２０２３年４月２４日更新
屋根は、皆さんの住まいや生活を守ってくれている大切な存在です。
屋根は高所にある為、台風や地震などの被害に遭わないと気にならないものです。
しかし、雨漏りとして症状が現れた時には、内部の腐食が進行し躯体が脆くなっているケースも少なくはありません。
屋根に割れや破損の不具合があれば、早めの対処が大切です。
今回は、屋根にどの様な症状が起きた場合には、どの様な屋根工事が必要なのかを紹介します。

１．この症状が発生したら屋根工事を検討しましょう

1-1 瓦屋根

街の屋根やさん熊本店にご相談を頂いた症例
▶宇城市｜セメント瓦屋根の剥がれや割れ・下地の傷みで雨漏りが発生！葺き替えをご提案
▶菊池郡菊陽町｜地震で棟瓦がズレて雨漏りした屋根点検と応急処置
▶熊本市中央区で瓦ズレや漆喰劣化による雨漏りの調査を行いました

1-2 スレート屋根

街の屋根やさん熊本店にご相談を頂いた症例
▶熊本市南区で寿命を迎えたスレート屋根メンテナンスについてご相談
▶阿蘇郡西原村で経年劣化した倉庫波型スレート屋根のリフォーム相談

1-3 金属屋根

街の屋根やさん熊本店にご相談を頂いた症例
▶熊本市南区｜錆が進行したトタンは塗装よりも張り替えがオススメ
▶上益城郡御船町で金属製折板屋根のボルトが抜けて雨漏りし内装に被害も！ボルト締め直しを提案

1-4 雨樋

街の屋根やさん熊本店にご相談を頂いた症例
▶合志市で屋根や雨樋に笹の葉が溜まって雨樋清掃を検討中！落ち葉除けネットの設置もおススメです
▶熊本市北区で天井が雨漏りでたわんでいるとご相談！雨樋が外れた箇所から漏水したようです

屋根工事を行う事によって、雨漏りを防ぐ事ができるだけではなく、日頃のダメージを軽減され、工事前よりも快適な暮らしが手に入れる事ができるかもしれません。
屋根工事にはいくつかの種類がありますので、ご紹介させていただきます。

２．屋根工事の種類

2-1 塗装工事

・劣化症状	チョーキング現象・カビやコケの発生・屋根材の部分的な破損
・施工対象の屋根材	スレート・金属（トタン）・セメント瓦
・工程	足場設置→高圧洗浄→下地処理→養生→下塗り→中塗り→上塗り
・備考	サビが激しいトタン屋根などは、塗料の付着を良くする為にサビを落す『ケレン作業』が必要です。スレート屋根は、塗装を行った後に屋根材の縁に付いた塗料をカットする『縁切り』という作業を行います。

2-2 カバー工法（重ね葺き）

・劣化症状	雨漏り修理・全体的な屋根材の破損や歪み
・施工対象の屋根材	スレート瓦・金属（トタンなど）
・工程	屋根の洗浄（必要な場合）→屋根材を取付ける為の屋根下地（合板・木下地）を取付る→防水シートを敷設→新しい屋根材の取付け

2-3 葺き替え工事

・劣化症状	雨漏り修理・全体的な屋根材の破損や歪み
・施工対象の屋根材	日本瓦・セメント瓦・スレート・金属（トタン）
・工程（セメント瓦→防災瓦へ葺き替え）	既存の瓦を撤去→防水シート敷設→桟木取付→水切り金物取付→新しい屋根材を取付→強化棟を設置
・工程

３．屋根の部分補修工事

3-1 漆喰補修工事

・劣化症状	棟の漆喰ひび割れや崩れ・棟からの雨漏り
・施工対象の屋根材	日本瓦・セメント瓦
・工程	漆喰補修が必要な箇所を確認→漆喰の取替や補充を行う

3-2 棟板金（交換）工事

・劣化症状	棟板金の浮き・棟板金の釘抜け
・施工対象の屋根材	スレートや金属屋根
・工程	既存の棟板金の取外し→新しい棟板金の取付

3-3 雨樋（交換）工事

・劣化症状	雨樋の歪みや破損・取付金具の緩みやサビ
・工程	雨樋の劣化や破損箇所の確認→雨樋の取替

４．まとめ