8月8日は『屋根の日』です!大雨に備え屋根点検の日にしましょう

』
と言った国民の
祝日が多く
制定れています。
比較的新しい祝日では『山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する
』
と言った趣旨を持つ、8月11日には『山の日
』があります。他にも〇〇の日は多くありますが、実は平成15年に一般社団法人日本瓦工事業連盟によって制定された、
『屋根の日
』と
いうものがあります♪漢字の『八』
が屋根の形に似ている事や、屋根の『屋(ヤ=八
)
』
を重ねると屋根を重ねた様子に似ている事から、8月8日が選ばれました。日本最古の瓦は、法興寺という蘇我馬子が建てたお寺に使用されたもので、こちらの瓦は奈良の平城京に遷都した時に元興寺で使用され、現在も残っているんですよ♪
8月は猛暑日が続き、
屋根にとっては過酷な環境となっています。太平洋高気圧に広く覆われている時期に、夏台風や方向が定まらない迷い台風が発生する場合があり、雨や風には注意が必要です。そこで、『屋根の日
』
は屋根を点検する日に決めて、業者などに依頼してしっかり点検してみませんか!▶メールでのお問合せ(24時間受付中
)
瓦の歴史


『屋根の日』は大雨に備え屋根点検dayにしましょう!
日本家屋の屋根の代表『瓦』



』
。他の屋根材と比較すると、耐久性や断熱性が非常に優れている屋根材です。瓦屋根は瓦同士が重なっており隙間があります。この隙間が空気層となって、外の熱が伝わりにくい構造となっている為、湿気がこもらず夏は涼しく、冬は暖かは家となります。その反面、金属屋根などに比べると重く耐震性に劣ると言われています。但し、屋根を支える構造を頑丈なものにすれば、耐震性を高める事が可能です。
▶瓦屋根の点検・メンテナンスのタイミングを知ろう
瓦の破損
屋根
瓦のズレや割れによって、瓦の下にある防水シートに直接雨水が当たり、防水シートの劣化速度を早めてしまいます。瓦の破損を長期間放置してしまうと、屋根全体が大きなダメージを受け、大規模改修に繋がる要因となってしまうので注意が必要です!
瓦の破損で
多い原因は、台風や地震など建物に大きな衝撃が加わると、施工されている瓦にズレや割れ
が生じてしまう事です。また、強風で飛来した物が
当たったり、屋根に上がった際に踏んだりする事で割れてしまう場合があります。瓦のズレや割れによって、瓦の下にある防水シートに直接雨水が当たり、防水シートの劣化速度を早めてしまいます。瓦の破損を長期間放置してしまうと、屋根全体が大きなダメージを受け、大規模改修に繋がる要因となってしまうので注意が必要です!
副材(漆喰etc
)の経年劣化
耐久性が高い屋根瓦も”瓦のみ”で構成されている訳ではなく、”漆喰”など多くの副材も使用されています。副材は瓦の様な耐久性がなく、約10年程
漆喰の劣化は、劣化箇所より雨水が侵入し、瓦を固定する力が低下する為、瓦のズレを招いて隙間ができ雨漏りに繋がってしまいます。
経過すると”ひび割れ”や”崩れ
”が生じてしまうと言った状況が見られます。漆喰の劣化は、劣化箇所より雨水が侵入し、瓦を固定する力が低下する為、瓦のズレを招いて隙間ができ雨漏りに繋がってしまいます。
近年シェアを伸ばす屋根材『スレート』



