菊池郡大津町｜強風により招き屋根の棟板金が飛散！風の影響を受けやすい棟板金は定期的に点検をしましょう

HOME
現場ブログ
菊池郡大津町｜強風により招き屋根の棟板金が飛散！風の影響を受けやすい棟板金は定期的に点検をしましょう

こんにちは、街の屋根やさん熊本店です。
本日は菊池郡大津町にて招き屋根の棟板金が飛散し、現地調査を行った様子をご紹介します。
屋根は招き屋根（差し掛け屋根）の形状である為、棟部に風の影響を受けやすくなって棟板金が飛散したと考えられます。
棟板金は風の影響を受けて飛散事故も起きやすいパーツですので、定期的に点検・メンテナンスが必要です。
「バタバタ音が鳴っている」「板金が浮いているように見える」という場合は、すぐに当店までご相談ください。

▶メールでのお問合せはこちら（２４時間受付中）

招き屋根の棟板金が飛散し現地調査

今回現地調査を行ったのはこちらの建物です。

建物詳細　木造２階建て住宅
築年数　　約２０年
屋根材　　スレート
相談内容
強風の日に屋根の板金が落下してきた。

風に煽られて屋根の板金が落下していたという事でした。
特にお怪我や被害はなかったそうですが、高い所から板金が落ちてくるととても怖いですよね。

こちらの屋根の形状は「招き屋根」でした。

招き屋根とは切妻屋根（三角屋根）の左右の長さが異なる屋根。
更に、段違いになっている屋根を「差し掛け屋根」と呼ぶ。
屋根裏にスペースを設けられたり、施工費用を抑えられるなどのメリットがある反面、雨漏りのリスクが高くなるデメリットもあります。
▶あなたの屋根はどの形状（シェイプ）

段違い屋根の高い方の棟板金が飛散していました

今回は段違いになっている高い方の屋根で棟板金が飛散しており、貫板（棟板金の木下地）がむき出しになっていました。
棟板金全て剥がれ落ちている為、落下の衝撃も非常に大きかったと思います。
棟板金は屋根の最も高い所に取り付けられている為、風の影響を受けやすく、台風などで飛散する被害も少なくありません。
▶【参考】熊本市中央区で棟板金が飛散した現場

風の影響を受けやすい形状です

招き屋根の高い方の棟部は下からの風も受ける形状の為、特に棟板金の飛散リスクが高くなります。
棟板金は元々屋根の高い所に取り付けられる為、風の影響を受けやすいのですが、「招き屋根」や「片流れ屋根」では特に注意が必要です。
屋根からバタバタと音が鳴っていたり、板金が浮いている場合はすぐにご相談くださいね。
▶屋根の板金が浮いていると言われたら？するべき対策と注意事項
▶棟板金の交換・修理ガイド【事例・費用】も豊富にご紹介

貫板やスレートに大きな問題はありません

棟板金の下地材である貫板や、屋根材のスレートには大きな問題はありませんでした。
棟板金の飛散は、下地の貫板がボロボロになり、釘やビスの固定力低下が原因になる事もあります。
▶【参考】熊本市東区で劣化した貫板の交換を行った現場
しかし、このまま貫板がむき出しの状態で放置してしまうと、貫板も水分を吸収して劣化が早まってしまう為、お客様には新しい棟板金を取り付けるようにご提案させていただきます。

棟板金交換工事をご提案しました

菊池郡大津町で飛散した棟板金の現地調査が完了しました。
風の影響を受けやすい招き屋根の形状であった為、棟板金が飛散したと考えられます。
下地の貫板やスレートには特に大きな問題は見られなかった為、棟板金交換工事をご提案させていただきました。

提案内容
・棟板金交換工事

お客様に後日お見積り書を提出し、工事のご依頼をいただきました。
▶工事の様子はこちら

棟板金の不具合はお早目にご相談ください

記事内で何度もお伝えしたように、屋根の最上部に取り付けられる「棟板金」は、風の影響を受けやすく、台風通過後は「棟板金が剥がれ落ちた」といったご相談を多くいただきます。
▶【一例】台風で棟板金が剥がれ落ちた熊本市南区の現場
大きな金属の板が落下すれば、お車などが破損したり、人的被害も起きる可能性があります。
大きな事故が起きる前に、普段から屋根点検・メンテナンスを行っておきましょう！
当店では無料の住宅点検を行っておりますので、まずはお気軽にご相談くださいね。