熊本地震で屋根の瓦が落ちたり、棟部分が崩れたりして雨が室内に入り内装まで被害が起きている状況で補修したくても職人さんが不足していなかったり、瓦が製造中止になっていたりと様々な理由で屋根を
コロニアルに葺き替え工事が多くなっています。
画像のお客様は今回の地震で棟全体が崩れてしまったのと台風で瓦が飛んだりと自然災害の度に修繕が
必要なのでこの機会に思い切って葺き替え工事をすることになりました。
コロニアルクアッドは瓦に比べてと・・・
屋根の重量が軽くなるので、建物の重心が低くなり、地震の揺れが小さくなります。
元々瓦の重量に耐える構造なのでリフォームには最適な工事と思います。
(最近の新築は殆どがコロニアルが多いです。)
また重ねて張ってすべて釘で固定していくので強風によるズレや飛散を防ぎます。
自然災害には強いですが10年毎位に塗装のメンテナンスが必要になります。
今回の工事の内容をまとめました。
約45坪の戸建て セメント瓦からコロニアルクアッドにします。
1日目 足場設置 (職人さんが安心して施工して頂くために必ず必要です。)
近隣の方にほこりや物が飛んでいかない様にメッシュシートも設置します。
2日目 2階屋根瓦撤去 下地工事(下地を形成してコロニアルが設置出来る様に合板を打ち付けます。)
3.4日目 2階屋根コロニアル設置
5日目 1階屋根撤去 下地工事(こちらもコロニアルが設置出来る様に合板を打ち付けます。)
6日目 1階屋根コロニアル設置
7日目 足場撤去
今回の天候にも恵まれ1週間で完工でき、お客様にも大変喜んで頂きましたが
外回りの工事は天気次第では工事が長引く恐れがあるので
時期を考えて早めに相談して頂くと良いかと思います。