2023年4月25日更新
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
年末にやり残した大掃除や、屋根・雨樋の詰まり・外壁などの住まいの目視チェック、春はプチ大掃除にオススメのシーズンです。
寒くて気が進まなかった窓やお風呂の水を使った掃除。暖かくなってくる春は、寒い空間だった所の掃除がしやすくなりますよね♪漂白剤を使った掃除も、寒さが和らぐ春は換気もしっかり行うことができます。

そして、部屋の掃除が終わったら普段気にならない、屋根・雨樋・外壁などの”住まい目視チェック”もお願いします！
突風などで飛来物が飛んで割れた瓦・雨樋の土埃や落葉の詰まり・外壁のなど、雨漏りに繋がる要素がないか、目視できる範囲でいいので梅雨に向けて住まいのプチ大掃除をしてみませんか。
▶無料点検のメールお問合せは２４時間受付です！
まずは、お部屋から始めましょう！

１．春のプチ大掃除でのポイントは？

1-1 エタノール水ってどうやって作るの？

２．プチ大掃除はこちらのお掃除を！

2-1 プチお掃除：カーテン

2-2 プチお掃除：窓

2-3 プチお掃除：浴室

2-4 プチお掃除：トイレ・キッチン

2-5 プチお掃除：靴箱・押入れ

３．プチ大掃除が終わったら『お住いの不具合チェック』もお願いします！

『お家のチェック項目』	・詳細
『屋根』
・瓦の割れやズレ	地震での揺れや強風時の飛来物による衝撃によって、瓦の割れやズレが起ってしまう事があります。この状態では、固定力が低下し落下する危険性があります。
・屋根材の色褪せやコケ	色褪せやコケの発生は、塗装が劣化しているサインです。セメント瓦・コンクリート瓦（モニエル瓦）やスレート材は、防水性や耐久性が低い為、塗装によって屋根材表面を保護する必要があります。水を吸収しやすい状態となっていますので、建物全体の劣化に繋がる場合がありますので、注意が必要です！
・漆喰の剥がれ	漆喰の剥がれは、漆喰自体の劣化と棟・葺き土の劣化が原因です。漆喰は調湿性があり、水分の吸収や放出をしていますが時間と共に、徐々に硬くなってしまいます。また、葺き土の外に漆喰を塗る二重構造の為、葺き土と漆喰の間に隙間が出来てしまう事があります。強風や地震によって棟や葺き土が動く事で漆喰を押し剥がしてしまうのです。
・棟瓦の歪み（瓦屋根）	棟瓦歪みは、瓦を固定している葺き土や漆喰に問題があります。漆喰の劣化で葺き土が雨水を吸う事で、固定力を失い歪みに発展してしまうのです。
・棟板金の浮き（金属屋根・スレートetc）	築７年～１０年程度経過すると、多くのお宅で棟板金を固定する釘が抜ける事で、棟板金が浮く症状が見られます。釘が抜ける原因は、棟板金の熱膨張（※温度差で膨張・収縮を繰り返す事）にあります。日あたりが良いお宅では釘が抜けるスピードも速く、飛散や雨漏りが起ってしまう前に、無料点検を利用して業者にチェックしてもらいましょう！
『雨樋』
・雨樋の破損や詰まり	雨樋の破損や不具合を放置すると、雨漏りの危険性を高めてしまいます。雨水の流れを止めない為にも、樋の部分にゴミ（落ち葉・土埃）が詰まっていないか、また雨樋は一部建物に固定させる為に金具を取付けます。この雨樋を固定する金具にサビ・折れる・曲がると言った事が起ってしまうと、雨樋の一部にかかる負荷が大きくなり、雨樋自体が壊れたり不具合を起こしやすくなってしまいます。
『ベランダ』
・ベランダ床の塗膜劣化やコケ	ベランダの床には、雨水が浸透しない様に、新築時に防水塗装が施されています。築１０年以上が経過すると、自然にひび割れや塗装の剥がれなどの劣化症状が表れます。防水層という層によって、下地に水分が行かない様にしてあります。防水層を保護する為の一番表面となる”トップコート”が劣化し機能を失うと、塗装が剥がれ、防水層内部が剥き出しになってしまいます。雨水が浸透しやすくなっている為、コケの繁殖も促し早めの工事が必要です。
『外壁』
・外壁のひび割れ	外壁のひび割れは、”緊急性のないひび割れ”と”早急に補修が必要なひび割れ”があります。”ヘアークラック”と呼ばれる外壁の表面だけに微細なひび割れができている場合は、建物の構造などにすぐには影響がないので緊急性という点で見れば慌てる必要がないひび割れです。しかし、幅0.3㎜以上の大きなひび割れは、建物に影響を及ぼす危険がある”構造クラック”と呼ばれるもので、緊急性が高く補修が必要です。建物内部へ雨水が浸入する事で、建物自体の強度が下がり外壁の劣化や腐食等の深刻な被害を発生させない為にも、業者へ点検や工事の依頼を行いましょう！
・サイディングのシーリング劣化	シーリングは、合成樹脂や合成ゴム製のペーストを使用し、建物の隙間を埋める事です。サイディングの外壁同士の継ぎ目や隙間に塗り、風雨から建物を守っているのです。そんなシーリング材も長期的に紫外線に晒される事で、弾力性を失いひび割れや剥離が発生します。一度弾力性を失うと元に戻る事はなく劣化するので、状態によってシーリングの増し打ちや打ち替えが必要です。

『屋根』
▶ご自身でできる屋根点検
▶お住いが教えてくれる屋根補修のサイン
▶屋根お役立ち情報
▶宇城市｜セメント瓦の剥がれや割れ・下地傷みで雨漏りが発生！葺き替え工事をご提案
▶上益城郡山都町にて強風で棟板金が落下！下地の貫板が劣化していた事が原因でした
▶阿蘇郡高森町にて雨漏りで天井に黒カビが発生！谷板金の穴あきと漆喰の劣化が原因でした

『雨樋』
▶雨樋基礎知識
▶雨樋の詰まりの原因と清掃方法・対策をご紹介
▶宇城市で２階軒樋に落ち葉除けネットの取り付けを検討中で現地調査を行いました

『ベランダ』
▶ベランダ・バルコニーで起こる雨漏りの原因と補修方法の解説
▶熊本市西区でベランダ防水が劣化して閣下が雨漏り！目地シーリングの割れや軒天の剥がれもありました
▶熊本市北区で雨漏りによりベランダ床が落下し調査へ伺いました

『外壁』
▶シーリングやコーキングの種類と使用方法
▶屋根や外壁の劣化を促進させる苔・藻・カビの放置は絶対ダメ
▶阿蘇郡西原村｜雨漏りでクロス剥がれやカビが発生！外壁の塗装劣化・ひび割れが雨漏り原因でした
▶菊陽町で住宅点検！チョーキングがある外壁や屋根に塗装工事をご提案

４．まとめ