大津町で破風板の補修工事を行いました。屋根も施工完了です。


既存の破風板の劣化が進んでいた為、雨水が内部に浸入した形跡が見られます。部分的に内部の木材にカビが発生していたのがわかります。

寸法に合わせ木材をカットし、下地のある場所にビスで打ち付けていきます。釘打ちの場合釘が浮いてくることがあります。その後塗装を行い完了です。

ちなみに破風と呼ばれる部分は、切妻・片流れ屋根で見ることができます。
黄色で囲っている部分が破風です。防風・防水の役割があります。
緑色で囲っている部分は鼻隠しです。破風と同じ役割ですが、軒先側が鼻隠しと呼ばれ、雨樋の下地としての役割もあります。
赤色で囲っている部分が軒天です。屋根の下地が雨風にさらされるのを防いでいます。
ちなみに青色で囲っている部分がケラバです。壁から破風までの間の屋根のことをいいます。
ケラバは別として、家の外部に面している箇所は家の大切な内部を雨風などから保護してくれる大切なところです。外部は定期的なメンテナンスや補修、改修で綺麗にすることができますが、メンテナンスを怠り内部が劣化してしまってからでは手遅れということも……
大切なお宅だからこそ、ぜひメンテナンスを行ってあげてください。
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