傷みが激しい場合は、葺き替え工事をおススメします。 |
4.火災保険適用が可能なのか、皆さんに確認してほしい3項目
皆さんの住まいの屋根が割れてしまった時、屋根の工事に掛かる費用は抑えたいものです。
割れてしまった屋根材は『火災保険』を使って修理ができる可能性があり、どのような場合に適用されるのでしょうか?
▶【最新版】火災保険が適用される屋根工事
▶保険活用リフォームのトラブルにご注意下さい!
※街の屋根やさん熊本店へご依頼があった火災保険適用の工事
▶熊本市東区で台風被害を受けた瓦屋根の一部葺き直し工事|火災保険を使って修理しました
▶熊本市南区|棟板金飛散で割れた屋外フードや波板屋根を火災保険修理
▶【最新版】火災保険が適用される屋根工事
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4-1 契約している火災保険の契約内容
『契約している火災保険の契約内容
火災保険の『補償内容』『保険対象条件』は、各保険会社によって異なります!
お住いが自然災害に遭った場合は、契約している保険会社にどの様な内容で契約を交わしたのかを、まずは契約内容の確認をしましょう。
』火災保険の『補償内容』『保険対象条件』は、各保険会社によって異なります!
お住いが自然災害に遭った場合は、契約している保険会社にどの様な内容で契約を交わしたのかを、まずは契約内容の確認をしましょう。
4-2 屋根材が破損した原因

『屋根材が破損した原因
屋根修理に火災保険が適用されるのは『自然災害
台風や暴風などの影響で屋根材の飛散・割れ等の被害があれば、契約されている補償の『風災
しかし、経年劣化や人為的なものに対しては保険適用外となりますのでご注意下さいね。
』屋根修理に火災保険が適用されるのは『自然災害
』が
原因の場合となります。台風や暴風などの影響で屋根材の飛散・割れ等の被害があれば、契約されている補償の『風災
』が適用されます。しかし、経年劣化や人為的なものに対しては保険適用外となりますのでご注意下さいね。
4-3 屋根材が被害に遭った時期

『屋根材が被害に遭った時期』火災保険会社へ申請できる期間は『3年以内』です。
長期間経過すると原因が、風災での被害なのか・経年劣化なのかの判断が出来なくなってしないます。
被害に気付いたら、被害状況を写真に収めておくと原因が風災である事が証明されるので、現地調査時に業者さんへ被害状況を写真に撮ってもらう様にしましょう!
4-4 火災保険へ申請

』による調査が必要となってきます。『鑑定人
』は火災保険の条件に適用ができるのかを判断する事ができ、『鑑定人
』の認定が下りなければ火災保険で屋根修理する事が出来ないのです。※基本的には鑑定人がご自宅に調査へ伺いますが、場合によっては『見積書
』や『現場写真
』だけで判断する事もあります。お住いが自然災害に遭えば、早めに火災保険会社に申請する事をオススメします。
※実際に火災保険会社へ申請する際に、こちらのコラムを参考にして下さい。
▶熊本店発・火災保険が適用される住まいの工事|自然災害で瓦・波板・棟板金飛散などの被害は火災保険で原状復帰
5.まとめ

誰もがある日突然、天災の被害に見舞われ途方に暮れる日がやって来るかもしれないのです。
住まいへの修理工事は様々で、天災に見舞われた時はご加入されている『火災保険』が皆さまを守ってくれる場合があります。
契約内容をいま一度、見直していざと言う時の為に備えて頂ければ幸いでございます。
▶ご自身でできる悪天候・地震後の屋根点検
▶ご自身でできる悪天候・地震後の屋根点検