2024.02.29
こんにちは、街の屋根やさん熊本店です。本日は阿蘇市にて隅棟(すみむね)先端の瓦取り直し工事を行った様子をご紹介します。セメント瓦屋根の隅棟先端は、漆喰や葺き土の劣化で瓦が落下しそうな状態になっていた為、瓦を仮撤去してなんばん漆喰を詰め、ワイヤーで留め直しました。棟瓦の補修工事は、…
瓦が利用できる状態であれば葺き直し・積み直しなどの選択肢もある事をぜひ覚えておいてくださいね。
』を行います。
瓦を剥がすと屋根下地のルーフィングや、瓦を引っ掛けて固定させる桟木が見えました。特に割れや破れなどの劣化はありませんでしたので、このまま作業を進めていきました。
屋根材を剥がして
下地に
大きな被害があれば、追加工事を行う事
もありますが、追加工事が必要になる
可能性がある場合は事前にお客様にご説明を行っています。
コーキングをL字に打っておきました。
雨水が適切に排水されず、かえって雨漏りを引き起こす原因になる為、このようにL字に打つのが正しい施工方法です。
なんばん漆喰で
固定していきます。
今回は黒いなんばん漆喰を使用しましたが、白色のなんばん漆喰もあります。
もう一方の鬼瓦
付近にも
、同様に
一部積み直し工事を行いました。
瓦を固定させる為の漆喰や固定銅線は瓦ほど耐久性はありません。その為、寿命が長いと言われている瓦屋根でも、定期的に漆喰
詰め直しや棟取り直し工事を行う必要があります。
』
と言われていましたが、瓦がまだ使用できる状態であれば、
今回のように
葺き直しや棟積み直しという工事の
選択肢
もあります。
もちろん葺き替え工事は屋根材も新しく、下地の補強もできるので
メンテナンスとしてはおススメの工事ですが、工期も工事費用もかなり大きくなります。
葺き直しや積み直し
工事であれば、補修が必要な箇所のみの工事で、屋根材も再利用している為そこまで工期も材料費も
軽減できますよ。
メンテナンスをすれば
いいか分からないという方は、まずはお気軽に街の屋根やさん熊本店にご相談くださいね♪
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