宇城市工場の折板屋根・波型スレートの雨漏り補修と鳩侵入対策

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施工事例
宇城市工場の折板屋根・波型スレートの雨漏り補修と鳩侵入対策

工事のきっかけ

宇城市の工場担当者O様より、『工場内に雨漏りと鳩侵入が発生していて困っているので、できるだけ簡易的な補修工事をしてほしい。』とご相談いただきました。

工場の折板屋根部分は錆びがかなり進行しており、ゴミや錆びが溜まっている状態で、腐食により小さな穴あきができていると考えられました。波型スレート屋根と外壁にも、経年劣化による割れや穴あきがあり、雨漏りの原因と見られました。
また、波型スレート外壁が割れて隙間ができている所から鳩が侵入しており、衛生面でも心配されていました。

折板屋根と波型スレートはケレンで素地調整を行った上、プライマーを塗って防水テープやコーキングで雨漏りを補修しました。
鳩が入る隙間はワイヤーネットやコーキングで隙間を埋め、鳩が入らないように対策しておきました。
後日、『鳩が別の箇所から入ってきた！』とご連絡いただき、考えられる全ての隙間は対策しておきました。
生き物ですので、どのような行動をするか予想しきれませんが、また入ってきた場合はその都度対策するとお話合いの上、工事が完了しました。

屋根補修工事,雨漏り修理,その他の工事,工場,屋根材(金属)

ビフォーアフター

工事基本情報

施工内容: 屋根補修工事,雨漏り修理,その他の工事,工場,屋根材(金属)

施工期間: １日（鳩対策追加工事１日）

使用材料: 【雨漏り補修】対候性ブチル防水テープ、高性能ウレタン系プライマー、コーキング
【鳩侵入対策】ワイヤーネット、ゴム製テープ

工事費用: 屋根補修・鳩対策→16万円、鳩対策追加工事→4万5千円

錆びが進行した折板屋根の雨漏り補修

工場の折板屋根部分は錆びが進行しており、ゴミや剥がれた錆びが谷部分に溜まっていました。
錆びた金属が剥がれているという事は屋根に穴が開いている可能性が高い為、ゴミや錆びを取って下地を整えてから、雨漏り箇所の上部を防水テープとコーキングで補修する事になりました。

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ケレンで錆びを落とすと、小さな穴が開いていました

まずは折板屋根をケレンします。

ケレンとは素地調整を意味し、錆びが進行した折板屋根を研磨スポンジで錆びを落として整えていきます。
下地を整えておかないと、上から張ったテープやコーキングがすぐに剥がれる原因になる為、丁寧にケレンしておきます。

錆を取り除くと小さな穴あきが見られました。

写真では見えない程の小さな穴ですが、雨水が入るには十分な大きさです。
こちらにはコーキングプライマーも塗っておきました。

防水テープとコーキングで雨漏り補修

プライマーを塗った後、防水テープとコーキングで穴あきを塞ぎました。

防水テープは対候性のブチル防水テープを使用しました。
錆びが進行した事で折板屋根の谷部分に小さな穴が開いていましたが、これで穴あきが塞がり、雨漏りも解決しました。
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割れや穴あきがある波型スレートの補修

工場の波型スレート部分にも割れや穴あきができており、雨漏りが発生していました。

波型スレートは強度の高い素材ではありますが、やはり耐用年数を超えるとこのように割れなどが起きてしまいます。雨漏りだけでなく、割れた箇所が飛散する危険もあり、大きなトラブルになる前に対策しておく必要があります。波型スレートにも折板屋根と同様に雨漏り補修を行います。
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ケレンとプライマー塗布

錆びにケレンを行った後、高性能ウレタン系プライマーを塗布しました。
こちらはコーキング用のプライマーで、塗りムラを防ぎ、コーキングの密着性・耐久性を向上させる効果があります。

防水テープとコーキングで補修

波型スレートの各所にできていた割れや穴あきに防水テープとコーキングで補修が完了しました。
簡易的な補修にはなりますが、工場の稼働を止める事なく雨漏りを解消する事ができました。
街の屋根やさん熊本店では工場の屋根補修も承っておりますので、ぜひお気軽にご相談くださいね。

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鳩が侵入する隙間に対策

工場の壁にある小さな割れ部分から、鳩が中に入ってくるそうです。
鳩が入ると不衛生なだけでなく、強い酸性である糞によって部材が劣化したり、巣を作られてしまう可能性もあります。万が一巣を作られてしまった場合、鳥獣保護法により、鳥が巣立つまでは巣の撤去ができないと定められています。
今の所は鳩出入りがあるだけで巣は作られていない為、巣を作られる前に鳩の侵入対策を行っておきます。

ワイヤーネットやコーキングで隙間を埋めました

鳩が入ってくる隙間にワイヤーネットを取り付けました。
配線があって完全に防ぐ事ができない為、フックを取り付けてワイヤーネットを固定しています。

別の箇所にはコーキングを打って隙間を埋めました。
雨漏り修理でも使用したコーキングは隙間を埋めるのにも使える補修剤です。
▶屋根工事と雨漏り補修に必要なシーリングやコーキングの種類と使用法

後日、他の箇所から鳩が入ってきたとご連絡がありました

後日、工場担当者のO様より『対策した箇所からは入らなくなったが、また別の箇所から入ってきた！』とご連絡いただき、再度対策を行いました。
鳩も居心地のいい場所を目ざとく見つけてきますね(^^;)

まず波型スレート屋根の下にある細い隙間にネットを張って、中に入れないようにしておきました。

屋根の下やシャッター上部の隙間にもネットを設置しました。

扉の隙間にはゴム製のテープを貼っておきました。
扉を開けても問題がないか確認し、全ての工事が完了しました。

再度現状で鳩が入る箇所を教えていただき、全て対策しておきました。
生き物相手なので、どのような行動をするかは予想しきれないですが、万が一また入ってきたらその都度対策していくという事になりました。
鳩は私たちにとって身近でどこでも見られる野生動物ですが、建物の中に入ると非常に厄介です。
ご心配な方は当店で対策工事を行いますので、まずはお気軽にご相談くださいね。

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