セメントで作られた『化粧スレート
』と天然石で作られた『天然スレート
』
が存在します
。商品名のコロニアルやカラーベストと呼ばれる事もあります。価格が安価で施工がしやすい化粧スレートは現在、
一般の住宅では主流となっています。▶スレート屋根(コロニアル・カラーベスト
)のチェックポイントとメンテナンス方法
スレート材破損で防水性の低下
薄い板状に加工されているスレートは、軽量と言う特徴故に
飛来物によって割れや破損が生じたり
割れや破損が起りやすいく、強風などで大きな被害を受ける事も
多い屋根材です。また、屋根材を組み合わせて屋根を作る為、接続部
が多く水漏れを起こしやすいので注意が必要です。
飛来物によって割れや破損が生じたり
、接続部にはコケやカビが繁殖しやすい為、そこから劣化が進み
雨漏りの原因にもなりかねません。屋根内部に被害が及ばない様に早期の補修が必要です。屋根補修を依頼される場合は、屋根材の下にある建材にも劣化が及んでいないかチェックしてもらう事も大切です!
塗膜の劣化
スレートの主成分はセメントの為、防水性がなく表面に塗装が施されています。
その塗装が紫外線で劣化すると、雨が降った時に水分を吸収してしまう事でスレート自体をボロボロにしてしまいます。その為、定期的なメンテナンスが必要となってきます。メンテナンスを怠ると寿命が縮んでしまい、メンテナンスが必要な症状の見逃しには気を付けましょう。
その塗装が紫外線で劣化すると、雨が降った時に水分を吸収してしまう事でスレート自体をボロボロにしてしまいます。その為、定期的なメンテナンスが必要となってきます。メンテナンスを怠ると寿命が縮んでしまい、メンテナンスが必要な症状の見逃しには気を付けましょう。
棟板金の釘抜け
雨水の浸入を防ぐ為、屋根の頂上に棟板金が釘で固定されています。この釘は
釘抜けを放置すると、浮いた釘の隙間から
板金は金属なので、万が一人や物に当たると大きな被害が出てしまいます。
築7~10年が経過すると
、少しずつ抜けてきてします。
板金は金属の為、膨張と収縮を繰り返す性質があり少しずつ押し出され釘が抜けてしまうのです。釘抜けを放置すると、浮いた釘の隙間から
雨水が浸入し内部の木材(貫板
)
を腐食させてしまいます。また、
釘が緩み板金の固定力が低下すると、強風時にバタバタと動きその影響で一部が歪み、やがて浮いた棟板金の隙間から風が入り、煽られて落下する危険性があります。板金は金属なので、万が一人や物に当たると大きな被害が出てしまいます。
軽量な屋根材で人気が高い『金属屋根』



近年では、一般住宅に採用される事が多いガルバリウム鋼板はサビに強いなど高い耐久性がメリットです。素材自体が安価な為、維持費自体を抑える事ができる点も大きなメリットと言えるでしょう。
しかし、素材に傷が付きメッキが剥がれてしまうと、そこから錆が広がってしまうリスクがあります。
▶金属屋根(ガルバリウム)のチェックポイントとメンテナンス方法
屋根材の剥がれや浮き
スレートと同様に金属屋根も棟板金を設置して屋根材を固定します。その為、釘が緩むと屋根材が浮いたり、剥がれなどの破損原因にもなります。また、台風や突風によって屋根材の一部が飛散するといった事が起り、
この様な破損は雨漏りに発展してしまいます。
サビの発生
金属屋根に施されている塗装が劣化すると、劣化箇所からサビが広がっていく事があります。一般的にサビといえば、赤茶色をした赤錆を思い浮かぶ方も多いと思います。この赤錆は、非常に脆い錆で、風雨に晒される事で崩れる事も多いです。
腐食の進行が早く、建物への深刻な損壊に繋がる非常な危険なサビの為、特に注意が必要です。
まとめ

屋根材には、『瓦・スレート・金属
屋根は一度施工したら終わりでなく
突然の雨漏りで焦らない様に、屋根材の特徴を把握し、どの様な劣化原因が発生するのかを知っておく事も大切です。
ぜひ、8月8日=屋根を点検する日として、記念日の1日に追加してみませんか!
』
など、様々な種類が存在しています。選択する屋根材によって、破損箇所やメンテナンスも異なります。屋根は一度施工したら終わりでなく
、定期的にメンテナンスを行い、屋根材の機能を十分に発揮させなければいけません。突然の雨漏りで焦らない様に、屋根材の特徴を把握し、どの様な劣化原因が発生するのかを知っておく事も大切です。
ぜひ、8月8日=屋根を点検する日として、記念日の1日に追加してみませんか!