宇土市で外壁塗装工事に伴う、ケレン、下地調整作業を行いました。
もし劣化した塗料の上から何もせずに新しい塗料を塗ってしまうと剥がれてしまう可能性があります。
人の顔で例えると、化粧した顔の上から化粧することだと考えてみてください。
厚化粧すると最初は綺麗ですがすぐにボロボロと剥がれてきますよね?
綺麗に化粧するには洗顔して肌を綺麗な状態にしますよね?
この洗顔に当てはまるのが塗装工程では洗浄作業とケレン作業です。

鼻かくしは雨樋の裏にあり見えにくい場所ではありますが、写真の通り塗料が剥がれてくると目立ってきます。
しっかりケレンをして旧塗膜を剥がしていきます。

軒天は軒の天井部分ですが、基本的には湿気を逃がす役割があります。
軒天向きの塗料で塗らないと塗料が膨れてきたり、そのまま剥がれたりします。
もし旧塗膜が軒天向きでない塗料を使われていた場合、ケレン作業で旧塗膜をしっかりとることで膨れ、剥がれを防ぎます。

基本的には鉄である庇は錆が発生します。
旧塗膜を剥がし、錆も取り除いていきます。ケレン作業は取り除くだけでなく傷を入れることも目的です。

なぜ傷を入れるのか?
ケレン作業を行っている場所は外壁と違いツルツルしています。
ツルツルしたままで塗装してしまうとすぐに剥がれてくる可能性があります。

傷をつけることで、新しい塗料が剥がれないようにします。
傷をつけると凹凸が出来ます。凹凸をつけることでツルツルしている表面より塗料の接着面積が多くなり剥がれにくくなります。

こういったひと手間を加えることで塗料の剥離を防ぐことが出来ます。地味な工程かもしれないですが、ケレン作業をきちんと行うことが良い工事には不可欠です。
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