2025.12.05
こんにちは、街の屋根やさん熊本店です。今回は、菊池市の工場で行った波型スレート屋根の部分補修工事の様子をご紹介いたします。工場の屋根は高所にあり、劣化した波型スレートは踏み抜きの危険もあるため、安全に配慮した施工が求められます。安全対策を徹底しながら、工場内で起きていた雨漏りを解…

菊池郡菊陽町のT様より、「突然、庭に屋根の破片が落ちてきて…子どもに当たったらと思うと怖くなって相談しました」とご相談をいただきました。
現場へ急行すると、庭先に屋根材の破片が落下していました。
幸い、今回は人的被害はありませんでしたが、破片は固くて重く、先は鋭利に尖っており、人に当たっていれば大ケガを負っていた可能性もありました。
落下した屋根材は「ザルフグラッサ」と呼ばれるノンアスベスト屋根材でした。
アスベスト規制直後に販売されたノンアスベスト屋根材は、繊維材料の配合バランスが十分でなく、経年により割れや剥がれが起きやすいという弱点があります。
今回のザルフグラッサも、割れやすいノンアスベスト屋根材に該当するため、築20年で割れが多数発生していたようです。
今後も割れはどんどん増えていくと見られるため、屋根カバー工法や葺き替えが望ましい状態でしたが、お客様は「今はなるべく費用を抑えたい」とご希望されていました。
そのため、今回は割れた箇所に板金を差し込んで補修する方法で、コストを抑えた工事をご提案しました。






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